● 2月の月例山行

　篠井富屋連峰（宇都宮アルプス）は宇都宮市の北に位置し、高さ500m位の山々が連なる、2月の山の会月例山行が、篠井富屋連峰の縦走が計画されたので参加することにした。

　2月9日（日）天候はまずまずだ、東北道を宇都宮インターで降りて、子どものもり公園に向かう、今日の参加者は9名で車2台なので、私の車を中徳次郎登山口に近い、たかお神社に置きに行く、ここは公民館も有って車が停められた。

　再び、子どものもり公園に戻り、全員揃ったところで、まずは榛名山目指して出発する。

　駐車場脇の榛名山を裏から周回するコースを行く、植林地の広い林道のような道を霜柱を踏んで歩いて行く、道標もあって良く整備されているが、里山なので道も沢山有るのでコースを外さないよう注意する必要がある、Oさんがスマホのヤマップでルートを確かめながら登って行くので安心だ。

　このコースは新しく整備されたようだ、天気は良いが、風が強い、登って行くと北の方に、日光の山々、男体山、大真名子山、女峰山が見えてくる、風が強く寒いがおかげで、遠くの方まで良く見える。

　登山道は植林地の急登になり、稜線の尾根に突き当たる、この尾根は男山への稜線で、右に行くと榛名山だった。

● 榛名山山頂

　本日一番目の山頂となる榛名山山頂には石祠があって展望が良い、写真を撮って展望を楽しみ次の山に向かう。

　登って来た尾根を下り、先に行くと分岐があり、左が男山だ、岩場の急登を登ると男山山頂だ、樹林越しに雲に覆われた高原山が見える。

　本山に向かうと南の方に筑波山、振り返ると真っ白な富士山が見えた、本山は本日登る山の最高峰だ、どの山も500m前後で大した違いは無いが、山頂の樹木が少なく一番展望が良いようだ、栃木百名山69番になっている。

● 本山山頂

　記念写真を撮って次の飯盛山に向かう。

　飯盛山への登りは急峻だ、先頭を行くMさんがぐんぐん登って行くので、ついていくのが大変だ、山頂はそこそこ展望も良い、高舘山に向けて下っていくと、ここは急斜面でロープが付けられている、枯れ葉が積もっていて滑りやすいので注意深く下る。

● 飯盛山山頂

　急登を下りきると樹林帯に入り峠がある、ここまでが篠井連峰で、青嵐峠から先が富屋連峰となるらしい。

● 高舘山山頂

　高舘山山頂は広場になっていて三角点がある、時間も丁度良いのでお昼にする、風が強くて寒い、こんな日は暖かいカップ麺がありがたい、無線を聞くと、そこそこ変調が聞こえる、試しにCQを出してみたが、低山の悲しさ、応答は無かった。

　富屋連峰は篠井連峰とは対照的に緩やかな登りで、黒戸山山頂は樹林帯の中に大きな岩のあるピークでただの通過点のような場所だった。

● 黒戸山山頂と兜山山頂

　黒戸山を下ると舗装された林道に出る、右に行き、最後に兜山に登る、林道から登山道を行くと大きな岩がありその先が山頂だった。

　帰りは林道に戻って、大網町方面に下ると林道の三差路のところで台風19号の土砂崩れで倒木が道路を完全に塞いでいて、車は全く通れない、復旧するのは何時になるのだろうか。

　倒れた丸太の上をたどって、下ったが、三差路に成っているのが解らず、危うく道を間違えるところだった、たかお神社に戻り、子どものもり公園の車を回送して帰路についた。

　宇都宮郊外には篠井富屋連峰や、古賀志山、そのほか低山が沢山ある、様子が少し解ったので、低山歩きをしたいときに、地図を調べて歩くのに良さそうだ、ただ家からちょっと遠いのが難点だが。

● 記録

　子どものもり公園 8:03 -(0:54)- 8:57 榛名山山頂 -(0:21)- 9:18 男山山頂 -(0:25)- 9:43 本山山頂 9:49 -(0:56)- 10:45

　飯盛山山頂 10:56 -(0:46)- 11:42 高舘山山頂 12:05 -(0:26)- 12:31 黒戸山山頂 -(0:26)- 12:57 兜山山頂

　-(0:45)- 13:42 たかお神社

2020年 2月 foxtrot