鹿沼市の 月山、石裂山 を周遊 2024年 5月19日(日)
月山(ガッサン) | ||
標高890m | ||
栃木県鹿沼市 | ||
SOTA JA/TG-102 | ||
石裂山(オザクサン) | ||
標高879.5m | ||
栃木県鹿沼市 | ||
月山山頂 | 石裂山 |
● おざく信仰
このところ何かと用が有って、花の時期なのに山に行けなかったが、5月なかばを過ぎて何とか行けそうなので、前から登ってみたいと思っていた鹿沼市のおざく信仰の山、石裂山に行くことにする。
東北道都賀西方のスマートインターで高速を降りて登山口の有る加蘇山神社を目指して田園地帯を行く、地図を見ると鹿沼市の小中手地区から同じところに行くのに二本の道が有る、東側の道はトンネルが5つも続いていていて、何でこんな道が有るのだろうかと不思議に思ったが、行ってみるとここは南磨ダムの工事現場で西側の道はダムが出来ると水没してしまうようだ。
トンネルの有る177号線はダムを造るために作られた道だった、ダム湖になる谷は大規模な工事が行われている、帰りにも通ったが、ダムサイト左岸展望広場にはたくさんの車が止められていて、多くの人が見に来ているようだ、八ッ場ダム以降ダム工事は無くなってしまったと思っていたら、まだこんなところが有るようだ。
加蘇山神社社務所 |
狭い林道を登り加蘇山神社社務所の前に車を停める、公衆トイレを借りてからさらに林道を行き加蘇山神社前の駐車場に行くと、すでに5台くらい止められている。
● 加蘇山神社
加蘇山神社社 | 登山道 |
神社は長い階段の上なので帰りに寄ることにして先に行くがこれが良くなかったようだ、登山道を確認しようとスマホを出そうとしたら、無い、車に取りに戻る、加齢のせいか物忘れが多くだいたい2つか3つくらい忘れ物が有る。
スマホの Geographica を見るが、現在地の三角が出ない、お金を払ってないせいなのか、まあいいやと登る。
登山道は良く整備されていて石の橋が幾つか架けられていて、昔から信仰の山だった事がしのばれる。
清滝らしい | 道標の先に行ってみたが |
登山道右に小さな滝がある、道標の踏み跡を行ってみたが、木の葉が有って良く見えない、炭焼き窯みたいなのが有った。
左に網の張られた登山道 | ご神木なのか太い木が多い |
竜ヶ滝の道標の先に休憩所が有る | 竜ヶ滝、こちらの方が少し大きい? |
● 右の月山方面へ
周回コースの分岐、右の月山方面に行く |
休憩所から歩く事3分ほどで周回コースの分岐がある、月山の方が10mほど高く、SOTA の山なのでまずは月山に向かう。
沢を越えて樹林帯の登山道を登って行く、しばらく登ると単独の登山者が下って来る、すぐ上には祠の有る洞窟が有り、その上に動物がいるという、熊かと思ってビックリしたが熊ではなかったと言う、しばらく話をしたが、時計回りで周回してきたが、こちらから登るのは大変だという事だった。
先に洞窟がある | 右に登ると梯子が有る |
登山道は梯子や鎖場が有って、間違えて歩いた後なのか、踏み跡も幾つか有って登山道を外さないよう注意深く登るが、道を外さなければそれほど大変だとも思えない、もしかすると下って来た登山者は間違えたルートを下って難しいと思ったのかもしれない。
鎖場 | 沢の淵を登る |
道標が有り、ここで左に曲がり稜線に登る | 根の張った急登 |
稜線を登ると樹林の間から男体山が見える、今日は午前中は晴れの天気予報だったが、あいにくずっと曇りで時々日の光がさすくらいだ、終始樹林帯で展望の良くない山なので降らなければ問題ない、登って行くとまた単独の登山者が下って来る、この先に険しいところが有るのか聞いてみたが、すぐに月山山頂との事だった。
● 月山山頂
鳥居が見えて山頂のようだ | 月山山頂で |
月山山頂は石の鳥居と石祠が祭られた広場に成っている、南側にザックを降ろして焼きそばパンを食べてから、三脚を出して 430MHz の八木アンテナを組み立てる。
ロケーションは良いようで沢山の局が出ている、空いているチャンネルを探して CQ を出すと、川越市、飯能モービル、小山市、春日部市の局と交信出来た、続ければいくらでも出来そうだが、1200MHz にしようとアンテナを取り出すが、無線機が無い、持ってくるのを忘れたようだ。
