氷瀑・氷筍を見て、古界名山に登る 2025年 2月28日(金)


   
古界名山(コゲーナヤマ)
標高1131m
吾妻郡中之条町
  山頂から西に対峙する大岩山

● 変わった名前の山

 最近通って無いが中之条から草津へ抜ける中之条草津線、若山牧水の碑の有る暮坂峠の道と言えば判りやすいだろう、ここを通ると道路両側に岩峰が有る、南に有るのが「有笠山」で地形図にも名前が有るが北側に「大岩山」と「古界名山」が五輪沢を挟んで対峙している、こちらの2座は地形図に名前は無い。


 山仲間の ZENさんから古界名山に登ろうと誘いを受けた、登山道の有る山では無いし、一人では登れそうも無い山で、この機会を逃すと登れそうもないので行く事にする。


 有笠山は2009年2月に登っている、当時の写真を調べたら大岩山と古界名山を撮った写真が有った。


有笠山から見た、大岩山 有笠山から見た、古界名山

 近くに見えた岩山を撮っただけで、当時は山の名前など気にしていなかったみたいだ、2009年2月8日は雪は全くなかったようだ。


 ZEN さんから送ってもらった地図のルートを見たら、ちょっと不安が有ったので、群馬山岳移動通信の鎮爺さんにメールして古界名山に登られたときの GPX データーを送っていただいた、これで鬼に金棒安心して登れる。


 中之条草津線、沢渡温泉を過ぎた所、道から少し入った所に駐車する、車が何台か停められていて、女性二人組が出発していく、平日だし登山者がいるので「何で」と思ったが、どうやら仙人の滝の氷瀑と仙人窟の氷筍が目当てのようだ。


 支度をして登ると、老人健康村という施設が有ったので道は舗装されている、陶芸の釜なども有る、登って行くとカーブの所に「仙人くつ遊歩道入口」の看板が有るのでそちらに入って行く。


ここから遊歩道へ 植林地の中の道を行く

左側に岩山が見えてきて、古界名山のようだ 岩の上に木が生えているが下が無い

 植林地の中の整備された遊歩道を行く、遊歩道の左側には沢が有って崖になっているのか、木の生えた岩が飛び出しているが、下が抜けている、よく崩れないものだ、すぐ先には小さな洞窟も有るみたいだ。


小さい洞窟が有る 東屋に着く

 登って行くと東屋が有る、東屋でちょっと休み先に行くと赤い筒の灰皿とベンチが有る分岐に着く、女性のグループが仙人窟から下って来る、こでチェーン・スパイクを付けてまずは仙人の滝へ。


分岐に着く、右が滝、先が仙人窟、古界名山は左 こんな木の脇を下る

 滝はちょっと歩けばすぐ下に見えるが、雪の有る急な下りなのでよそ見は出来ない、近づくとなかなか素晴らしい氷瀑で見ごたえが有る。


● 氷瀑

仙人の滝の氷瀑、左の女性が古界名山まで同行することに

   

 岩から落ちる滝なので白く凍って綺麗ですね。


 

 滝を見てから分岐に登り返し今度は仙人窟へ、南向きの斜面なので雪も無く狭い道を注意深く下り、最後は鉄階段を下ると洞窟が有る。


鉄梯子を下る 仙人窟の氷筍透明な氷で美しい

● 氷筍

これで30cm以上あるかな

  氷筍を撮るorihimeさん

 聞いた話では、氷筍は他にも有るが、ここのは数は少ないが大きいそうです、私は見るのは初めてなのでチョット感動モノでした。


 

戻って今度は古界名山へ この足跡はどんな動物なんでしょうか

● 岸壁は右へ

岸壁に突き当たる

 急な笹の斜面を登ると、正面に岸壁が出て来た、GPX データーをいただいたとき、鎮爺さんから、岸壁は右にトラバースするようにとアドバイスをいただいたので、ここは右に行く、左は崖が有りツララが下がっていて、急な斜面が下っていて行けそうもない。


左の崖からツララが下がる 沢に下ると大きな岩が有る

 岸壁をトラバースして先に行くと沢状の地形に成り大きな岩が有る、その先で植林地に入って行くと作業道のような地形に成る、正面の主稜線に乗るためには、左の枝尾根に乗らないといけないので、急な雪の斜面を直登する。


植林地に入る 作業道のようなところ

● 枝尾根に登る

この辺りから左の枝尾根に登る 急斜面をラッセルする先頭の COCO さん

正面の主稜線に向かってトラバース 山頂稜線からの上沢渡辺りの眺め

 ここも正面に岸壁が有るので、倒木をくぐって左にトラバース、ザレタ斜面を行くと、1210mから古界名山への主稜線に乗る、ここから一旦下ってカラマツの林を進むと最後の急登に成る。


 山頂稜線の右側はスッパリと切れ落ちていて、右の際は危険なので近づかないように進むと山頂に出る。


● 古界名山山頂

ここからの眺めはものすごい高度感

浅間山がまじかに見える

 今回の山行のメンバーは5名だったが仙人滝に居た女性の登山者を古界名山に誘うと、仙人窟と仙人の滝では物足りなかったようで、喜んで同行され、すごい元気で健脚で古界名山の山頂に立てて、大変喜んでもらえ、記念写真のシャッターを押していただいた。


全員で記念撮影 山頂の一角

 写真を撮った後、オニオンスープでメンチカツパンをいただき、無線を聞くと、足利市の大岩山から CQを出されている局がいたので、呼んで交信していただいた。


鼻曲山と浅間隠山 帰りは登った所を戻る

雪の県境稜線、白砂山あたりに見えるが木が邪魔だ!

真っ白なのは谷川岳っぽいが

樹林帯を通り 急だなー

 チェーン・スパイクはなぜか左足が団子に成る、このくらいの雪だとツボ足の方が楽なのだろうか。


カラマツの林を通り 枝尾根に戻ると古界名山が見える

笹の枝尾根を下るが 岸壁の基部を通れば分岐は近い

 ZEN さんは枝尾根に登った所から沢に下らず、尾根を真直ぐ下り途中から岸壁の基部に下りた、鎮爺さんに送っていただいたルートはこれだったようだ、ベテラン登山者にはルートが見えるようだ。


 氷瀑が見られ、氷筍も見られ、古界名山の山頂も踏めて、記念交信も出来て楽しく一日を遊ぶことが出来た山行でした。



● 記録


 車を停めた所 8:35 -(0:14)- 8:49 仙人くつ遊歩道入口 -(0:23)- 9:12 東屋 -(0:17)- 9:29 分岐 9:36 -(0:08)- 9:44 仙人の滝


 9:48-(0:06)- 9:54 分岐 -(0:07)- 10:01 仙人窟 10:05 -(0:08)- 10:13 分岐 -(0:18)- 10:31 岩壁 -(0:44)- 11:15


 主稜線に乗る -(0:31)- 11:46 古界名山山頂 12:21 -(0:54)- 13:15 分岐 13:29 -(0:38)- 14:07 車を停めた所


カシミール3Dで作る、赤登り、青下り、緑 鎮爺さんの通ったコース

2025年 2月 foxtrot