山と無線の一斉移動運用で榛名山 大鐘原ヶ岳・小鐘原ヶ岳 に登る 2024年 4月21日(日)
大鐘原ヶ岳(オオカネハラヶタケ) | ||
標高1252m | ||
群馬県高崎市 | ||
SOTA JA/GM-108 | ||
小鐘原ヶ岳(コカネハラヶタケ) | ||
標高1225m | ||
群馬県高崎市 | ||
ただの通過点のような大鐘原ヶ岳山頂 |
● 玉村町から見ると
玉村町から榛名山を見ると一番西に天狗山が見えてその右に小鐘原ヶ岳、無名峰、大鐘原ヶ岳の三つのピークが見える。
玉村町から見る鐘原ヶ岳の三つのピーク |
この山域は地形図に山名が記載されて無いので今まで登山の対象に成って無く、未登に成っていた、大鐘原ヶ岳 1252m は SOTA の山でもあるので登ってみたいと思っていた。
今週の、土日は「山と無線」の一斉移動運用でメンバーがあちこちの山に登って無線運用を行うので、この機会に私も無線運用をするために大鐘原ヶ岳に登ることにする。
長い時間、駐車するので、榛名神社の下の方の市営駐車場に車を止めて、登山口となる神社に向かい、歴史資料館のトイレを借りてから登山口へ向かう。
久しぶりに榛名神社に来た | 髄神門の手前を右に行く |
地蔵峠への分岐ここを左へ | あまり歩かれてない? |
エイザンスミレ? | 南の方に見えるのが大鐘原ヶ岳かな |
登って行くと <榛名神社 唐松> の道標が有る、唐松って何処、帰ってから地図で調べたら、箕郷町から登って来る途中に唐松という地区が有りました。
さらに進むと洞窟のある岩が沢山有る急斜面の地形になる、榛名山が出来るときの噴火で溶岩が作った地形でしょうか、急な斜面を登ると、標識はないが地蔵峠のようでした。
● 地蔵峠
こんな岩が幾つか有る | 道標は無いが地蔵峠 |
ここは鐘原ヶ岳から北に続いてきた尾根の切通しに成っていて、ここから右に急な斜面を登るが、ひとまず休憩する。
少し登ると覗岩が見える | 正面は崖でルートは右にトラバースする |
ロープが付けられた急斜面を登ると稜線の上に登る、大鐘原ヶ岳は右だが、左にも踏み跡が有るので行って見ると崖の上に出て大展望が広がる。
● 展望台
ここを登って来た | 左の踏み跡を行くと大展望が広がる |
天候が悪いのが残念だ。
左から李が嶽、一つおいて鷲ノ巣山、杖の神峠から掃部ヶ岳への峰々、氷室山の隣に旗矢ヶ岳。
西の方に雲の中、浅間山と浅間隠山がうっすらと見えた。
浅間山と浅間隠山 |
岩峰を大鐘原ヶ岳へ向かって登る。
大鐘原ヶ岳へ | 先のピークが山頂らしい |
やっと山頂に着く。
● 大鐘原ヶ岳山頂
大鐘原ヶ岳山頂で記念撮影 |
大鐘原ヶ岳の山頂には高校の連名で付けられた山頂標識が有るだけのちょっと広くなった場所だ、まずは記念写真を撮る。
相馬ケ原が近いのでヘリコプターの音が聞こえる、山頂標識の南の方に三脚を立てて無線機をセッティング、1200MHzでCQを出すと赤城の長七郎山の局から応答がある、その後千葉印西市の局と交信、後が続かないので、430MHzでCQを出すと、前橋市、深谷市が2局、取手市、太田市、筑西市の局と交信出来た。
交信している間に単独の登山者が二人登って来たが、すぐに南の方に下って行った、無線が途切れた所でお昼をいただき、千葉県、印旛郡の移動局と交信して、次の小鐘原ヶ岳に向かうため撤収する。
南に向かうが少し高いような | ここが一番高いところ |
大鐘原ヶ岳の山頂標識の有るところから南に向かうと、何か標高が高くなっている気がする、一番高いところは狭くて山頂標識が立てられなかったので少し北に行った所に山頂標識を立てたような感じだ、どうりで電波の飛びがあまり良くない気がした。
榛名富士が良く見える | 天狗山方面 |
● 小鐘原ヶ岳山頂
小鐘原ヶ岳山頂、三角点 |
三角点の所にザックを下ろし、1200MHzの無線機を出してホイップアンテナを付けてCQを出すと、太田市の局が応答してくれる、山に登る局で、今度ここにも登ってみたいと言う、アンテナの事など話していると雨粒が落ちて来た、すぐに交信を終了し、合羽を着て速攻下山する。
下って行くと岩の上に付けられた石仏が沢山有る。
石仏が有る | これが一番大きい |
沢山有る |
雨は大したことないが、笹の道を急いで下る。
良く踏まれた笹の道 | 合流するところ、右から下って来た |
下って行くと天狗山へ行く道に出る、地図で確認、右に曲がって下山する、と雨は止んだようだ、合羽を着たおかげ。
カラマツの森を行く | 鏡台山への分岐、右に急降下 |
ハシリドコロが沢山 | シロバナエンレイソウ |
榛名神社に下る、正面「味噌玉岩」の峰かな、登ってみたい |
天狗山には1996年 4月と2010年 3月に登っているが、だいぶ前なのでほとんど記憶に無い、榛名山、南の方は優しい道だが裏の方は険しい岩場の急登でなかなか面白かった。
山と無線の移動局と繋がらなかったのは残念だったが。
● 記録
市営駐車場 8:13 -(0:16)- 8:29 地蔵峠分岐 -(0:40)- 9:09 地蔵峠 9:12 -(0:16)- 9:28 展望台 -(0:28)-
9:56 大鐘原ヶ岳山頂 12:20 -(0:14)- 12:34 小鐘原ヶ岳山頂 12:51 -(0:09)- 13:00 天狗山分岐 -(0:22)-
13:22 鏡台山のコル -(0:29)- 13:51 駐車場
ID-31PLUS でロギング、カシミール3Dで作る、赤登り、青下り |
2024年 4月 foxtrot