冬の 黒斑山 2021年 2月20日(日)


 
黒斑山
(クロフヤマ)
標高2404m
嬬恋村・小諸市
  何といっても浅間山の展望台

 冬登るのに良さそうな山を探して地図を見ると、やはり黒斑山は距離も少なく展望は周知のとおり最高なので良さそうだ、1995年8月と2008年5月に登っているが、雪山は初めてだ、今年登れば奇しくも13年間隔に成る。


登山口でアイゼンを付ける 朝日に向かって登る

● トラブル発生


 登り始めると、無線機から変調が聞こえて来る、<<GPSロガーのみ>>のモードにしたので変調は聞こえないはずなのに、おかしいと思って調べるとマイクロSDカードが認識されてない、SDカードを抜き差ししてみたが、認識されず SDカードが有りませんと出てしまう。


 何度かやってみたがダメなので、今回はログを取るのは諦める、そんなことをしていたので前に登っていた人はいなくなってしまった。


初めのピークを下る 遠く八ヶ岳

● 展望は良い


 黒斑山は簡単な山という印象があったが、意外と登り下りがある、鞍部に下ると、南側の展望が良い。


篭ノ登山、水ノ塔山方面

 登って行くと樹林が切れ展望の開けた所に出る、三脚を立てて写真を撮る登山者が居る、私も写真を撮っていると団体さんが登って来てにぎやかになってくる。


賑やかになる ここからしばらく樹林帯に入る

 この先、ここからしばらくは樹林帯の登りが続く。


● 浅間山が見えて来た


槍ヶ鞘から 剣ヶ峰、牙山

 槍ヶ鞘まで登ると待望の浅間山が見えて来る、牙山の上あたりによく見ると薄く富士山が見える。


トーミの頭から

 休憩後急登を登ってトーミの頭へ、前掛山には既に何名かの登山者が居るようだ、このころから見上げると、周りが紫に見えるようになって、もしや雪目かと心配になる。


 なるべく雪のない遠くを見るよう心掛けるが、歩くときは下を見ないわけにはいかず、不安になる、眼鏡にはUVのコーティングを入れていたはずだが。


黒斑山山頂 以前に休んだ展望の良いところ

 黒斑山山頂に着くが狭い上に、お湯など沸かしている登山者が居るのですぐに先に進み、以前に登った時に休んだ場所に行く。


先に黒斑山山頂  

 雪をならして、ポールを立ててアンテナを組み立てる、土曜日という事で空いている周波数が全然無いが、何とか上の方で空きチャンネルを探してCQを出すと、東京都をはじめ、埼玉県、神奈川県、千葉県など11局ほど交信しする、ここは登山道の脇なので、通る登山者はいるが、気兼ねなく話せる。


 天気は良くて日差しが有るが、風が有るので寒く成ってきた、アンテナをしまい、焼きそばパンを一つ頬張って下山する。


蛇骨岳、仙人岳 こんな所を通ってトーミの頭に下る

 黒斑山山頂へのわずかな登りでも息が上がる。


中コース分岐 中コースは樹林帯

 下りは中コースを下ってみる、こちらは展望も無く登りに使うとつまらなそうだ。


展望の良いところに出る

 下って行くと展望の開けた所に出たので、最近買った、ワカンを試してみる。


ワカンを試してみる

 アイゼンを外してワカンを付ける、付け方は家で練習していたので、何とか付けられた、登山道は問題なく歩けるので、トレースの無い深雪に入ってみる。


 深雪だとやはり沈む、ワカンが無いとどのくらい沈むか見当もつかないが、雪山を楽しめるようになるには経験と、慣れが必要のようだ。


● 記録


 駐車場 8:30 -(1:28)- 9:58 槍ヶ鞘 -(0:22)- 10:20 トーミの頭 -(0:20)- 10:40 黒斑山山頂 -(0:11)- 10:51


 展望の良いところ 11:48 -(0:09)- 11:57 黒斑山山頂 12:02 -(0:17)- 12:19 中コース分岐 -(0:59)- 13:18 駐車場



 帰ってから、無線機のマイクロSDを調べると特に問題ない、でも無線機にセットすると、認識しない。


 マイクロSDの端子のところをエタノールを含ませたティシュで拭くと認識するようになった、単なる接触不良のようだ。


 雪目も調べてみたが、周りが紫に見えるというのは特に書かれてない、でも若いころさんざんスキーをしたが、サングラスはしていたが周りが紫に見えるなんて事は全く無かった。


 加齢のせい?


2021年 2月 foxtrot