前仙人ヶ岳
仙ヶ沢
(マエセンニンガタケ)
(センガサー)
標高647.5m
群馬県桐生市
登山日2020年
12月13日(日)
  前仙人ヶ岳

● 菱町(金葛)歩道

 散歩コースから見えた山が、前仙人ヶ岳と解ったので、山頂を確かめようと行くことにする、前仙人ヶ岳は地元では仙ヶ沢と呼ばれ ているらしい、2013年10月、小友沢の頭に登ったとき、ついでに山頂を踏んでいるが、山頂は樹林帯山の中で展望が無かった。


 2014年4月の山火事で全く違う姿に成ってしまった、今しか見られない姿をしっかりと目に焼き付けておきたい。


 今回は山の会のTEさん、TUさんと私の3名で出かける、桐生市の泉龍院の駐車場に車を停めてここから歩き出す、この道は、菱町 (金葛)歩道として良く整備されていて歩きやすい。


涅槃像 中尾根測量起点

 ほどなく涅槃像のある、一色山に着く、青銅の立派なお釈迦様がある、中尾根測量起点という事で三角点もある。


 ここは観音山から来る道の分岐点になっていて北の方、前仙人ヶ岳方面に向かう。


桐生市菱町(金葛)歩道総合案内板 展望の丘(金狐山)

 道は登ったり下ったりの繰り返しで、登って行くと下に降る分岐が有って先に桐生市菱町(金葛)歩道総合案内板がある、先には東 屋が有って、桐生市街の展望が良い、先には前仙人ヶ岳の山頂が木々の間から見える。


桐生市街地の展望

 トレイルランナーが一人登って来てあっという間に見えなくなった。


雨降山、展望台 雨降山

 雨降り山展望台のベンチで休憩し登って行くと樹林帯の中に366mの三角点が埋められている、さらに登って行くと植林地を出て急 斜面に、男坂、女坂の分岐がある、男坂は直登で急斜面を登ると、女坂と合流する。


三角点 男坂を上る

 樹林帯の中を行くと「茂倉沢への下り口」の道標がある。


茂倉沢の下り口 焦げた木が有る

● 山火事の爪跡

 下草が燃えて焦がされたのか根元が黒く焦げている木が沢山有る。


根本が焦げている 南側が開けた

 植林地の斜面を登って行くと南側が開け焦げた木が有ってネットが張ってある、ここの斜面は燃えた木が伐採され、新しい木が植林 されていた、植えられた木はまだ小さいので展望は良い。


桐生方面に展望 山頂への稜線

 今日は天候がいまいちで、南の方は霞んでいる、よく見ると、写真には写らないが、富士山がうっすらと見えている。


大窪 あと少し

 登って行くと大窪 639m と書かれたピークが有って、急斜面を倒木などをよけながら下ってから、登ると前仙人ヶ岳の山頂だ、ち ょっとした広場に、一番下に四等三角点(黒川)647.5m と書かれた道標が有って上に4枚もの道標が付けられている、後ろの木には 見覚えの有る Sengasa647.5m と書かれた古い道標も有った。


● 前仙人ヶ岳の山頂

前仙人ヶ岳山頂 2013年の前仙人ヶ岳

 前に登った時は樹林帯の中で、こんなピークの上にいるなんて全く思えなかった。


ここからは素晴らしい展望が広がる。

 

 山頂に着いたのでしばし休憩、私はアンテナを組み立ててCQを出すと、伊勢崎の局、町田市、荒川区の局が応答してくれた。


 一人の登山者が登って来た、伊勢崎から来たという登山者は、人に会うとは思わなかったと言って下って行った。


北側の風景 燃えた木

 帰りは栃木県との県境尾根を下ろうと、仙人ヶ岳方面に下る、北側、梅田方面から登るルートを見つけながら下るが、途中まだ伐採 されてない燃えた木が残る斜面がある、火事の後は山全体がこんな状態だったのだろう。


前仙人ヶ岳方を見上げる

 荒れた道を下って行くと一色線(黒川ダム)方面・仙人ヶ岳との分岐がある、前に来たときは楽をしようとここを下った。


一色方面への道標 2013年はこんなだった

 さらに進むと荒倉山、(県境尾根)への道標がある、ルート確認の為直進し、仙人ヶ岳方面に行ってみる。


白葉峠方面への道標 2013年の道標

 振り返るといつもと違う形の赤城山が見える、北側斜面を確認しながら仙人ヶ岳の少し手前まで行ってみるが、明瞭な、下る道は見 つけられなかった、戻って県境尾根の荒倉山方面へ下る。


赤城山 栃木県との県境、この尾根を下る

● 県境尾根を下る

 

荒倉山山頂 2013年の荒倉山

 燃え残った木が昔の形をとどめている。


整備された山肌 尾根を下る(登る)TEさん

 整備された山肌、こんな景色を見るのは初めてだ、通常展望が有るのは、森林限界を超えた高山で低山は樹木に覆われてしまうの で、展望は得られない、皮肉な事に山火事のおかげで低山でも展望が得られている、でも山に遊ぶ者として、山火事は絶対に出して はいけないと実感させられた。


白葉峠・菱町分岐 2013年の同じ場所、燃える前の木

 ここも木が燃えてしまった。


小友沢の頭 2013年の小友沢の頭

 菱町1丁目最高峰、小友沢の頭、かつての道標は下に落ちていた、山頂後ろは急斜面で、昔来たとき後ろが、急斜面で落ち込んでい たなんて全く解らなかった。


桐生方面の展望

 桐生方面の展望は素晴らしい。


森山展望台 森山展望台からの眺め

 枯れ葉の積もった尾根道を下ると、森山展望台がある、ここで一休み、ここも展望が良い。


尾根を下る 熊ノ沢山

 下って行くと、雷電山から登って来る分岐がある、展望台に成っていて、郵便受けの箱があった、下って行くと熊ノ沢山というピー クがあり、さらに下ってでんべい山との鞍部から深山地区に下ると人家のある所に出て、少し歩くと泉龍院の駐車場に戻る事が出来 た。


● 記録

 駐車場 8:00 -(0:19)- 8:19 一色山、涅槃像 -(0:23)- 8:42 展望の丘 -(0:17)- 8:59 雨降山 9:05 -(0:08)- 9:13


 三角点(366m) -(0:11)- 9:24 男坂女坂分岐 -(0:41)- 10:05 大窪 -(0:08)- 10:13 前仙人ヶ岳山頂 10:42 -(1:08)


 - 11:50 荒倉山への分岐 -(0:14)- 12:04 荒倉山 -(0:27)- 12:31 白葉峠、菱町公民館分岐 -(0:09)- 12:40 小友沢ノ頭


 12:46 -- 13:14 森山展望台 13:24 -(0:20)- 13:44 熊ノ沢山頂 -(0:07)- 13:51 深山地区分岐 -(0:13)- 14:04 駐車場


カシミール3Dで作る

 距離 12.1km 累積標高差 1238m


2020年12月 foxtrot