残雪の 会津駒ヶ岳中門岳 2022年 7月 1日(金)

 
会津駒ケ岳
(アイズコマガタケ)
標高2133m
南会津郡桧枝岐村
 
中門岳
(チュウモンダケ)
標高2060m
南会津郡桧枝岐村
  中門岳から見る会津駒ヶ岳(左のピーク)

● 二日目いよいよ会津駒ヶ岳

 田代山から下って、燧の湯に入ったとき、一緒に温泉に入っていた方から、会津駒ヶ岳の登山口の駐車場は早く行かないと上の方に停められないとの情報をいただいた、それではと朝 5時くらいに登山口に行くと、何とか一番上の駐車余地に車を停める事が出来た。


宿は桧枝岐村の翌檜 駒ヶ岳へ向けて登山開始

● いきなりの急登

 急な階段を登っていよいよ、会津駒ヶ岳への登山が始まる。


いきなりの急登 大きなブナの木が茂る急な登山道を登る

 会津駒ヶ岳は登り始めが急で、水場から上は楽になるという、登山道には、オオカメノキやムラサキヤシオなどの花が咲く。


天候はバッチリ、心配は無さそう 水場に着いて、ベンチで休憩する

● 展望が開けて来る

樹林越しに山頂の方角? 展望も良く成って来る

ムラサキヤシオ 雪渓が出て来る

イワカガミとミツバオウレン シャクナゲ

● 雪渓が残る

イワウチワ? 雪渓が多く成って来る

 登山道には雪渓が多く残り、解けて水が流れているところもある、長靴で登って来る人が居て、駒ノ小屋の小屋番さんのよう、途中展望ベンチでシャッターを押していただいた。


雪は消えたが、高山植物はまだこれからですね イワイチョウが一輪、咲いている

  ショウジョウバカマ

● 駒ノ小屋

駒ノ小屋が見えてきました 駒ノ小屋到着

 小屋の下の雪渓は、滑り落ちるとかなり下まで行ってしまいそうで、登るときちょっと緊張した、慎重に慎重に登り、無事駒ノ小屋に到着、ベンチで休憩する、下界は暑いのだろうがここは別天地。


 小屋では 500mlのコーラが 500円 、泊りは自炊で 3000円だそうです。


山頂に向けて雪渓を登る 雲をかぶった燧ヶ岳

 休憩後、念のためチェーンアイゼン付けて、山頂に向けて雪渓を登って行くと、ここでやっと燧ヶ岳が見えて来る、右に見えるのは至仏山のようだ。


 アイゼンを付けると安心だ。


パノラマ合成してみました、解らない山ばかりだが、展望は素晴らしい

 真ん中あたりの丸く高い山が、日光白根山で、右の三角は四郎岳、左の方には日光の山々が連なる。


● 駒ヶ岳山頂

山頂に着きました 山頂の一等三角点

 山頂直下の木道の所は雪が無く、アイゼンを外して登ると、すぐに駒ヶ岳山頂に成る、まわりは樹林帯で展望はあまり良くない、大きな山頂標識の前で登頂記念写真を撮る。


● 中門岳へ

時間が早いので中門岳に行く事に 中門岳への稜線には、まだ沢山雪が残る

ここはなぜか不思議な形の残雪が有る 中門岳山頂の標柱、この辺り一帯が中門岳らしい

先にもう一つベンチが有るので行ってみる 新潟の方の山は解らない

ハクサンコザクラ 雲が取れて、双耳峰がくっきり見えてきた

 木道を一周すると、嬉しい事に、ハクサンコザクラが、一株だけ咲いていた、もう少しすると一面に咲くのかな。


 ベンチに戻って、宿で作ってもらった弁当をいただく。


帰りは緩やかな登りだが、風が涼しく快適だ サンカヨウ

帰りは山頂直下の巻き道を通って下って行く 燧ヶ岳と至仏山、木が邪魔だ

 この辺りが一番展望が良かった、日光白根山の右に見えるのは、燕巣山と四郎岳で、間に見えるのが錫ヶ岳のようだ、いつもは南の方から見る山々だが、今日は北側から見ているので、幾分形が違って見える。


ここで素晴らしい展望ともお別れ、名残りおしいが下ります

● 記録


 滝沢登山口 5:16 -(1:22)- 6:38 水場で休憩 6:51 -(1:35)- 8:26 駒ノ小屋 8:37 -(0:24)- 9:01 駒ヶ岳山頂 9:04 -(0:49)-


 9:50 中門岳 -(0:10)- 10:00 お昼 10:19 -(0:46)- 11:05 駒ノ小屋 -(1:14)- 12:19 水場 12:34 -(1:00)- 13:34 登山口


カシミール3Dで作る、赤登り、青下り

2022年 7月 foxtrot