FT-8 の免許の申請はUSBケーブル一本でパソコンとつなげられるので IC-9700 だった、一番最初に交信したのは 2m で、2エリア岐阜県海津市でした。
2m で初交信、岐阜県海津市から来たカード |
私の設備、2m は 50w だが地上高が 13m の GPアンテナしかない、CWは解らないが SSB で岐阜県はとても交信出来る距離ではないと思いす、相手局の設備は 12エレの4パラ、地上高21mのアンテナで50wという事で相手局の設備に助けられての交信ですね、でも -18dB のレポートなのでアンテナはこちらを向いてなかったのかもしれません。
初めのうちはつながることが嬉しくて何処まで飛んでいるかなんてあまり考えなかったが、ログを調べてみるとずいぶんと遠くまで飛んでいる、次の遠方の局は7エリア、秋田県大仙市だった。
秋田県大仙市から来たカード |
地上高12mの11エレスタック50wで+3dBした。
という事ですが、FT-8 では交信で得られるデーターが相手局のコールサインとシグナル強度、グリッドロケーターが解ることもあるがそれだけなので、カードが来ないと本当にその住所とつながったかどうかは、話すことで情報を得られないので確認ができません。
交信の相手局が HAMLOG のユーザーリストに入っていれば住所はすぐに解ります、例えば4エリアのコールの局でも1エリアに居る局だっています、HAMLOG で住所が解ればこの局と交信しても4エリアの局と交信したことにはならないというのはすぐに判ります。
ある意味、HAMLOG のユーザーに成る事、HAMLOGE-Mail QSL のメンバーに成るのは重要です、JARLビューロが一年も掛かるので、hQSLで交信後すぐにカードがもらえるのは必要な事のような気がします。
7エリア岩手県奥州市から来たカード、14エレ4パラ2段 23mH 50w 何と+13dB |
9エリア福井県大野市から来たカード、こちらはeQSL なので細かいデーターは解りません -15dB |
9エリア石川県白山市、こちらは地上高20mH GPでした -13dB |
IC-9700 で FT-8 を始めた後 IC-7300 でも免許が下りたのでHFのFT-8 を始めて、ヨーロッパやアメリカなど海外の局との交信が多く成って来ました、言葉の障壁が無いFT-8 だと海外とでも気兼ねなく交信出来ます。
HFや6mでも国内は簡単に繋がってしまいますが、会話のできないFT-8 ではただつながるだけなので、あまり面白くありません。
最近に成って FM や SSB ではまずつながらない VHF や UHF の周波数帯でどこまで飛んでいるのかちょっと興味がわいてきました。
2mはアンテナが大きいので降ろしてしまったが、今でも上げてあればもっと遠くの局と繋がることが出来た気がしますが、いまさらまた大きなアンテナを上げる気力も体力有りません、だとすれば430MHzの方がましなアンテナなのでどこまで飛んでいるか調べてみました。
0,1,2,3エリアはそこそこ交信出来ている、7,9エリアも交信した覚えがある、こうなると4.5.6.8エリアが交信出来れば、ちょっと嬉しい、いや大変うれしいような気がする。
● 430MHzで2エリアとの交信
愛知県一宮市 | 三重県津市、何とパラボラアンテナを使ってました |
愛知県大府市 GP 8mH 50w -18dB | 愛知県安城市 7段GP 2mH +10dB |
この他にも幾つか交信出来ました。
● 次は3エリア
兵庫県淡路市 27エレ×2 22mH 50w -18dB | 兵庫県神戸市 25エレ×2 23mH -16dB |
滋賀県東近江市 16段コリニア 3mH 20W | 滋賀県粟東市 |
● 次は4エリアですが
流石になかなか繋がりません。
岡山県小田郡矢掛町 16エレ×2 6mH 50w -17dB 距離が530kmくらい有りました |
鳥取県鳥取市 25エレ×2 -13dB 450kmくらい有りました |
● 7エリアは
広く比較的近い所もあるのでそれほど難しくありません。
岩手県奥州市 18エレ×2 16mH 50w -13dB | 福島県耶麻郡 アンテナは解りませんが+15dBでした |
