高妻山 (タカヅマヤマ) |
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標高2353m | |
長野県長野市 | |
登山日2021年 9月21日(火) | |
ここから最後の厳しい登りが |
山の会のメンバーが高妻山に登るというので、私も参加させてもらう事にした、戸隠キャンプ場に前泊し日帰り山行だが、コースタイムが8~8.5時間なので、行動時間としては10時間くらいの長丁場となるようだ。
9月20日、13時玉村を出発、上信越道の信濃町ICで降りる、コンビニに寄るが連休のせいか、お握りは売り切れらしい、私は何時も余分に持つようにしているので、一個提供する、野尻湖が近いはずだが全く見えず、ちょっと残念。
南に飯綱山、北に黒姫山を見ながら36号線で戸隠キャンプ場を目指す、ウエルカムハウスで手続きをしてバンガローに行く。
バンガローに泊るのは2度目だ、初めてが「山と無線」のフェスティバルで97年10月野反湖のキャンプ場のバンガローに泊った、関東近県の「山と無線」のメンバーが沢山集まり楽しいひと時を過ごしたが、世話役をしてくれた太田の先生は今はもういない。
ここのキャンプ場はバンガローに車を横付けできるので便利だ、メンバーは8名で2棟のバンガローに分かれる、敬老の日に、老人8名でキャンプを楽しむ、計画、手配してくださったOさんに感謝感謝。
● キャンプを楽しむ
敬老の日に老人8名キャンプを楽しむ図 |
明けて21日、車を登山者駐車場に入れて、5時前に高妻山に向けて出発する。
戸隠牧場に入る | 柵を越えて牧場の中へ |
コルの所が一不動のよう | 牛が寝そべる |
朝日が射して来る |
沢には足場パイプで作った橋が有り、この後大洞沢を何度も渡渉する。
ナメ滝 | 沢登りですね |
ダイモンジソウ | 滑りやすいので注意! |
● クサリ場
鎖場に入りました | この段差は腕力で |
沢の脇の鎖場は滑るので要注意、なかなか厳しい所だ、戸隠山を縦走するとここを下らないといけないので、大変そう。
何とか鎖場を突破、無事一不動の分岐、避難小屋に着く、東側の展望が良い、Tさんは高妻山は既に登っているので、一人戸隠山に向かう、帰りは五地蔵山まで戻って弥勒尾根を下る予定だ、健脚なので他のメンバーより先に下ってしまうでしょう。
一不動の分岐に着く | 左に黒姫山、真ん中は斑尾山かな |
Tさんと別れて7名で高妻山を目指す。
● 展望の尾根
すぐに一不動 | 二釈迦 |
展望の稜線を行く | 高妻山が見えて来た、すでに一部紅葉が始まっている |
四普賢 | 6月に登った飯綱山 |
左、九龍竜山、右、戸隠山 Tさんはどの辺りかな |
Mさんが紅葉を撮影 | 五地蔵に着く |
五地蔵に着く、柱には「五地蔵山頂 1998m」とあるが、地形図では五地蔵山はもっと先で弥勒尾根への分岐もここには無い、柱の五地蔵には白い色が入るが、下の山頂 1998mは消したのかな。
黒姫山 | 一際高い妙高山 |
展望が良く、疲れも忘れて、写真を撮る。
休憩後歩き易い道を進むと、分岐の有る五地蔵山に着く。
五地蔵山から弥勒尾根の登山道、帰りはここを下る予定 |
左から焼山、火打山、妙高山 |
七薬師に向かって下る | 七薬師 |
八観音に向かって登る | 八観音 |
戸隠山の上に槍ヶ岳 | 白馬の大雪渓かな |
まだまだ先は長い |
● 苦しい最後の登り
九勢至(八丁ダルミ)で記念撮影 | 最後の急登が待っている |
九勢至は撮影ポイント、登山道に登って行く登山者が見える、まだまだ先は長く山頂まで行けるのか心配だ。
ここから先、山頂直下の急登は滑りやすく、岩混じりで浮石も多く気を使う、岩角や根っこなどに捕まり、三点確保で注意深く登って行く、ゆっくりだが確実に山頂が近ずいて来る。
富士山と八ヶ岳 | 十阿弥陀 |
傾斜が緩やかになると、十阿弥陀で、歩きにくい岩場を越えると待望の高妻山山頂に着いた。
岩場を越えれば山頂 | 高妻山山頂、三角点 |
山頂は360度遮るものの無い大展望が広がる。
雨飾山かな | 山頂で記念撮影 |
カップ麺にお湯を入れてから、無線機でCQを出してみると平日にもかかわらず、千曲市の局が応答してくれた。
急いでラーメンを流し込み、名残惜しいが山頂を後にする。
ロープの有る急登を下る | 紅葉の登山道を下る、左、黒姫山 |
登るときは大変だったが、下りは石を落とさないように慎重に下る、ナナカマドの紅葉が進んでいる。
五地蔵山で休憩、ザックが二つデポしてある、トレイルランのアベックが何事も無かったように弥勒尾根を下って行く。
心配だった弥勒尾根は、急な下りだが良く整備されていて歩き易い、やはり下りはこちらの方が良いような気がする。
下りは尾根コースに入り、後60分の所で休憩 | 檜の大木が茂る尾根 |
順調に下り牧場まで約60分の標識の有る広場で休憩する。
ブナ仙人 | 森の向こうに牧場が見える。 |
沢を渡渉すると道標があり、牧場の脇を登山口に向かう、森の方に親子のサルがいる。
沢の所の道標 | 牧場の脇を登山口へ向かう |
牧場の売店で牛乳を飲み、駐車場に向かう、長かった高妻山、山頂を踏めて大満足の山行だった。
● 記録
駐車場 4:59 -(0:19)- 5:18 登山口 -(1:55)- 7:13 一不動 7:21 -(0:40)- 8:01 四普賢 8:05 -(0:19)- 8:24
五地蔵 8:34 -(1:08)- 8:42 五地蔵山 8:44 -(0:37)- 9:21 2053m峰 9:30 -(1:28)- 10:58 高妻山山頂
11:28 -(1:40)- 13:08 五地蔵山 13:16 -(0:42)- 13:58 休憩 14:06 -(0:56)- 15:02 牧場に入る -(0:21)-
15:23 カフェで牛乳を飲む 15:25 -(0:08)- 15:33 駐車場
カシミール3Dで作る、赤登り、青下り |
2021年 9月 foxtrot