白石山(ハクセキサン) 毘沙門山(ビシャモンヤマ) |
|
標高997m | |
秩父郡小鹿野町 | |
SOTA JA/ST-010 | |
登山日2022年12月15日 (木) |
|
東峰から見る西峰 |
● 登りたかった山
白石山(997m)は 山と高原地図・西上州の裏面御荷鉾山に載っているが、登山道の記載は無い、一般的な登山対象の山ではないようだが、昨年6月よく移動運用をされていて何度も交信しているJR1P** Hさんが白石山山頂から出ていて交信していただいた。
今年10月には YAMAP でおなじみ SOTAアクティベーターの kyou さんが登られたようで、私も登ってみたいと思っていた。
そんな折、山の会のZen さんから毘沙門山に行かないかとお誘いを受けた、毘沙門山なんて知らないぞと思ったが地図を見ると白石山の事で、毘沙門山という名前もあるようだ。
という事で、Zen さん、おかちゃんさん、Fu さん、私の4名で白石山に行く。
白石山は要トンネルの所から縦走するコースが YAMAP に載っているが、Zenさんは以前、毘沙門水の有る馬上(もうえ)の集落の所から登られたようで今回も同じ所から入山する。
吉田町に行くのに土坂峠を越えようとして、生利まで行くと、何と通行止めの看板が出ている、しかたがないので志賀坂トンネルに回ったので、えらく遠回りに成ってしまい、登山開始が遅くなってしまった。
毘沙門水の上から山に入る | 沢に沿って登るが、踏み跡は不明瞭で鉄塔を目指して急斜面を登る |
何とか鉄塔に着く、ここからは851m峰を目指す | 851m峰で一休み |
ここからやっと白石山が見えた | 尾根に石祠が有る |
縦走路と合流、といっても道は無いが | ここは倉尾鉱山という鉱山の跡らしい |
● 鉱山だった
良く歩かれている縦走路に合流する、ここで一休み、念のためスワミベルトを着け、私はヘルメットをかぶる、ここからいよいよ岩場の稜線歩きになる、両側は切れ落ちているが、手がかり足がかりは沢山有って登るのに問題はない、岩は石灰岩で出来ていて、水で浸食されたような跡が有って、鋭くとがっている。
稜線を行く |
展望が開け360度遮るものが無い | 正面に東峰、でも一旦急斜面を下る |
● 稜線を行く
振り返って城峯山 | 後ろは武甲山と長沢背稜かな |
採掘跡、左後ろは両神山、手前に天理岳 | 急な斜面を下る |
東峰を登る |
鉱山で使われていた資材や機械のよう | 下って来た斜面 |
● 先に行けない
そのまま東峰に登りフェンスに沿って登ると正面が塞がれていて行けそうもない、戻ると右に登れそうな斜面が有る、狭く急な斜面なので、ザイル確保を試してみる。
ザイル確保の練習をする | 東峰の下り絶壁の淵を下る |
写真ではわからないが、ここはかなりスリルが有る、先を登ると白石山山頂。
● 山頂は大展望
白石山山頂で記念撮影、両神山をバックに足元に三角点 |
全員そろって記念撮影 |
私は何時ものように、カップラーメンとおにぎりをいただく、昼食後、無線機を点けてCQを出すと、桐生市の局と熊谷市の局と交信する事が出来たが、秩父市と言ってしまったが、秩父郡小鹿野町だった。
● 下りも急
山頂から急斜面を下る | 二子山から赤久縄山あたりかな |
岩場から下るとこんなもの | この尾根はすごい急降下でおかちゃんはチェーンスパイク を着ける |
下って836m峰あとはふみ跡も明瞭 | 鉄塔まで下って来た |
徒渉して林道に下る | 橋が有るが古くて渡れない |
要トンネルまで来た | 毘沙門水、右に水汲み場が有る |
白石山(毘沙門山)、山頂は360度遮るものの無い大展望でスリル満点、楽しい山歩きが出来た。
● 記録
毘沙門水 9:30 -(1:21)- 10:51 鉄塔 10:57 -(0:23)- 11:20 851m峰 -(0:23)- 11:43 縦走路と合流 11:47 -(1:08)-
13:05 白石山山頂 13:41 -(0:34)- 14:15 836m峰 -(0:52)- 15:07 林道に出る -(0:34)- 15:41 毘沙門水
カシミール3Dで作る、赤登り、緑下り、紫縦走路 |
2022年12月 foxtrot