「WE WISH」説明と受信施設見学会に行ってきました。


 アマチュア無線のクラブで「人工衛星」をあげる、そんな事が本当に出来てしまうんですね。


 最近、大学で作った衛星を国際宇宙ステーションから放出するというのをニュースで見ましたが、これと同じミッションのようです。


 小型衛星「WE WISH」は昨日7月27日に、国際宇宙ステーションに到着して、9月の放出を待っているところです。


 詳しくはこちらのホームページに載っています。


 https://sites.google.com/site/jq1ziijq1zij/


 受信施設とアンテナを見学させて頂きました。


 無線機、パソコン、ローテーターのコントローラー、電源がパソコンデスクに乗っているだけというシンプルなものでした。


受信施設
受信施設

 衛星には赤外線カメラが搭載されていて、地表の温度分布を、SSTV で送って来るので、この受信施設で受信出来ればミッションは成功です。


 難しいところは、衛星を放出後、太陽電池パネルの展開と、アンテナの伸展で、衛星の姿勢が上手く地表に向いてくれることです。


仰角ローテーターの付いたアンテナ
仰角ローテーターの付いたアンテナ

 屋上に上がってアンテナを見学させていただきました、仰角も同時に動くところは壮観ですが、アンテナが重いのでかなり揺れてしまうので、自動追尾も難しい物だと思いました。


 ミッションの成功をお祈りいたします。

 「WE WISH」が上手く機能するようでしたら、私も何とか受信してみたいと思います。