足利市の山を周遊 2021年 1月31日


天狗山  
(テングヤマ)
標高258.7m
両崖山
(リョウガイサン)
標高251m
大岩山
(オオイワヤマ)
標高417m
  天狗山 両崖山山頂

 新年が空けて、1月は10日に赤城山に登ったが、今月はもう1座くらい登りたいと思っていた、1月最後の日曜日は、天気予報では風が強そうだが、好天に成るようなので、山に行くことにする。


 場所は昨年「山の会」の人たちが登られた、足利市の山 3座を縦走するコースを辿ってみたい、YAMAP から GPXファイルをダウンロード、スマホに入れて準備する。


 足利公園の駐車場に車を置いて、登山口のある常念寺に向かう、登山口には天狗山ハイキングコースの案内板がある、両崖山まではこのコースを行くことになる、階段を登ってまずは観音山に向かう。


ここから天狗山に向かう 良く踏まれた登山道を登る

 朝の冷えた空気の中、登って行くと近くを通る電車の音を聞こえてくる。


● 観音山

観音山からの眺め ツル山のアンテナ

 登山口から10分ほど登ると足利百名山 56 観音山に着く、秩父山塊の上に富士山が見える、写真を撮っていると、朝の散歩か、空身の人が下りて来た、登って行くと下から見えたアンテナの有る山に着く、ツル山というらしい、その先登山道の脇にごつごつした岩があり、ゴジラ岩と書かれている。


ゴジラ岩 見晴台への分岐

 ちょっとしたピークにもちゃんと名前が有るのは、里山ならではだ、時折登山者か、散歩の人か、人が下って来る。


● 展望台

富士見岩 富士山が見える

 見晴台への分岐があるので見晴台に行ってみる、下って行くと岩場があり富士見岩の標識があり富士山が良く見える。


太田市方面

 展望が良く眼下には足利の町が広がっている。


● 天狗山

天狗山で記念撮影 東京方面にスカイツリー

 戻って先に進むと、一旦下り、急斜面を登ると、天狗山だ、最近山頂で記念写真を撮って無いので、ここで一枚撮っておく、山頂は南北に長く三角点の東側のベンチに腰を下ろし、近くの木にストックを立てて、アンテナを組み立て、 CQ を出すと、川越市の局を皮切りに、前橋市、上尾市、藤沢市、新座市の局と交信する、まだまだ呼んでくれる局が居そうだが、次の山に行くために交信を終える。


大岩山と野山ハイキングコースの尾根

 北西の方角には、伐採された斜面と、前仙人ヶ岳と良く似た山が見える、前仙人ヶ岳はもっと遠くのはずだし、右に仙人ヶ岳が無い、地図で確認すると、この後登る大岩山と帰りに辿る予定の尾根と思われる、でも伐採された斜面が有って前仙人ヶ岳にそっくりだ。


岩場を下る 天狗山

 両崖山を目指して岩場を下る、朝のうちは登って来る登山者は少なかったが、だいぶ増えて来た、この時期足利の山は人気がある、振り返ると丸い山頂の天狗山が、かっこいい。


● 両崖山

両崖山山頂  

 一旦下って登り上げると両崖山山頂の、御嶽神社だ、森におおわれた神社には沢山の人が休んでいて、まだ下から登って来る人もいる。


 ここは今から22年前の2月、行道山から織姫神社まで歩いたときに通っているはずだが、全く記憶に無い。


 人が多いので境内の端で無線機のスイッチを入れてチャンネルを回すと、うまいことに長瀞町から CQを出している局がいたので、交信してもらい、すぐに大岩山に向けて出発する。


