偶然 伊勢玉大橋 の現場見学会に行く 2015年2月21日
2月21日 天気が良いので散歩に行く事にする、利根川に架かる伊勢玉大橋の四車線化の工事が進んでいてもうすぐ橋桁がつながりそうなので、サイクリング道路を伊勢崎方面に行ってみる、橋の近くに行くと何やら人が沢山集まっていた。
工事現場に人が沢山いる |
工事現場に下りる所に行くと案内の人が「現場見学会をしているのでどうぞ見て行ってください」と言う。
集まって話を聞いている |
2年くらい前にも見学会が有ったが、仕事の都合で行けなかった、めったに見られる事のない現場なので、もちろん行ってみる事にする、ヘルメットを貸してもらい工事現場に下りると、見学会は始まっていて現場の責任者からひとくさりあった後のようだ。
記念写真を撮られる |
記念写真を撮るから集まってくれと言われ、写真を撮られる側にまわる。
この後分かれてネジを締める体験や安全帯にぶら下がる体験などがある、一番人気は高所作業車に乗る事だそうで、私も高所作業車に乗る所に行く。
高所作業車試乗体験 | これに乗る |
積載荷重は1トンだが、お客さんの定員は8名で3回目に乗る事が出来た。
これで最高20mの高さ | 待っている間にも550tクレーンは休みなく動いている |
順番が来たので安全帯を貸してもらい乗り込む、オペレータの横に乗り操舵系の話を聞く。
旋回や伸縮などスイッチが並ぶ | 上から見るとなかなか迫力がある |
お客さんが乗り込むと動き始める、今日は風も無く良い天気だが、バケットが高く成ると少し揺れる、アンテナの工事をするときにこんな機械があれば最高なのだが。
23日には繋がるようだ | 550tクレーンは迫力がある |
高所作業車の次はボルトの締付を体験してみた、このボルトは優れもので専用の締付け機で締め付けるが、ボルトとナットを反対方向に回して締め付けるとボルトの先端が折れて既定のトルクで締め付けが完了するように出来ている。
値段を聞いてみたら良く解らないらしく20円とか40円とか言っていたが、ボルトとナットの値段を聞いたつもりだったが一本締め付ける工賃の見積もりかも?。
ネットで調べたらボルトとナットのセットで\129〜とか45個入りが一箱\12000くらいと出ていた、ちなみに締付けレンチは25万くらいするようだ。
レンチは中で同軸に反対まわりをするので、反動は全くなく、締め付けを終わった後レバーを引くと折れた先端が飛び出してきた。
ボルト締付体験 | 記念に一本もらってきた |
昔、橋などはリベットで留めていた、真っ赤に焼いたリベットを専用のハンマーでたたくのでものすごい音がしたが今はそんな事は全くしないようである。
安全帯の着用体験 |
安全帯はパンザに登るときに使っているのでパス、橋についての説明を聞きに行く、設計荷重は25tのトラックが繋がって橋の上に並んでも大丈夫なような強度だそうだ、大変なのは温度変化による伸び縮みで200くらいという言葉がチョロッと出た、200とは200mm 20cm だろうか、23日には最後のブロックを入れて橋桁が繋がるそうだが、200mmも狂ったら大変だ、ネジはM22でワッシャーの穴径は23.5だ、一桁も寸法が狂ったらどうやって合わせるのか。
今思えばこんな質問を用意しておけば大変興味ある回答が得られたような気がする。
この前で質疑応答があった |
ちょっと思いつくのは長めに作っておいて、現場で長さを測って切りつめて、穴も現場で開けるか、今は冬で橋桁のブロックも縮んでいるので伸び縮みを合わせるつなぎの部分を広めに取って組んで行けば寸法が合う、こんなところか。
現場の人にお礼を言って散歩の続きに行く。
東部スポーツ広場を歩いていたら、前橋のJO1I** Kさんが赤城山から強力な電波を出していたので呼んでみたら取ってもらえ、交信してもらう事が出来た。
2015年2月 foxtrot