御荷鉾の山で遊ぶ 2025年11月10日(月)


 
雨降山(アメフリヤマ)
標高 1013m
藤岡市・神流町
SOTA JA/GM-093
  雨降山山頂、北側は紅葉が綺麗

● 紅葉を見に

 御荷鉾の山は普段散歩している国道354線からもよく見える、何度か行っているが、雨降山は29年前の 1996年に一度行ったきりだ、山頂は樹林帯で展望は無かったようだが、紅葉の時期なので行ってみる事に。


 国道462号線を行くと神流湖の水が少ない、御荷鉾スーパー林道に登り、雨降山の山頂から西に続く尾根の登山道を登ろうと御荷鉾林道のカーブのところに車を止める、ここから北に通行止めの林道が有る。


通行止めの林道のところに止める 作業道が有るので行ってみる

 支度をして林道を歩き始めるがプリントしてきた地図はザックの中、ここは圏外でスマホの Geographica はキャッシュが効いてなく詳細な地図が出てこない、尾根への取りつきが解らないが、作業道が有るので行ってみる、結果として良かったのか悪かったのか。


作業道は歩きやすい 稜線に乗ると紅葉が綺麗

 ここは作業道が無数にあり登っていくと、道が無くなってしまうがすぐ上にもある、ブルでサッと搔いたような道で歩きやすいが、上の道に行くのは急で面倒だ、東の方には南からの登山道が有るはずなので作業道を行くがやはり途中で無くなってしまう。


 左の上に尾根が見えているので、作業道は諦めて直登し稜線に登る、でもこの稜線は結構急だ。


 稜線は急だが北側は広葉樹の自然林で紅葉が綺麗だ、登って行くと以外にも登山者が下って来る、紅葉目当てで来たようだ、しばらくお話しして、ホームページの宣伝に名刺など渡してしまった。


 そこから一登りで雨降山の山頂に立つ、早速アンテナをセットしてCQを出すと茨城龍ヶ崎市と東京武蔵村山市の局が応答してくれたが、その後ダントラの混信が出てきて交信できない。


 この山頂は樹林帯で展望はよくないが、ロケーションは良いようで電波はよく飛ぶようだ、チャンネルを廻すと、高ボッチに登っているソーターアクチベーターの「なでしこ」さんが CQを出していたので交信していただきました。


 アンテナを北に向けて交信しましたが、南に戻しても59フルスケールなので、ロケーションは良さそうです。


● 雨降山

雨降山の三角点 今日は自作4エレ八木アンテナ

 下りは稜線を西にたどると結構急だが、紅葉が良い。


紅葉が綺麗

 

東御荷鉾山

いいですね

NHKの法久中継所のようです ここから林道に降りる

 すぐ下にも作業道が有る、むかし来たときは何処を登ったのか全く解りませんでした。


● 記録


 林道の駐車した場所 10:23 -(0:30)- 10:53 登山道に乗る -(0:05)- 10:58 登山者と会う 11:17 -(0:07)-


 11:24 雨降山山頂 12:09 -(0:28)- 12:37 駐車した場所


 カシミール3Dで作る、登り赤、下り青、登りだしの記録が上手く取れなかった


● 次は

 車に戻って、御荷鉾林道を西に進む、次は何処に登ろうかと山と高原地図を見ながら進むが来たのが遅かったので時間がかかる山は無理そう、東御荷鉾山の南に小さいが山のピークが見える、愛宕山985mのようだ、スーパー林道の居る場所が960mくらいなので標高差は20mくらいしか無い。