大岩山への登山道 登ったり下ったり

 天気は良いがやはり風が出て来た、両崖山から大岩山に向かうと、登山者の数はぐんと少なくなったが、それでも行道山に行って来たのか、下って来る登山者がいる。


大岩山(剣ヶ峰)が良く見える

 歩きやすい道を登っ行くと、道は舗装された道路を横断して北関東道の大岩トンネルの上を歩いてゆくようだ。


道路を横断する 檜の植林地

 先に進むと再び舗装路に降りる、右に登山道が有るが、登山道を行くと毘沙門天の裏に出てしまうようなので、舗装路を歩いてゆくと、右側に毘沙門天へ登る階段がある。


毘沙門天の階段 山門の金剛力士像

 毘沙門天で参拝して先に進むと、トイレのある駐車場があって、展望が良い、移動運用をしている車が居たので行ってみると、市民バンドで交信していた、アマチュアの免許も持っていて、JH1***のコールサインを持った無線局で、しばらく話してしまった。


大岩山毘沙門天 毘沙門天のビューポイント

 ここは関東平野が一望できて、移動運用には大変良さそうな場所だ。


 舗装路を先に行くと左に大岩山への登山道があり、車道は行き止まりだが、広場に成っていてこちらも展望が良さそうだ。


● 大岩山

大岩山(剣ヶ峰)山頂 野山ハイキングコースに入る

 登山道をひと登りで、ベンチの有る大岩山(剣ヶ峰)に出る、本日3座目の山頂でお昼にする、アンテナを組み立ててCQを出すと、加須市、川島町、東秩父村の局が呼んでくれた、風が強くて寒いので早々に切り上げて下山する。


 登って来る時に左にあった分岐、野山ハイキングコースに向かう、ここは伐採された斜面の稜線で関東平野が一望できる。


東京方面(スカイツリー)

 正に圧巻の展望だ。


関東平野が広がる

都内のビル群 東の方に筑波山

 斜面を登ると、登山者が一人登って来る、樹林帯を抜けると稜線に出て今度は北側が開けている。


山ツツジ散策コース 遠く雪をかぶった男体山、女峰山

 こちらも展望が良い、雪をかぶった県境の山々が見える。


袈裟丸山、皇海山、右に真っ白な日光白根山?

 左から袈裟丸山、皇海山、右には真っ白なのは日光白根山のような気がするが。


よく見ると前仙人ヶ岳も見える 障子岩の上からゴルフ場を俯瞰する

 良く見ると特徴ある前仙人ヶ岳も見えている、岩場からは、フェアウエイを歩く人も見える。


狭い岩場を進む 広い尾根に成る

 岩場が終わって樹林帯を進むと、また一人の登山者が登って来た、地元の人で、定年を過ぎてすることが無いので、暇さえあれば、山に来ていると言っていた、コロナ会という会でこの登山道を整備していて、野山の山頂に箱が有って、お札が入れてあるから、持っていってと、教えてもらう。


野山山頂 お札をもらう

 野山山頂に着く、見ると台に箱が有って、お札が入っている、ノートにお礼を書いて一つ頂いてきた、それにしてもコロナ会とはどんな謂れでつけたのか。


北関東道の脇に出る 藪を抜ける

 急な斜面を下ると北関東道の脇に出る、道はちょっと藪っぽいがコロナ会で付けてくれた?赤と黄色のテープが沢山有って迷うことなく舗装道路に出る。


舗装道路に出る もらってきたお札

 ここからはスマホに入れてある YAMAP のデーターを頼りに登山口まで迷うことなく帰る事が出来た。


 風が強かったが、野山ハイキングコースは展望が良くて大満足の山歩きが楽しめました。


● 記録


 足利公園P 7:50 -(0:10)- 8:00 常念寺登山口 -(0:44)- 8:44 富士見岩 -(0:27)- 9:11 天狗山山頂 10:08 -(0:24)-


 10:32 両崖山 10:45 -(1:01)- 11:46 毘沙門天 -(0:06)- 11:52 展望駐車場 12:00 -(0:17)- 12:17 大岩山(剣ヶ峰)


 13:14 -(0:18)- 13:32 障子岩 -(0:23)- 13:55 野山 13:59 -(0:22)- 14:21 道路に出る -(0:38)- 14:59 駐車場


カシミール3Dで作る

2021年 1月 foxtrot