「WE WISH」を聞く?


 10月に、6mのアンテナを上げたが、6mのアンテナはHFのダイポールアンテナと相性が悪く、お互いに影響を受けてしまい特性が悪くなってしまった。


 いろいろ試行錯誤をしたが、どうしても上手くいかないので、HFのダイポールを下ろすことにした。


 HFのアンテナに使っていた同軸ケーブルが一本余ったので、430MHzの八木アンテナを上に向けて設置してみた。


430MHzの8エレメントヤギアンテナ

 本来衛星の電波を受信するのには、衛星の軌道を調べて衛星が通る方向にアンテナの方向を合わせて追尾しないときちんと受信出来ないが、たまたまアンテナを上げた方向の近くを衛星が通れば何かしら受信出来ると思ってアンテナを設置したみた訳である。


 このアンテナで437.505MHzをCWモードで聞いていると、時々変調が入る。



 この変調が10月4日に国際宇宙ステーションから放出された「We Wish」のものかどうか定かでは無いが聞いた感じでは、衛星から出ているデーターの信号のようにも感じる、音が低くなって行くのは衛星が遠ざかっていく時のドップラーシフトかな。


 「WE WISH」は放出直後は正常に動いていたようだが、10月18日には電波が止まってしまったらしく、復旧させて電波は出るようになったが、信号の内容はめちゃくちゃで ID さえ定まって無いと噂に聞いた。


 衛星からの電波を復調出来るソフトを探してきてパソコンで復調してみれば、どんなデーターなのかは調べられるがいろいろと大変そうなので、何かしら信号が受信出来たので良しとしよう。


 8エレの八木アンテナは10月に下ろしたHFのダイポールアンテナを改造して 29MHz の固定のダイポールにして上げてみようか。