獅子ヶ鼻山 (シシガハナヤマ) |
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標高1875m | |
沼田市・みなかみ町 | |
登山日2022年 3月10日 (木) |
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左から、武尊山、獅子ヶ鼻山、剣ヶ峰山 |
● 冬しか行けない山
去年の冬、武尊山に登ったとき、剣ヶ峰山から眼下に見えていた、獅子ヶ鼻山、冬しか行けない山だが、稜線には下から雪庇が続 き、いかにも危険そうな山に見えた。
そんな獅子ヶ鼻山に次の週、山の会の人たちが、登ったら、雪が締まっていて、快適に登れたという、とても快適だったので、毎年登っても良いねとの事で、今年も Oさんが計画してくれて、総勢8名で獅子ヶ鼻山を目指す。
玉村町を7:00に出る、近い山は良いですね、8:00過ぎには、たんばらスキーパークに着く、途中の道路は除雪した雪が高く積み上げられ、今年は雪が多いのが良く判る。
たんばらスキーパークリゾートセンター | 天気は快晴、正面の2本目の高速第2リフトに乗る |
たんばらスキー場は昔滑った事が有るが、20年も前に成るだろうか、懐かしいスキー場だ、登山届は車ごとで良いようで、書いて箱に投函する、戻って来たら出す、下山届をポケットに入れて、 Oさんがまとめて買ってくれたリフト券をもらいゲレンデに出る。
まずは動き始めたばかりのリフトに乗る、2本目は高速リフトだ。
リフトを降りてアイゼンを付けて登山開始 | この上が鹿俣山 |
ゲレンデの一番上の登山口の所で、アイゼンを付ける、下りに使おうと、ワカンも持つことにする、先に2名の登山者がスノーシューで登って行く、トレースは幾つか有るが、雪が多く沈むが、急な斜面も有るのでどちらが良いのか微妙なところだ。
● 今年は雪が多い
たんばらスキー場と玉原湖を俯瞰する | 鹿俣山山頂、雪が多い |
女性陣はスノーシューなので、ここの雪に突き刺してデポして、獅子ヶ鼻山へ本格的な登りに成る、天気は良いが遠くの方は霞んでしまっている、谷川岳方面は雲に隠れ、新潟方面の方が天気は良いようだ。
剣ヶ峰山を登る登山者が見える |
雪に抗う、凄い形の木 |
獅子ヶ鼻山が近づいて来る |
シュカブラ | 雪庇を避けて樹林帯へ |
山頂はすぐそこ | 至仏山? |
登って来た尾根と玉原湖、右に谷川岳 |
● 狭い山頂
山頂、直下の平らな所にザックを置いてカメラと無線機を持って山頂へ登る、左側にはクラックが口を開けている、狭い山頂、危ないので並んで記念写真を撮る。
後は入れ替わって、思い思いに記念撮影する。
山頂に登る、危ないので一列で |
南に有る鬼岩 | ザックを置いた所へ下る |
ザックを置いた所へ戻ってお昼にする、平にしようと雪を踏んでみるが、温度が低いのか、サラサラで固まらない、日差しが有るので、寒さは感じないが、温かいカップ麺がおいしい。
食事しながら無線を聞いて、出て来る局がいれば、声を掛けようと思ったが、平日なので CQ局は聞こえず無線は出来なかった。
雪が多いが下りは楽だ、大展望を楽しみながら快適に下る、樹林帯の所には大きなモンスターも有って雪山は楽しい。
● 下りはラクラク
樹林帯を抜ける | 途中のピークに登る |
武能岳、白毛門、笠ヶ岳、朝日岳 |
Mさんが踏み抜く、怪我が無くて良かった | 大きな雪庇、今にも落ちそうだ |
先頭を下っていた Mさんが突然見えなくなってしまった、クラックの所を踏み抜いたようで、深さは1m以上あっただろう、すぐにOさんが助けに行く、幸い怪我が無くて良かった、雪山はどこに危険が潜んでいるか解らない。
鹿俣山まで下って、アイゼンからスノーシュー、ワカンに変えて、スキー場の脇の斜面を下る。
スノーシュー、ワカンを付けてスキー場を下る | ゲレンデから谷川連峰が良く見えた |
● 記録
駐車場 8:27 駐車場発、リフトに乗る -(0:29)- 8:56 リフト山頂駅 -(0:29)- 9:25 鹿俣山 9:32 -(0:26)- 9:58 休憩 10:04
-(1:24)- 11:28 山頂直下 -(0:08)- 11:36 獅子ヶ鼻山山頂 11:46 -(0:04)- 11:50 直下で昼食 12:15 -(1:19)- 13:34 鹿俣山
13:50 -(1:14)- 15:04 スキーパークリゾートセンター
カシミール3Dで作る、赤登り、青下り |
2022年 3月 foxtrot