 誰かが登ったのを聞いた事が有るような気がするが、距離は短そうなので、T字路の東の広場に車を止めて行ってみる事にする。



 
愛宕山(アタゴヤマ)
標高 985m
多野郡神流町
  御荷鉾林道から見える愛宕山

広い所に車を止める 道路の左から尾根に入る

 山村境界と書かれた赤い杭が有って目印になる、人が歩いたような気配が有り、5分くらいでピークになるが、その後は激下り。



先は激下り

紅葉の先にピークが見えるが 登って行くと

岩壁が見え、ここは行けそうも無い

 左の斜面にトラロープが有る、あまり新しくはなさそうだが使えそうなので先に行く、左は下の見えない谷に成っていて緊張する。


● なかなか険しい

左の斜面にトラロープ

ロープを頼りに進むと

 ロープの場所が悪く、くぐるとザックが引っ掛かって、思わず悪態が出てしまう。


紅葉は綺麗だが

 少し離れて紅葉の有る岩の塔があるが下は見えない。


緊張の斜面は続く 西側の展望が開ける

 ロープが終わっても枯葉の積る斜面が続き、ストックで枯葉を除けながら、木の枝をつかみながら登ると、正面に岩峰が有る。


叶山と大ナゲシでしょうか

紅葉の尾根を行く 赤いのも在りました

 正面は切れ落ちているが左に行くと少し下ってまた登りになる。


山村境界の杭ずっと有って目印になる

振り返ると西御荷鉾のようです

 ここから先は広い尾根が続き緩やかに下っていくので、戻ることにしました。


広い尾根が先に緩やかに下ります

 戻ると岩の有る一番高そうなところに、行くときは気が付かなかった、おなじみ Gさんのブリキの山頂標識が有りました。


● 愛宕山山頂

戻るとGさんの山頂標識が有りました

 先に見える山村境界の杭のところにザックをおろして無線機に SRH770を取り付け、聞きながら、カップ麺にお湯を注ぎ、遅い昼食にします、帰りの事を考えると心穏やかでありませんが、たぶん大丈夫でしょう。


 無線で千葉県鴨川市の局が出ていたので、声をかけて一局交信できました。


 ちょっと風が強く寒かったですが、カップ麺を食し戻ります。


 急な斜面は木に捕まって慎重に慎重に下ります。


帰りも慎重に下ります

紅葉が綺麗です

慎重に下り

ここは右か左か?左だったかな

● 無事に行ってこれた

無事戻ることができました

 戻って来ると緊張が解けて、無事登ってこれた嬉しさがこみあげてきました。


● 記録


 駐車した場所 13:05 -(0:16)- 13:21 トラロープが有る -(0:22)- 13:43 愛宕山山頂 14:12 -(0:30)- 14:42 駐車した場所


赤登り、青下り

 時間が遅いしこのまま帰っても良いのだが、昔登ったオドケ山なら何分も掛からないだろうと、行ってみます。



 
オドケ山
標高 1191m
藤岡市
  石祠の有るオドケ山山頂

 秋葉峠にオドケ山への道標が有るので、車を置いて、地図と、カメラだけもってオドケ山に向かいます、秋葉峠からだと御荷鉾林道に沿ってよけいに歩くのですが、オドケ山が立派に見えます。


秋葉峠に車を置いて

● オドケ山山頂

オドケ山山頂、御参りします  

 石祠が二つある山頂で写真を撮ってすぐに下ります。


林道に降ります 帰りは林道で

 帰りは御荷鉾林道に降りてゆっくりと秋葉峠に戻りました。


赤は綺麗ですね

● 記録


 秋葉峠 15:13 -(0:14)- 15:27 おどけ山山頂 -(0:09)- 15:36 林道に出る -(0:07)- 15:43 秋葉峠


 御荷鉾の釜伏山やカボーガイの頭にも登りたかったのですが出発が遅すぎました、神流町には大鳥屋山(968m)や桐ノ城山(1040mくらい)など幾つか登りたい山が有るので、また来てみたいと思います。


 帰りに万場に向かって下っていくと、みかぼ高原自然村のところの道路にシカが10頭くらいいました、シカは繁殖力がおおせいで何でも食べてしまううので熊も食料が無くなって、人の住む所まで降りて来てしまうようです、自然界のバランスが崩れると大変です。


 

2025年11月 foxtrot