しかたが無いのでホイップアンテナを付けて 145MHz で CQ を出すと、栃木塩谷郡、筑西市、入間郡の局と交信することが出来た、今日は群馬コンテストなので、聞いている局が多かったようだ。
無線運用をしている間にも二組くらい登山者が登って来る、南側の急斜面が石裂山からの登山道のようだ。
ここを下る | 左を巻いて |
無線運用もできたので先の石裂山に向かうことにする、急斜面を下って先の岩山の左を巻いていくと直進が東剣ノ峰、右石裂山の道標が有る、木の根道を行くと石裂山の山頂だった。
● 石裂山山頂
この先が石裂山 | 狭い石裂山山頂と三角点 |
山頂にはヘルメットをかぶった YAMAP に投稿されている「岡目ふう」さんがいましたが、私が写真を撮っていると、月山に向かい誰もいなくなる。
丸いのが日光白根山手前は社山? | 男体山方面、右に月山 |
写真では解りにくいが、丸いお椀のようなのが日光白根山らしい、右は前白根山で手前は社山のように見える、男体山方面は、右に大真名子、小真名子、帝釈山、女峰山、すぐ近くが月山で、男体山の手前は地蔵岳と夕日岳のような気がする。
すぐに無線機を取り出して CQ を出すと、北本市、藤岡市のKさん、守屋市、日野市、入間市、府中市の局とホイップアンテナにもかかわらず6局も交信することが出来ました。
ここもロケーションは良いようです、おにぎりを1ついただいて、遅くなると雨が心配なので下山する事にする、山頂から戻るところには踏み跡が幾つか有って、少し迷ってしまった、下って行くと木のふもとにカモシカが1頭座り込んでいる、最近ニホンカモシカは鹿に追われて数を減らしているようだ、鹿は繁殖力が強くどこにでも居る。
カモシカが座り込む | こんな所を下る |
下って行くと若いカップルが登って来るしかも運動靴、若さが有っても運動靴では大変そうだ。
長い梯子を上る | この先が第1展望台 |
こちらのルート梯子は下るのだと思ったら登る方が多かった、しかもアルミ製の素晴らしい物で沢山架けられている、山頂近くは登り下りが激しく、沢山の梯子が有る、角度は妙義山のように立った物では無い。
第1展望台と有るので行ってみたが、どの辺りが見えているのかわからない。
展望台からの眺め | 長い梯子、ここも登る |
登った先が東剣ノ峰 | 木の根の登山道 |
ここから稜線を下る | ヒゲスリ岩? |
梯子は続く | まだ続く |
下の方に梯子ルートミス? | 奥ノ宮に登る梯子でした |
下の方に梯子が見える、ルートミスをしたのかと思ったが、下って行くとぐるっと回りこんで奥ノ宮の下に出ました、奥ノ宮に登るための梯子だったのですね。
ステンレスの重たい鎖 | 中ノ宮に下る |
そこから重たい鎖を持って下ると中ノ宮に出ました、東屋で休憩して下るが、途中滑りそうなので気をつけなければと思ったのに、アッという間に滑って尻もちをつき、泥だらけになってしまう。
ここを下って来た | 滑りそうだと思ったのに滑って尻もちをつく |
登る前に加蘇山神社にお参りしなかったのがいけなかったか。
千本かつら、御神木らしい | 分岐に出る |
水たまりにおたまじゃくし | 加蘇山神社にお参り |
下山途中の水たまりにオタマジャクシが沢山いる、無事育って欲しいですね、加蘇山神社寄って尻もちをついたが、無事登ってこれたのお礼参りする、立派な神社でした。
階段を下って駐車場へ |
駐車場には二台しか止められてませんでした、時計回りの下りコースの方が距離も短く速いようですね。
車に乗って下ると雨粒が落ちて来た、ちょうど良い時間に下れたようだ。
● 記録
登山口 7:22 -(0:35)- 7:57 月山への分岐 -(1:19)- 9:16 月山山頂 10:37 -(0:12)- 10:49 石裂山山頂 11:49 -(0:17)- 12:06
第一展望台 -(0:09)- 12:15 東剣ノ峰 -(0:31)- 12:46 中ノ宮 12:54 -(0:18)- 13:12 分岐 -(0:19)- 13:31 登山口
半時計回りに歩く、ID-31PLUS でロギングする |
2024年 5月 foxtrot