田代山 |
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(タシロヤマ) | |
標高1971m | |
南会津町 | |
田代湿原から会津駒ヶ岳 |
● 泊り山行
山の会の Oさんが田代山(1971m)に登り、桧枝岐村に泊って次の日、会津駒ヶ岳(2133m)に登る計画を立てくれました、コロナが落ち着いてきて、県民割が使えるお得なプランだし、私は両方の山とも登って無いので、喜んで参加させていただく事にしました。
6月30日、朝6:00 総勢 7名で玉村を出発し、北関東道から東北道に入り、西那須野塩原ICで高速を降りて、南会津町の猿倉登山口を目指します。
最近何かと忘れることが多く、ETCカードを車載器に入れておくのを忘れてしまい、高速道路の入口でアタフタしてしまい、結局通行券を出してもらい何とか高速に、出るときはもちろん一般の出口で清算しました、恥ずかしい。
国道400号線、121号線、352号線と進む、まわりは山ばかり、平日ということもあるのか車が少なく、信号も無く、お天気の心配も無く順調に進んでいく、松戸原で左折、猿倉登山口方面に、温泉など有って、実にのどかな所だ。
松戸原から猿倉登山口までは 17km くらい有る道のうち 7km くらいが未舗装の道路で、舗装された所が出て来るが、カーブを曲がるとすぐに未舗装と、虫食いのような舗装がされている、後から付いて来た Mさんの車は、かわいそうに、砂埃で真っ白になっていた。
やっと駐車場に、マイクロバスもいる | 綺麗なトイレが有ります |
猿倉登山口の300mくらい手前の右側にトイレの有る広い駐車場があるので車を停めて支度をします、今日は木曜日、平日でもあるのに駐車場には沢山の車が停められていてちょっとびっくり。
猿倉登山口の駐車場、満車です | なぜかテントが張られている |
ウツギの咲く道を歩くこと僅かで、猿倉登山口に着く、反対側の日光市側からの道路は、通行止めに成っていました。
おもしろ発見マップをもらう |
左に沢が有り、登山道は丸太の階段に成っている、 Oさんを先頭に、私がしんがりでついていく、道端にギンリョウソウが咲くが、ちょっと似たようなピンクの花が、一輪だけ咲いている、ショウキランというらしい。
丸太の階段が付けられた登山道 | ショウキラン |
ダケカンバの森を登る | ゴゼンタチバナ |
樹林帯の登山道、展望は無いが、いろんな花が咲いている、登って行くと、中学生の団体がいて、引率者が色々説明をしているようで、先に行かせてもらう。
ベニサラサドウダン | ハクサンシャクナゲ |
● 湿原に出ると
小田代に登ると辺りは開け、木道が有っていろんな花が沢山咲いていて、一気にテンションが上がる、駐車場に沢山の車が停められていたのもうなずける。
コバイケイソウの茂る小田代に登る | ヒメシャクナゲ |
イワカガミ |
小田代から田代山湿原までは急登で、一気に展望が開けて来る。
日光連山らしいが、何時も見るのと反対側なので良く判らない | ウラジロヨウラク |
● 花がいっぱいの湿原
木道のある田代山湿原に登る | モウセンゴケ |
小田代でテンションが上がったが、田代山湿原はさらに広く素晴らしい、今迄幾つか湿原を歩くことは有ったが、時期が良いのだと思うが、ここは花々が素晴らしい。
木道を進むと正面に明日登る予定の駒ケ岳が見えて来る | 田代山々頂標識の所で、中学生にシャッターを押してもらう |
木道を進むと弘法池の所に田代山山頂(1926m)の標識が有る、三角点が近くに有るが、湿原の中で行けないのでここが山頂にしているのだろうか、中学生の団体が近くにいたのでシャッターを押してもらう。
オノエラン | ワタスゲの群落 |
タテヤマリンドウ |
弘法大師堂が見えて来る | チングルマ |
那須岳方面? |
● 弘法大師堂
弘法大師堂 | オサバグサ |
弘法大師堂の裏のベンチでお昼にする、おもしろ発見マップによると、この辺りが田代山の山頂らしい、帝釈山の方から来た登山者が、すぐそこにオサバグサが咲いていると言うので、カメラを持って行ってみると、本当にすぐそこに咲いていた。
ミツバオウレン | 湿原を一回り |
コバイケイソウが咲く | 駒ヶ岳は雲に隠れる |
トキソウ | 日光方面 |
本命は会津駒ヶ岳だったので、散策程度かなと思っていたのですが、田代山湿原は、見事なワタスゲと沢山の高山植物にオサバグサも見られ、嬉しい誤算の山でした。
● 記録
猿倉登山口 10:16 -(1:06)- 11:22 小田代 11:28 -(0:28)- 11:56 弘法沼 11:59 -(0:22)- 12:21 弘法大師堂
12:40 -(0:22)- 13:02 湿原を下る -(1:09)- 14:11 猿倉登山口
カシミール3Dで作る、赤登り、青下り。 |
2022年 6月 foxtrot