霧積山(キリズミヤマ)
標高1108m
群馬県安中市
登山日2023年11月 1日
 (水)
  霧積山山頂で記念撮影

● 前から行きたかった

 山の会の Zenさんから霧積山(1108m)に登りませんかと誘われる、霧積山は「群馬山岳移動通信」の鎮爺さんが1997年12月に登られていたので知っていたが、その後、2022年8月栃木県佐野市にお住いの Kiさんが霧積山に登られていて、交信していただいた。


 登山道など無い山で一部危険なところが有るようだが、登ってみたいと思っていた、ベテラン登山者に連れて行っていただけるので、こんな好機を逃す手は無いので、もちろんOKする。


 当初私の車で行く予定だったが、集合場所で車のエンジンがかからない、バッテリーが上がってしまったようだ、急遽 Zenさんの車で霧積に向かう、バッテリーは突然ダメになるようだ、登山口でなかったのは幸いだった。


 霧積山に登る登山口は霧積温泉に向かう道の、北陸新幹線の高架橋をくぐった先のカーブを過ぎた所にから取りつく、地形図に記載は無いがここには林道に向かう橋が有って、渡った先に広場が有るので駐車できる、グーグルマップでは橋も確認できる。


正面の標識の所から取りつく 左にテープと農林水産・・・と書かれた白い杭が有った

 橋を渡った正面辺り、標識の所に何となく踏み跡があり、ここから斜面に取りつくが、いきなりの急斜面だ、道が無いので必然的に尾根を直登、急登に成る、時々新幹線の通る轟音が聞こえる。


右の斜面に金属の構造物が有る リンドウの蕾

 斜面を登って行くと、右に亜鉛メッキされたガードレールの柱のような構造物が二つ並んで有る、嘗て何らかの工事で残された物だろうか、斜面にリンドウの蕾が有る。


● 紅葉がきれい

紅葉が素晴らしい  

 樹林帯で展望は望めないが紅葉は丁度見ごろ、緑、黄色、赤と素晴らしい景色が、急斜面を登る疲れも忘れさせてくれる。


枝や根っこなどに捕まりながら急斜面を登る うろの有る大きな木

● 岩場を下る

急な岩場を下る こんな所でした

朽ちた倒木は滑りやすい  

 朽ちた倒木は湿っていて滑りやすい、慎重に超えて上に行く。


尾根は結構痩せている 岩場の急登、捕まるところが少ない

● 核心部

本日の核心部、右をトラバース 岩尾根の上は展望が良い、妙義山

 登って行くと尾根の正面の岩場に突き当たる、左はハングした岩場で登れそうも無い、右は狭いバンド状の地形で行けそうだ、Fuさんが先に行ってザイルを張ってくれ万が一に備える、20mほど行き上に登り尾根上に立つと展望が良い。


北側の斜面、岩の塔が並ぶ

 ここから先はちょっと広い尾根が続く、北側の山並み、紅葉した上に岩の塔が並ぶ。


気持ちの良い尾根 広い尾根をたどる

● 霧積山々頂

山頂の三角点 尾根を南に向かう、紅葉は綺麗

 ちょっと急な斜面を登ると霧積山の山頂だった、おなじみのブリキの山名版と、埋まって頭だけ見える三角点が有った、樹林帯で展望は無い、山頂は南に尾根が伸びるので行ってみたが、展望の良い場所は無かった。


   

 先に行き過ぎると下ってしまうので、倒木の有る所で腰かけ休む事にする、GPXのデーターを見たら、新幹線のトンネルの上だった、軽く食事をしながら、無線でCQを出してみたが、平日という事も有って、応答してくれる局はいなかった。


  山頂で記念撮影

浅間隠山みたい 紅葉の尾根を下る

● 核心部を戻る

核心部 狭いバンド状を渡る

 核心部、まずはバンド状の所まで下る、念のためザイルを張ってもらい、カラビナを掛けて無事通過する、樹林帯だが、下はかなり下まで落ちている。


渡り終わってやれやれ 岩峰の反対右側、ここは登れないね

大きな木の間を通らせてもらいます 帰りはここを登る

 岩場の登りは木の根や岩に手がかり足がかりは沢山有るので問題なく登れる。


紅葉、綺麗です

 無線がボウズだったのは残念だったが、紅葉の丁度良い時期に皆さんと楽しく登って来ることが出来ました、低山ですが危険な所は沢山有るので、登られる方は準備万端、自己責任でお願いします。



 

● 記録


 登山口 8:07 -(0:47)- 8:54 岩場に突き当たる -(0:35)- 9:29 休憩 9:35 -(0:14)- 9:49 霧積山々頂 -(0:05)-


 9:54 休む -- 霧積山々頂 10:25 -(0:24)- 10:49 岩場を下る 10:59 -(0:31)- 11:30 登山口(道路に下る)


赤登り、青下り

2023年11月 foxtrot