50MHzのアンテナを交換する 2019年 4月21日
6m(50MHz帯)のアンテナ 4エレメントHB9CV が調子悪くなってしまった、交信している分には特に解らないのだが SWR を測ると 2 を越えてしまう。
上に取り付けてある4エレメントのアンテナ |
通常 SWR は 1.5 以下なら問題ないが、それを越えてしまうと反射波が増えて無線機がダメージを受ける、最悪ファイナルが壊れてしまう。
アンテナは調整をすれば直るような気もするが、それには一度下に降ろさないといけない。
6mのアンテナはGPアンテナの下ほぼ一番上に上げてあるので、下ろすとなると430MHzのヤギアンテナを下して場所を開けてからでないと下せそうもない。
このアンテナは、 コメットの4エレHB9CVを改造したもので、元々移動用のアンテナで非常に軽く出来ている、軽いのは良いがその分強度が無く、小鳥くらいなら大丈夫だがカラスが止まるとエレメントのパイプが簡単に曲がってしまう。
安いからといって移動用のアンテナを固定で使うのには無理がある、そこでエレメントのパイプを太いものに交換して使っていたが、改造の仕方が悪く耐久性が無かった。
ブームのパイプも太く、強度も有りそうだ。 |
とはいえ 6m は出たいのでダイヤモンドの 2エレHB9CV を購入した、こちらは移動用にも使えるが、固定での使用にも耐えられそうだ。
風も無く天気も暑くもなく寒くも無くてアンテナを上げ日よりだ、まずは4エレのアンテナを下す、ブームが途中で繋いで有るので、ここを分解して半分ずつにしたら430MHzのヤギアンテナを下さなくてもアンテナを下す事が出来た。
4エレのアンテナを下す。 |
新しいアンテナは上で組み立てることにする。
マッチングエレメントをブームに取り付けて準備完了。 |
小さいアンテナの工事は簡単だ、ブームをポールに固定してエレメントを組み立てる、同軸ケーブルをつないでから、パンザを下りて SWR を測定すると使用帯域で 1.2位 でなかなか優秀だ、コネクターの防水処理とアンテナの向きを合わせて、アンテナ工事を完了する。
組みあがったアンテナ、6mのEスポシーズンに間に合った。 |
コンディションが上がって来る時期に間に合わせる事が出来た、21MHz帯のダイポールは低い方に同調しているので、連休にでも調整しよう。
外したアンテナを分解する。 |
外したアンテナを分解する、ショートバーの締め付けが緩くなっていたので、接触不良かもしれない、たかが4エレメントなのにこれだけの部品点数、市販の部品を組み合わせて自作するのは効率が悪いですね。
2019年 4月 foxtrot