430MHz で長野県諏訪郡原村とつながる 2024年 9月13日

 9月 4日入笠山に行ったとき、帰りに諏訪郡原村の八ヶ岳西麓広域農道を通った、良い道で途中に八ヶ岳の登山口となる美濃戸へ向かう道が有って、今度八ヶ岳へ登るときはこちらに来れば良いのだと思い印象に残った場所だ。


蓼科山から見た八ヶ岳(左)と原村方面(右)

 今日シャックで 430MHzを聞いていると原村から CQ を出している局がいた、原村は八ヶ岳西麓なので玉村町からは完全に八ヶ岳の陰に成るのが解っていたので、良く電波が飛んで来るものだと思いすぐに呼んでみると、平日なのに混信も無く取ってもらえた。


 原村の局長さんは標高が1040mくらいのところだと言うが、レポートは 56-53 だった。


 話の途中で私の方に電話が入ってしまい交信を辞めてしまったので、詳しい場所や、使われているアンテナなど知りたかったが聞けなかった、カードも発行していないというので今後も解らない。


 玉村町の標高は70mくらいで私のアンテナは地上高12m、せいぜい標高82mくらいしかない、アンテナは麦草峠の方を向いていた、麦草峠の標高は2130mで、八ヶ岳連峰の稜線では一番低いはずなので、電波はここを越えて行って、1040mの標高の原村に届いたのがだろうか。



割引岳から巻機山方面

 9月 5日には山と無線のMLのメンバーの K さんが巻機山に登られているときに交信していただいた、双方 59-59 で、巻機山は1967mで途中に遮るような山など無いので当然と言えば当然だ。



 8月21日には佐渡島と交信出来た、長い事無線運用を続けているが玉村町から佐渡島につながったのは初めてだった、佐渡市の局長さんは大佐渡スカイラインの標高800mくらいの所から車で移動運用されていて 58-59 だった、地形図上のそれらしい場所を見つけて私の家から線を引いてみた。


赤の点線が電波が通ったと思われる経路

 谷川連峰の主脈の稜線の関越トンネル付近1680mくらい、阿能川岳1611mの上も通っている。



 佐渡市 800m - 谷川連峰 1680m - 阿能川岳1611m - 玉村町 82m 430MHzの電波でも結構回析するようだ。



 こうして地形図で調べると、私の住む玉村町は、関東平野の奥の方なので、開けているのは60度から180度くらいまでの120度の間で、残りの240度は山に囲まれていて430MHzの電波ではなかなか飛ばないのが解る。


 でも山を越えて回析して飛んでいくところも有るので、このあたりが面白く、興味の尽きない所ですね。



2024年 9月 foxtrot