梅雨入り前に 棒ノ折山 を縦走する 2025年 6月 5日(木)


 
棒ノ折山(ボウノオレヤマ)
棒ノ嶺(ボウノミネ)
標高 969m
飯能市・奥多摩町
  棒ノ折山山頂で

● 蕨山へ行ったときに

 2022年12月蕨山に登ったが、下山後時間が早かったので名栗湖まで行ってみた、ここから棒の折山(棒ノ嶺ともいう)に登れると解ったので、いつかは登ってみたいと思っていた。


 梅雨入り前の好天が期待できそうな日なので行ってみる事にする、車を置くのは、さわらびの湯の駐車場が利用できそうだが、平日なので白谷沢登山口の近くの駐車場が使えるのではないかと有馬ダムを通って行ってみると、何とかと止められた、うまく停めれば10台は置けそうだ。


 有馬ダムは18時から翌6時までゲートが閉じられるので、6時過ぎまで掛かる事は無いと思いますが、注意が必要です。


夜間は通行止め 白谷沢登山口、ここは関東ふれあいの道

● 関東ふれあいの道

 登山道は白谷沢に沿って植林地の中を上に続いている、関東ふれあいの道という事で道標や環境庁の説明板が沢山有る。


カジカガエル 関東ふれあいの道

 沢登が始まるとすぐに左岸に渡渉すると、何歩も歩かないのに右岸に渡る、水量はそれほど多くないが岩が滑るので注意深く渡渉し登って行く。


滝が有る 藤懸の滝

渡渉を繰り返す こんな所も

 登って行くとトレイルのような出で立ちの若い登山者が下って来る、ここには何度も来ているようだ、登山道の様子などを聞いて先の登りに備える、若い登山者が追い付いて来たので先を譲る。


● ゴルジュ

ゴルジュですね

ここは左に高巻き こちらは左岸を歩く

鎖で右に高巻くと

滑滝が有る 白孔雀の滝でした

渡渉して いろいろ有ります

 年配の二人組の登山者が下って来る、このコース詳しそうだったので、下りは滑りそうで危ないので、帰りは北にある尾根コースを下りたいと思って聞いてみると、YAMAPに載ってから下る人がいるとの情報をもらう。


● 沢を離れる

水量が少なくなると 林道に出ます

 林道、ここは舗装されていますが道は通れないようです、先を譲った若い登山者がベンチで休んでいた。


アサギマダラが飛んでました 稜線に出そう

 登って行くとアサギマダラが一匹飛んでいる、カメラを構えるが飛んでいるところは上手く撮れませんが、うまい事に地面に止まってくれました、何処から来たのでしょうか?


 道は平坦に成り稜線に出そう、先で十字路に成り左に行くとベンチと大きな岩が有る、岩茸石のようだ、ここで休む事にする。


 焼きそばパンを食す、登り始めからスマホの Geographica を開いているが、衛星がとらえきれないのか、現在地が出てこなかったが、ここまで来てやっと現在地が出るようになった。


岩茸石、石というより岩ですが

 林道のところで休んでいた若い登山者が先に行き、もう一人若い登山者が来て登って行く、もうひと登りだ、とザックを背負って出発すると、今度は木の根の急登だ。


木の根の急登 峠まで続きます

 丸太の階段が有るが使わないようにとの注意書きが、何なんだ、傷んじゃって危ないのかな。


権次入峠、ベンチが有る

 権次入峠、これでゴンジリトウゲと読むようだ、ここから一登りで、棒ノ折山の山頂でした。


ここを登ると

● 棒ノ折山山頂

棒ノ折山の山頂でした 北東方向が開けてます

 方向が良く解らないが北東方向が開けているようです、文句なしの好天、遠くが霞んでいるのはこの時期仕方ないですね、左の高い山は武川岳のようで、ちょっと尖ったのが伊豆ヶ岳のようです。


広い山頂 日陰にザックを降ろす

 登山者は10名くらいはいるようだが、広い山頂なので正面日陰にザックを降ろす、ちょっと風が有って、汗で湿った背中が冷たいくらいだ、三脚を立ててアンテナをセットして、1200MHzで CQを出すと、川崎市幸区、川越市、川口市、江戸川区、練馬区、筑西市、さいたま市北区と7局も交信することが出来た。


 無線機のSメーターが軽すぎてフルスケール、アンテナを振るにもどちらが強いのか判らない、梅雨に入ったらしばらく使わなくなるので、メーカーに送って点検、調整をしてもらおうと思っている。


 1200MHzが途切れたので、カップ麺とおにぎりでお昼をいただく、430MHzを聞いていると船橋市から CQを出す局がいたので、呼んで交信してもらう。


三脚にアンテナをセット 撤収します

 私の居たすぐ後ろに山名板が有って、写真を撮るのに邪魔に成ってしまったかと反省する。


● 帰りは尾根を

帰りは尾根コースを、踏み跡はしっかりしている 鹿よけのフェンスでしょうか

 帰りは登って来たのと反対に行き、尾根コースを下ることにする、やっぱり滑り安いのは嫌ですね、スマホの Geographica で現在地を確認しながら下って行く、尾根に乗っているので大丈夫のようだ、道はフェンスの脇をずっと下っている。


林道に出る、ここは舗装してない 706m峰のようです

 道標の類は全くないが、唯一、奥武蔵ロングトレイルのテープがずっと付けられているので目印になる。


植林地の急な道を下る

ロープを使って名栗湖に下る 登山道への階段

 樹林の間から湖畔の道を走る車が見えたら、すぐに名栗湖の湖畔でした。


名栗湖

有馬ダム

 登りも下りも急な道でしたが、距離は短く、山頂の展望も良くて楽しい山歩きをする事が出来ました。


● 記録


駐車場 9:20 -(0:05)- 9:25 登山口 -(0:23)- 9:48 藤懸の滝 -(0:29)- 10:17 白孔雀の滝 -(0:27)- 10:44 岩茸石 10:53 -(0:23)- 11:16


権次入峠 -(0:16)- 11:32 棒ノ折山山頂 13:06 -(0:27)- 13:33 706m峰 -(0:31)- 14:04 林道に出る -(0:09)- 14:13 駐車場


カシミール3Dで作る、登り赤、下り青

2025年 6月 foxtrot