散歩していて 2016年 3月19日
散歩していて大きなアンテナに遭遇すると、無線家としては、何のアンテナだろう、周波数はどのあたりを使っているのだろうか、とか電波の形式は何だろうなんて気になってしまう。
354バイパスの端にあるこの大きなアンテナは、携帯電話の基地局らしい、地上高は30mくらいはありそうだ。
ここを通るたびに見上げてしまうが、どこのアンテナだろうかと、ふと思いついて、施設を詳細に観察してみた。
地上高は30m以上かな? | 雷対策のアースですね、設置抵抗は1.2Ω |
金網に囲まれた施設には入ってはいけませんと大きく書かれているだけで何処のものか表示がない、施設の周りをまわって観察するとアースの表示がある、これだけ高いと雷も頻繁に落ちそうだ。
さらに観察すると物置のような蓄電池施設の下のほうに「ソフトバンクモバイル株式会社」と書いてある、この黒いアンテナはソフトバンクのアンテナらしい、地上にある物置のような施設は蓄電池施設で停電に備えているようだ。
ソフトバンクモバイル株式会社の表示 | 近くに同じくらいの高さのアンテナが2本ある |
この近くにはあと2本同じくらいの高さのアンテナがある、とするとNTTとKDDIか、思い立ったら吉日行ってみることにする。
NTTのアンテナ |
左の、某土建屋さんの土地に建てられたアンテナは思ったとおりNTTの基地局のアンテナだった、NTTのアンテナはてっぺんにパラボラアンテナが付けられていて、衛星とも交信しているようだ、右の鉄骨のようなアンテナはやはりKDDIのアンテナだった、三者三様形が違って面白い、このアンテナで町の携帯電話をカバーしようとすると、効率の良い場所を探すので同じようなところにアンテナが集まってしまったようだ。
KDDIのアンテナ | KDDI株式会社と書かれている |
帰る途中にもう一本電柱と同じくらいの低いアンテナがある、こちらにはウィルコムと書かれている、このアンテナは私の家の近くにも一本ある、こちらの方が高さが低いぶん電波の飛ぶ範囲が狭くなるので、限られた電波の周波数の有効利用には向いているのでは。
高さの低いウィルコムのアンテナ |
次の日今度は同じく354バイパスを伊勢崎方面に歩いていくと交通量を調べる施設がある、よく見るとソーラーパネルとヘリカルのアンテナが見える、近くの監視所に電波でデーターを送っているようだ、こんなところにも電波が使われている、夜や曇りの日は止まっている?
交通量計測の施設、ソーラーパネルとヘリカルアンテナが見える |
2016年 3月 foxtrot