アンテナを直す 2019年11月 2日
だいぶ前からカラスにやられたのか、先をちょっと上を向けて
    ある430MHz用の八木アンテナの片方だけ下がってしまった。
この程度では受信、送信ともアンテナの性能はあまり変わらないとは
    思うが、なんか気に入らない。
パンザに登るのに、夏は暑すぎてダメ、冬は風が吹くのでダメで、
    丁度今の時期が風さえ吹かなければ一番良い。
土曜日、山に誘われていたが、この際アンテナを直そうと、
    丁重にお断りして、アンテナの工事をする。
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| ずれてしまった八木アンテナ | 
久しぶりにパンザに登ってアンテナを直す、ケーブルを留めてあるビニール
    テープも風で剥がれてしまったのもあるので、ついでに直しておく。
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| 直ったアンテナ | 
それともうひとつ、GPアンテナを上げることにする、アンテナやステー、同軸ケー
    ブルなど、全て用意してある、というより、以前上げていたものなので
    工事さえすればよいのだが面倒で延び延びになっていた。
これが意外と面倒で時間が掛かる、手順をいろいろ考えて、なかなか
    上手く上げる事が出来た。
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| 上手く上げる事が出来た | 
工事が終わってシャックに入り、アンテナの特性を調べる、430MHz帯はばっちりだが、
144MHz帯はアンテナに成っていない、古いアンテナなので壊れてしまったのだろうか。
調べてみたら、144MHz帯はダメで当然、上げたアンテナは430MHzのアンテナで、
    使おうと思っていたのと違うアンテナを上げてしまっていた。
連休は良い天気が続きそうなのでまた工事をしよう。
11月 3日
天気は曇りだが工事をするのに問題ないのでアンテナの交換をすることにした。
    その前に今度こそ失敗しないよう、アンテナとして使えるかSWRを
    計ってみる、なにせ年代物のアンテナなので。
庭にアンテナを立てて無線機、SWR計、バッテリーを持ち出し測定する。
このGPアンテナは50MHz・144MHz・430MHzの3バンドアンテナなのだが、
    50MHz帯が壊れている、分解してみたところ、コイルや、アンテナのエレメント、
    半田などは問題なかった、セラミックのコンデンサーが使われていたので、
    たぶんこれが壊れていると思われる。
容量さえ解れば、交換して修理できるのだが、見た限りでは容量が解らない。
アンテナを上げる前にまた測定してみたがやはりSWRが4~5くらい
    有ってラジアルの長さを調整したぐらいでは送信出来そうに無い。
144MHz帯と430MHz帯はSWRが1.5以下で十分使えるようだ。
50MHz帯は諦めるとしてアンテナは使えるので交換する。
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| 交換したアンテナ | 
こちらの方が長いので21MHz帯のロータリーダイポールの向きによっては干渉が心配だ。
高いところに登ったので写真を撮る
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| うっすらと見えるのは浅間隠山 | 
明日も晴れそうだ
2019年11月 foxtrot

