紅葉谷と谷急山 2019年11月15日


 
谷急山
(ヤキュウヤマ)
安中市
標高1162m
  三方境手前の紅葉

● 紅葉谷

 裏妙義、紅葉谷の紅葉は、2年前11月12日に行った時に良かったのでもう始まっているだろうと思い、山の会の、Mさん、Yさんを誘って出かけてみた。


 平日ということも有って、旧国民宿舎の駐車場につくと車が2台、2名の登山者が支度をしている、何とそのうちの一人がMさんの知り合いだった。


 この人たちは丁須の頭から裏妙義を縦走するという。


 私たちが先に出発するが、舗装された道を行き丁須の頭への分岐を過ぎたのに、後ろから二人がついて来てしまう、分岐を見落としたらしい、教えてあげたら戻っていったが、妙義山は道を見失いやすい所が沢山ある山なのに大きな道標を見落とすようで大丈夫なのだろうか、人事ながら心配だ。


 道はここから林道から左に下り、うす暗い植林地に入っていく、この先までは前回来た時は中木川の南の林道を歩いたので始めての道だ、しばらくは鬱蒼とした植林地の中を歩く、登って行くと右へ曲がるところに、前に来たときと変わらず馬頭観音がある、直ぐ上のモミジが色ずいていて、この先の紅葉が期待出来そうだ。


馬頭観音 モミジが色ずいている

 ここで休憩してから、登って行きモミジが沢山ある所にいくと、紅葉は始まっているがまだ早いようだ、今年の紅葉は赤くならず、黄色から茶色に変わってしまうところが多い、ここはそんな事はなさそうだが、2年前と比べると明らかに遅れている。


● まだ早い

紅葉は始まっているがまだ早い まだ緑の葉が残っている

 それでも紅葉を見ながら登って行くと、台風のせいらしく、沢の所で少し流されていて渡りづらい場所がある、ルートが少し変わっているようだ、山によっては沢が大きく流されてしまって通行出来ないところもあるので、ここはまだましなようだが。


 モミジがある所を見ながら登って行くと、樹林の中に今にも落ちそうな大きな岩がある、一本のつっかい棒が落ちないように支えていると、みんなで笑いしあった。


頑張っているつっかい棒

写真に撮ると見事に見える  

 途中休憩を取ってから、三方境に行く、10分ほど尾根をたどると谷急山と女坂の分岐の大遠見峠に着く、右に行けば谷急山だ、時間も早いので行けるところまで行ってみようと、試しに谷急山の方に行ってみる。


● 三方境

三方境

 谷急山に向かう急な登山道を登って行くと紅葉が丁度良い、後から一名の登山者が登って来たので先を譲る、千葉から来たという登山者は来週仲間と4名で登るための下見に来たと言っていた。


● 谷急山へ

紅葉の中を登る ;

 984mの地図で言う所のP1を過ぎると左に砲弾形の岩峰がある、登山道はいったん下ってまた登る、右には大岩がある。


左に砲弾形岩峰 右にも大岩

 登って行くと妙義山の展望が開けて来る、道は急峻だが、木の根や岩角など手がかりは多い、常に三点確保を心がけ、登って行けば問題ない。


● 展望がよくなる

東に表妙義の白雲山 裏妙義の烏帽子岩

 一枚岩に鎖が付けられたP2の急登に来たので、持ってきたヘルメットを被る、万が一の為スワミベルトに、カラビナを付けて鎖場に取り付く。


P2へ登る鎖場 狭いキレット

 何とか鎖場を越えると先頭を行くMさんはスイッチが入ったのか、ぐんぐん登って行く、登山道は登り下りを繰り返し、大きなV字のキレットを下ってまた急斜面を登る。


  谷急山の三角点

● 谷急山山頂

 登って行くと、先に登って行った登山者が下って来た、山頂は展望が良く北アルプスまで見えると言って下って行った。


 その後何度か登り下りを繰り返し、待望の谷急山山頂に着いた、山頂には三角点が有って360度遮るものが無い大展望が広がっている、天気が良く空気も澄んでいるので遠くの山々も良く見える。


 雲ひとつ無い青空のもと浅間山がくっきりと見え眼下には上信越道を小さく見え、素晴らしい景色が広がる。


浅間山

北アルプス方面 荒船山

白雲山と高崎方面、こちらから登って来た

赤岩、烏帽子岩、丁須の頭

 前回登ったのは1997年10月、22年も前でもうすっかり記憶が飛んでしまっていて、改めて谷急山の山頂の素晴らしい展望を楽しむ事が出来た。


 平日ということも有って山頂は私たちだけ、展望を楽しみながら楽しくランチをいただく。


 帰りは登って来たところを戻るので、下りでも緊張する、P2の鎖場では補助ロープで確保し難なく下ることが出来た。


P4の登り返し V字キレットからのぞく

 ここは斜面が急なので、下りでも汗が出る。


P2の下り P1へ登る

 大遠見峠から植林地の中、女坂を下る、所々紅葉が進んでいて楽しませてくれる。


● 女道

女道の紅葉 この当たりはまだ早い

 谷急沢に向けてまっすぐ下る広い道は、枯れ葉が積もって荒れている、踏み跡がはっきりせず何処でも歩けてしまう、ここの紅葉が進むとさながら紅葉のトンネルに成るのだが、残念ながらまだ早かった。


何本か色づいている

● 沢を下る

 谷急沢まで下ると登山道は沢に沿って下って行く、踏み後の不明瞭なところが有りるので、テープを探しながら下るが、沢を渡るところが何度かあり、注意深くルートを探して下って行く。


谷急沢に出る  

 登山道は最後に林道に下るが、林道に下るところが以前より崩落している、下ったところの斜面に、馬頭尊が祭られていた。


綺麗な紅葉がある 女道入り口の馬頭尊

 後は旧国民宿舎に向けて林道を歩くが、林道も砂が流されて、石だらけだ、橋は泥が溜まって泥濘状態で、この辺りのも台風の爪跡が感じられる。


 谷急山は厳しいコースなのに、山頂まで行く事が出来て、秋の好天の中、素晴らしい景色に大満足の山行だった。


● 記録


 駐車場 8:16 -(0:33)- 8:49 馬頭観音 8:54 -(1:12)- 10:06 休憩 10:15 -(0:13)- 10:28 三方境 -(0:31)- 10:59 P1 984m峯


 -(0:42)- 11:41 P2 鎖場 -(0:53)- 12:34 谷急山山頂 13:13 -(0:50)- 14:03 P2 -(0:35)- 14:38 大遠見峠 -(0:24)- 15:02


 谷急沢に出る -(0:31)- 15:33 林道に出る -(0:37)- 16:10 駐車場


カシミール3Dで作る

2019年11月 foxtrot