Windows11 にあわせてノートパソコンを買ってみました 2025年 8月18日



 Windows10のサポートが10月で切れるらしい、Windows11にUpdateにするように警告が出るが、今のパソコンではWindows11を実行するための最小システム要件を満たしていないようだ。


 調べるとTPM2.0という要件がネックに成っているようだ、BIOSを出して見るが、それらしい項目が無い、そもそも今のパソコンを組んだのは2012年2月で、それも値段のこなれた部品を集めて安く組上げた、CPUは第2世代だ、この頃のマザーボードにTPMというセキュリティーチップなど乗って無い。


 パソコンは長く使っているが部品が壊れても簡単に交換できるので、多少遅くなった気がするが、問題無く使えている。


 でも13年も使っているので、丁度良い機会なのでそろそろ交換しようかと思う、まずはノートパソコンを、新しくしてWindows11の操作に慣れようとノートパソコンを探すことに。


 今使っている ThinkPadX230 は 2018年5月にオークションで購入 13年くらい前に発売された物で CPUは i5だが第2世代の機械で、いまでは遅くて画面が狭い (1366×768)、でも問題なく使えている。


 私は年金生活者でお金はないし、パソコンで大したことはしてないので、高価な新品など買えるはずもないし、買う気もない、という事で Amazon で中古品を探す。


 欲しいのは ThinkPad かビジネス向けで丈夫で評判の良い Let's note が使ってみたいと思っていた。


 ThinkPad はあまり品物がなく、Let's note の小型のモデルが出ていた Windows11 を動かすのには CPU が第8世代以降のものが良いらしい、最近光学ドライブはあまり使わないし、USB の外付の光学ドライブが有るので光学ドライブが付いて無くて、小さい物が良い CF-SV8 というモデルが 3万円弱で出ていたので、買ってみた。



企業向けのパソコンのリース切れの再生品のようだ、電源を入れたらバッテリーの残量を出す
為の補正のソフトが起動する、キーボードが綺麗なのであまり使われて無かったのかもしれない

 品物が着いてみると ThinkPad より小さい画面は 12.1inch だが解像度が 1920×1200 という事で今使っているディスクトップの 1920×1080 より高解像度だ、その分字が小さくて年寄りには見ずらいが、やっぱり解像度が高いのは良いですね、ちなみに前のは 1366×768 で情報量がだいぶ違います。


 Let's note はモバイルノートというジャンルで、丈夫だという事だが軽い、1kg程度で、時代が違うが ThinkPad はずっしりと重く感じて、かえって頼もしいが。


 中古パソコンは本体と ACアダプターしかないので、型番を調べて、まずはメーカーのサイトから説明書をダウンロードする、取扱説明書 基本ガイド、活用ガイドなど、操作マニュアルはホームぺージを見るように成っているので URL をコピーする。


 ここで Panasonic と lenovo の違いが、ThinkPad は分解の仕方や部品のコードなどが詳細に書かれた取扱説明書が有り、部品もコードを指定することで購入できるが Let's note にはそのような説明書は無い、 Let's note に限らず他のメーカーも同じようなもので ThinkPad だけが特別で、作りも違うような気がする、ハードディスクのスロットが側面に付いていてネジ一本で交換できるし、メモリーも、裏に蓋が有って簡単にアクセスできる、熱狂的なファンが居るのもうなずける。


 ここで一つ問題が、中古品で Windows11 に Update されているので、SSD にリカバリーエリアが無くリカバリーディスクが作れない、取扱説明書には、まずリカバリーディスクを作りなさいと有るが、説明書どうりには出来ない、中古品なので壊れたら素直に諦めなさいという事だろうと思うが、SSD を交換、再インストールすることも出来ない。


 私としてはリカバリーだけしてあって、リカバリーエリアが有り、リカバリーディスクを作ってから Windows10 から Windows11 に Update すれば良いだけなのでその方が良いのだが、中古品を売る目玉が Windows11 の機械なので仕方がない、すぐに SSD が壊れる事も無いだろうから、おいおいリカバリーディスクを探してみよう。


 どんな作りか見たいので、裏蓋を取ってみる、厚みのわりに部品が少なくフレキシブル基板ばかりで、隙間が多く風通しは良さそうだ、システムボードを外すと元に戻らなくなりそうなので SSD のみ外してみました。


システムボードはほぼ左半分の大きさ、樹脂のシートで覆われていて基板は見えない

 下の方、左右に有る丸いのはスピーカ、間の広い部分にバッテリーが付く、この機種はバッテリーが外付で交換できる、右の方には SIMカードのソケットが有って SIMカードを刺せば直接インターネット接続できる。


SSD は M.2 タイプで 2.5inch ベイは無く、もはや HDD 付けられない

 システムボードの中心部分に CPUが付きヒートパイプで左のヒートシンクに熱を運んでファンで外に排出している、RAMは見当たらないので表側に着いているのかも、キーボードの外し方も判らない。


SSD はSamsung 製の MZNLH256HAJD SATA600 256GB

 CrystalDiskinfoで SSD の健康状態を調べると電源投入回数 793回使用時間 4067時間で正常と出た、バッテリーも充電すると十分使えそうだ。


 CPUはi5-8365U 1.6G 4コア8スレドで、OSは Windows11 Pro


 Windows11の使い方もだいぶ解って来たので無線関係のソフトをインストールしてみる。


後ろの無線機をコントロールして、FT8が出来るようになった

 無線機と USBケーブルで繋ぐためドライバーをインストールしてから WSJT-Xというソフトを入れる、ちやんとインストール出来ると、パソコンから無線機をコントロールが出来るようになるのだが、シリアルポートの番号が前のパソコンと違ったりでなかなか一筋縄で行かず、結局一日掛かってしまった。


 まだ気に入らないところが有るがおいおい調整していこう。


2025年 8月 foxtrot