鍋割山
(ナベワリサン)
標高1332m
群馬県前橋市
登山日2021年 6月26日(土)
  鍋割山山頂

● 梅雨なのに

 今日は朝起きるのがちょっと遅くなった、朝食を済ませて散歩に行こうかと思うが暑そうだ、梅雨だというのに雨は降らない、天気予報は雨だが、実際は曇りでけっこう暑い。


 暑いので散歩は夕方になってからにしようかと思うが、雨は降りそうも無いので鍋割山に登るのも良いかと思いすぐに支度をする。


 こんな遅くから山歩きに出かけることは無いのだが、それでも 12:00 前に赤城青年の家の上の鍋割山登山口に着くことが出来た、路肩には7,8台車が留められている、後から一台来て、先の方に停めたようだ。


鍋割山登山口辺り 鍋破山前不動分岐

 支度に手間取っていると、後から来た人は先に行ったようだ、以前この辺りは樹林に覆われていて全く見通せなかったが、これから植林するのか、だいぶ手が入れられている。


鍋割高原  

 急な岩場を登りきって、鍋割高原に出る、花の時期は終わっていてちょっと寂しい、登って行くと汗だくだが、風が涼しく、雨は大丈夫みたいだ。


白いシモツケソウ? 砂が流されて岩だらけ

 シモツケソウに似ている花が沢山咲いている、でも色は白で花が小さく葉の形も違うよな気がする、あと咲いているのはタツナミソウくらいだ、この辺り砂が流されて岩だらけ、昔はもっと楽に歩けたが。


タツナミソウ 急登が終わる

 急登が終わって、あとは丸太の階段を登れば山頂だ、ところが階段の丸太の上に5センチくらいある黄色の毛虫がいる、それも何匹もいる、寒いので日向ぼっこでもしているのか、踏みつぶさないように登って行くが、下って来る人が居ればひとたまりもない。


前橋市街  

 振り返れば前橋の市街地が霞んで見える。


● 山頂は

山頂から

 山頂に登ると3組くらいの登山者が居たが、すぐに下って行った、南側にベンチに腰を下ろしすぐにアンテナを組み立てる、埼玉県吉川市の局がCQを出していたので呼んでみる、その後サブチャンネルを探してCQを出すと、都内足立区、埼玉和光市の局が応答してくれた。


 ただ山頂は風吹いていて汗でぬれたせいもあるのだろうが寒い、一枚着込んだがそれでも寒い、横須賀市の局と交信し、お握りを食べて早々に下山する。


下りの方が大変

 丸太の階段のところでは、毛虫はことごとく潰されていた、岩場の急斜面は湿っているので滑りやすく注意深く下る、それでも下っていると、冷えたからだがだんだん温まって来た。


 水だけ持って空身の登って来る登山者がいる、「水沢山より空いていて良い」と言って元気に登って行った。


ニガナ? 前橋市街が霞んで見える

 鍋割高原まで下ると前橋市街が霞んで見える、もう少し無線を楽しみたいと思ったが、今の時期、降られないで山に登れたので良い運動になった。


登山口を俯瞰する シカの食害に備えて網がかけて有る

 登山口の辺りの木には網がかけてある、糞は見かけなかったが、このあたりにもシカが居るのだろうか、車に戻って自宅に向けて下って行っても、畑の電気柵が以前より沢山設置されているような気がする。



● 記録


 登山開始 12:09 -(1:29)- 13:38 鍋割山山頂 14:39 -(1:01)- 15:40 林道


カシミール3Dで作る、赤登り、青下り

2021年 6月 foxtrot