秋葉山・ゴシュウ山


秋葉山
(アキヤサン)
標高861m
甘楽郡下仁田町
 
ゴシュウ山
標高940mくらい
下仁田町・南牧村
登山日2021年
11月21日(日)
秋葉山山頂 ゴシュウ山山頂

● 紅葉の時期

 秋葉山(アキヤサン)は地形図に山名は無いが、下仁田町の山歩きガイドに載っている、馬居沢の集落の南に有る山で、今年春、山の会の Yさんと御堂山に登ったとき、秋に成ったら登りましょうと約束していた。


 紅葉を期待して登る事にする、国道254号から馬居沢の集落に入って行く、舗装が切れた先の不動橋の手前の路肩に駐車する、対岸は見上げるような凄い岩場に成っている、このあたり道路の脇には何か所か駐車出来そうなところが有る。


 ここから林道を歩いていくと、すぐに立派な門扉の有る、ブロックで作られた小屋に不動明王像が有る。


沢に小さい滝が有る 道路右に不動明王像、この対岸が登山口

秋葉山登山口の案内がある、ここを下りテープの所を渡渉する 沢を渡ったら左に行くとテープと踏み跡が有る

 植林地の急な斜面にジグザグに踏み跡がある、登って行くと左側が岩場になるが、ザレ場で歩きにくい。


岩壁に洞窟が有る 岩壁に沿って登る

岩壁の上の方にも洞窟が有る 一番大きな洞窟、中に石仏が祭られる

岩稜帯が終わると急な植林地に成る 尾根に上がると馬居沢の集落が見える、ここで休憩する

休憩後、踏み跡を探して登ると秋葉山への案内板が有る ここからまた植林地に入る

テープを探しながら急な踏み跡を辿る 植林地を登る Yさん

ここを登るとゴシュウ山とのコルが有る ゴシュウ山と秋葉山のコル、右へ登るとすぐに秋葉山山頂

 コルから登るとすぐに 秋葉山の山頂だ、お祭りに使うのか、藁を束ねたものが先に付いている竹の竿が倒れて道をふさいでいた、山頂には石仏が4体、手前に石祠が二つ並ぶ、低い山にもかかわらず360度遮るものが無く、西上州の山々を中心部から眺められる。


● 秋葉山山頂

秋葉山山頂からの眺め左、鹿岳、右ゴシュウ山、下に林道が来ている

正面に妙義山、手前右は御堂山

裏妙義、谷急山と、烏帽子岩 大桁山と鍬柄岳ここから見るとオベリスクのよう

 写真を撮ってから、アンテナを組み立てて CQ を出すと藤岡市の局と茨城県は結城市の移動局が応答してくれた、そうこうしていると、登山者が登って来た、今日は誰にも会わないだろうと思っていたのでちょっと驚いた。


 登って来たのは地元、馬居沢出身の方で、ルートを間違えて、ゴシュウ山の方に行ってしまったと言っていた。


 下に来ている道は将来、馬居沢からの道に繋がるらしい、春にお祭りが有って、地元の人たちは秋葉山の東側の尾根を登るとの事だった。


 今日はまだ時間が有るので、コルまで降りて、秋葉山の反対側のゴシュウ山の方に行ってみる、急斜面を登ると、ピークに石祠がある、ここから踏み後は明瞭で、狭い岩場の馬の背のような岩場が有るが、あとは歩き易い。


物語山 コルから急斜面を登った石祠の有るピーク

 ここは地元の人たちの信仰の山のようで、ピークには何かしら石仏が祭られている。


馬の背、ここはちょっと緊張する ピークに「白川大権現」

● ゴシュウ山山頂

ゴシュウ山 940m、山頂 鹿岳が近づいた、二つの峰が見える

 ゴシュウ山の山頂は、秋葉山よりさらに展望が良いように感じる。


しれいた山 高岩方面

浅間山方面、左、物語山 下山途中の紅葉

登山口まで戻って来た、倒木の左の方を渡渉する

 秋葉山は、急峻でザレ場が多く気を付けていても落石を起こしてしまうような所だ、ヘルメットを持ってきた方が良かった気がする、以前長野から来た団体の登山者が滑落して遭難したようだが、多くの人数で入るような山では無いと思う。


 ゴシュウ山はルートも解りやすく楽に登れる、急峻な山だが、行動時間は短く、ともに展望が良くてなかなか良い山だった。



● 記録


 8:17 駐車した所 -(0:13)- 8:30 沢を渡渉 -(0:09)- 8:39 洞窟が始まる -(0:23)- 9:02 植林地に入る -(0:09)- 9:11


 尾根に登り休憩 9:19 -(0:34)- 9:53 コル -(0:07)- 10:00 秋葉山山頂 10:50 -(0:15)- 11:05 馬の背 -(0:29)- 11:34


 ゴシュウ山山頂 11:53 -(0:30)- 12:23 コル -(0:18)- 12:41 洞窟の岩場 -(0:25)- 13:06 沢を渡渉 -(0:10)- 13:16 駐車した所


カシミール3Dで作る、赤登り、青下り

● ついでにもう一座


 
古嶽山
(コタケヤマ)
標高365m
下仁田町
  古嶽山

 古嶽山は、国道254号を下仁田方面に向かい道の駅「しもにた」のあたりから右に見える鉄塔の有る岩山だ、秋葉山から下りて254号線を戻り、道の駅の手前で左折、鏑川の方に下り橋を渡る、先に行くと、下仁田南牧クリーンセンターと、隣に公園が有って駐車場が有るので車を停める。


公園の脇の道を行き、上信電鉄の下をくぐる 竹やぶの所、左側に階段が有る、鉄塔の巡視路のようだ

この階段を登ると鉄塔が有る 鉄塔から東の尾根を行くと展望が良い、下に上信の電車が通る

● 古嶽山山頂

先の岩場に山頂標識、展望は抜群、高度感半端ない! 鉄塔のある方、右に大桁山

下って竹やぶの方に行くと「武田騎馬隊 鉄砲馬場跡」の碑

 竹やぶの所に広場が有るので、ここまで車が入れそう、簡単に登れて、展望抜群なので、ついでに登るのに良い所だ。


● 記録


 13:56 駐車場 -(0:05)- 14:01 登山口 -(0:19)- 14:20 鉄塔 -(0:08)- 14:28 古嶽山 14:36 -(0:15)- 14:51 登山口 -(0:13)-


 15:04 駐車場


カシミール3Dで作る、赤登り、青下り

2021年11月 foxtrot