● 9エリアは
高い山が有るのでFMでもつながった事が有りますが、FT-8 だと普通の街から繋がります。
石川県小松市 -18dB |
● 6エリアとつながる
5、6、8 エリアは、なかなかつながらないだろうと思っていたら、6月30日の日曜日6エリアのコールが見えた、呼んでみるとあっけなくつながってしまった、430DX通信実験とかで移動運用していて最終日だったようです。
大分県中津市 25エレ2列2段 6mH -15dB 780kmくらい有りました |
現在の設備で、430MHzで九州以南との交信はとても無理だろうと思っていたが意外と簡単につながってしまった、後は5エリアと8エリアだ、6月30日に6エリアとつながってから5エリアにつながらないかとアンテナを向けて見ていたが、5エリアはなかなかつがらなかった、8月3日土曜日の夕方5エリアの移動局のコールサインが見えたので呼んでみると何とかつがりました。
香川県小豆郡小豆島町 10エレ×2 15mH 50w -13dB 小豆島は 5エリアで一番近い所ですね |
● 8エリアは
後は8エリア、たまに8エリアと交信している局が見えるので、アンテナを向けていれば何とか成るような気がするが、楽しみですね。
● 番外編
2mでは昨年、中国とつながっています eQSL でカードも来てます、Eスポなんでしょうか、カードは来ませんがロシア RN0JJ という局ともつながっています、もちろん Asiatic Russia です +0dB でした。
2mで中国とつながったときのカード +04dB | 入力に不備が有るが中国から来たカード -02dB |
国内では4エリア岡山県倉敷市とつながりました、相手側のアンテナのおかげですが。
2mで岡山県倉敷市とつながる 12エレ2列2段 9mH 50w -12dB |
1200MHzでも遠くの局とつながりました、430MHzで三重県津市でつながった局で、三重県名張市に移動していました。
1200MHzで三重県名張市とつながりました 33エレループヤギ ×2 1w -16dB |
FT-8では遠くの局とつがりますが、皆さんすごいアンテナ凄い設備で出ています、無線に対する志が違いますね。
1エリア
東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県、栃木県、群馬県、山梨県
2エリア
愛知県、静岡県、岐阜県、三重県
3エリア
大阪府、京都府、兵庫県、奈良県、和歌山県、滋賀県
4エリア
広島県、岡山県、山口県、鳥取県、島根県
5エリア
香川県、徳島県、高知県、愛媛県
6エリア
福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、鹿児島県、宮崎県、大分県、沖縄県
7エリア
青森県、秋田県、岩手県、宮城県、福島県、山形県
8エリア
北海道
9エリア
富山県、石川県、福井県
0エリア
新潟県、長野県
● その後
8月 7日からアンテナを10度くらい、北海道の方に向けて430MHzを聞いて(見ていました)FT-8の変調が聞こえ無いときは144MHzに変えたりしながら見ていました。
今はオリンピックが酣、テレビを見ながら WSJT-X の画面を見ていると、8月 9日、CQ JL8GFB PN92 が見えたので呼んでみるとつながりました、His -13 My -19 で無事 73 が帰って来ました。
残念ながら HAMLOG、HAMLOG E-mail のユーザーに入っていないのでカードはすぐに交換できませんが、NETで調べたらJP3VRR/JL8GFB Blog というのが有って、北海道久遠(くどう)郡せたな町と奥尻郡奥尻島に別荘が有ってそのどちらかから出ているようでした。
430MHz 12mH 15×2 50wで AJD が出来てしまうんですね、UHF は元々ノイズが少ないのでちょっとレポートが悪いとなかなか交信に至らないことが有るようですが。
こんなアンテナで AJD が出来る |
引き続き、8、5、6 エリア見てみようと思います。
2024年 8月 foxtrot