山と無線の 春の一斉移動で 地蔵岳 に登る 2023年 4月23日(日)

 
地蔵岳
(ジゾウダケ)
標高1674m
群馬県前橋市
SOTA JA/GM-026
  お地蔵さまが並ぶ「地蔵岳」山頂

● 楽に登れる山

 私の入らせていただいている「山と無線」のメーリングリストで秋に一斉移動運用を行っているが、今年は春も、やろうというのが計画された。


 4月22日、23日という事なので、23日の日曜日参加することにした、何処の山に登ろうかいろいろ考えたが、山歩きよりも無線を優先することにして、簡単に登れて電波の良く飛ぶ、赤城山の地蔵岳に登ることにした。


 地蔵岳はテレビの中継用の鉄塔が沢山有るようにロケーションは抜群だし、山頂も広いので、登山者がいてもあまり気にすることもなく無線運用をすることが出来る。


 このところ前橋で30度などと暖かいを通り越して暑い日が有ったが、天気予報では晴れが続くが、山の天気の「てんくら」ではずっと登山に適さない C の指数が出ている、どうも風が強いようだ、現に金曜日の深夜から平地でも強い風が吹きだして、ずっと荒れた日が続いている、山頂では寒くて無線どころではないだろう、他の山に変えようかと思っていたが、日曜日は少し風が弱くなって来たので、冬支度で出かける事にする。


 という事で、3日前に登った赤城山だが、今度はいつも登っている赤城県道に車を進める、鍋割山の登山口の有る姫百合の駐車場は8割がた埋まっている、今日も沢山の登山者が登られているようだ。


 湖畔に登り小沼の駐車場を過ぎた八丁峠の駐車場に車を停めて、木の階段が付けられた登山道を、地蔵岳に登る、夜は冷え込んだようで、霜柱が出来ていた。


登って行くと覚満淵と小沼が見えて来た 3日前は蕾だった篭山もアカヤシオが咲き始めたようだ

わずかな時間で山頂に、これはNHKの中継塔 一番左はTBS、ドームは国土交通省のレーダーかな

 地蔵岳山頂に出ると北側、谷川連峰方面の山々の展望が広がる、この展望を見るとついついシャッターを押してしまう。


● 山頂は展望が良い

駒ケ岳方面、袈裟丸山、庚申山   黒檜山、左は小黒檜山、間に見えるのは四郎岳かな、左奥
  に燧ケ岳

燧ケ岳のUP、双耳峰が良く判る 上州武尊山と右に笠、至仏山

谷川連峰、鉄塔の有る山は船ヶ鼻山のよう

仙ノ倉山、万太郎山、谷川岳 大沼を俯瞰する

地蔵岳の一等三角点 南側、関東平野方面は霞んでいる

● アンテナをセットして

山頂三角点の東側に三脚を立ててアンテナをセットする

 少し風が有るので、三角点の東側、木の茂る間の風が避けられそうな所にザックを降ろして三脚を広げ、釣り竿を使って50MHzのアンテナを上げる、スイッチを入れるとEスポが出ているようで、北海道の話が聞こえてくる。


 バンド内は沢山の局が出ているが、古い無線機、なかなか交信する事が出来ない風が吹きつけると三脚を押さえてないと倒れそうだ。


 結局栃木県那須郡の移動局と交信しただけで50MHzのアンテナはたたむことにした。


 430MHzに変えてをCQを出すと、千葉県白井市、羽生市、杉並区、高崎市、秩父市、横浜市2局、千葉八街市、深谷市、さいたま市北区、東京大田区、群馬邑楽町町、浅間隠山の移動局など全部で13局交信する事が出来た、そのうち山と無線のメンバーの局は5局交信していただけた。


 待ってくれている局の事も考えて、あまり余計なことなど話さず、上手く交信すればもっとたくさんの局と交信する事が出来たと思われる、ついつい思いつくことをあれこれしゃべってしまうのが悪い癖だ。


 今まで赤城山は鍋割山や、黒檜山に登ることが多く、地蔵岳は過去に2度くらいしか登ってないが、無線交信している間にも多くの登山者が次から次と登って来て、赤城山の中でも一番登山者が多いのではないかと思われた。


 お昼を回ったところで、カップ麺とおにぎりをいただいて山頂を後にする。


団体さんが居る 下山はあっという間

 帰りに鳥居峠に寄ってみる、20日の木曜日には蕾だった篭山のアカヤシオが、だいぶ咲きだした。


● 鳥居峠

篭山のアカヤシオ だいぶ咲きだした

鳥居峠のレストラン 3日前より良い天気

地蔵岳を見上げる

 帰りに気が付いたのだが、赤城山の下り、「荒山(1572m)」の北斜面に沢山のアカヤシオが咲いていて、山肌をピンクに染めていた、急斜面で登山道など無いところなので車道から眺める事しかできないが、意外な所に沢山のアカヤシオが群生しているのが解った。


● 記録


 駐車場 8:44 -(0:34)- 9:18 地蔵岳山頂 13:17 -(0:17)- 13:34 駐車場


カシミール3Dで作る

2023年 4月 foxtrot