本当の原因が判った 2025年 5月29日(木)
四月に直したはずの21MHzのアンテナだが、また突然ダメに成ってしまった。
でも実際に直したのはアンテナでは無くて SWR計だが、やっぱり本当にダメな原因は違うところに有った。
受信は出来るが送信するとパワーが入らない、SWRを計ると全くダメでアンテナに成って無い、SWR計を外して無線機に直につないでもダメだ、他のアンテナは大丈夫なので21MHzのアンテナだけ悪い。
何度か抜きさししても良くならない、本当にアンテナ系のどこかがダメに成ったようだ。
ダメになるところといっても、同軸ケーブル、バラン、アンテナエレメントしかない。
同軸ケーブルが切れる事は無い、シャック内で出来ることといえばコネクターの半田付が悪くて接触不良に成っているくらいしか考えられないので、コネクターを切って交換してみたが、半田付は完璧で問題無かった。
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このバランかコネクターがダメなのか |
後はバランが断線したか、コネクターの半田不良くらいしか考えられない、結局パンザに登ってコネクターを外してみる、コネクターはプチブルゴムを巻いておいたので水の侵入も無く綺麗なものだ。
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コネクターは問題なさそう |
バランを取り外し導通を確認する、一般的なバランの回路図を参考にテスターで調べると右側の端子の導通が無い。
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断線している |
厳しい環境に置かれ長い年月経っているとはいえ、太い銅線が巻かれて接続されているはずなので、切れてしまうなんて COMET は品質が悪いですね。
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コネクターで同軸と接続する |
バランは新しいのを手配するとして、とりあえずコネクターを作ってアンテナに接続、本当にバランが悪いのか確認する事に。
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半田付が取れてしまった |
アンテナと接続してネジを締めたら半田が取れてしまった、固い単線を使ったので無理やり曲げたら弱い半田付のところが折れてしまった、しかも二回も。
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より線の柔らかい線に交換する |
リード線を、より線の柔らかい線に交換し再度取り付けると、今度は大丈夫だ。
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防水処理をして |
二回で済むところを、結局四回もパンザに登ってしまった、直したアンテナを計ってみるとちゃんと直っていた。
試しに FT8 で運用、今日はあまりコンディションが良くなくインドネシア、オーストラリア、韓国と交信出来た、国内は QSBが多いが熊本県とSSBで交信する。
バランは入れた方が良いので注文しなくては、バランが来たらまたパンザに登らなくては😔😔😔😔😔
6月2日追記
最近バランなんてあまり売ってない、結局アマゾンでポチリとする、DIAMOND製で4千円ちょっとでした。
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配達された DIAMOND ANTENNA の広帯域バラン |
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壊れたバラン、亀裂が入っている |
壊れてしまったバラン、長年の使用でモールドに亀裂が入ってしまった、寿命ですね。
今日またパンザに登って、コネクターを外してバランと入れ変える、ついでに同軸ケーブルの取り回しも直す、今日は一度登っただけで上手く工事をする事が出来ました。
これで安心して 21MHz を楽しむことが出来そうだ。( ^)o(^ )
2025年 5月 foxtrot