茅ヶ岳 (カヤガタケ) |
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標高1704m | ||
北杜市、甲斐市 | ||
登山日2019年10月27日 |
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深田記念公園から「茅ヶ岳」 |
● 今年の公募山行
山梨県の「茅ヶ岳」は深田久弥終焉の地の山として有名だ、私が茅ヶ岳のことを知ったのは何時のことか覚えてない、持っている、山と高原地図「奥秩父2」は古くて4万図なので、茅ヶ岳は載ってなかった。
地図に載っていれば気づくのも、もっと早かったかもしれない。
そんな茅ヶ岳が今年の山の会の公募山行でいく山に決まった、群馬からだとそれなりに時間も掛かるので、参加することにした。
朝5時、会員10名、一般参加者24名を載せた大型バスが一路韮崎に向けて出発する、つい最近、台風の通行止めが開通になったばかりの上信越道を行く、佐久小諸JCTから中部横断自動車道に入り最後の八千穂高原ICまで行く。
ここまで高速で来れれるので清里方面もだいぶ近くなった。
高速を降りたバスは141号線を南下していく、清里あたりの紅葉が丁度見ごろだ、道の駅で休憩、韮崎に入ると左側に山が見える、これが「茅が岳」らしい。
韮崎から、昇仙グリーンラインに入り「茅が岳」の登山口のある駐車場に着く。
● 登山道は泥濘
人数が多いので3つの班に分かれて出発する、登山道はこの所の雨で湿っていて泥濘状態で滑りやすい。
歩き始めると車かバイクの走る爆音が聞こえてくる、それも山を歩いている間ずっと聞こえていた、気になって地図で調べると近くに「スポーツランド山梨」というサーキットがある、たぶんここを走る車の音だったのだろう。
樹林帯の中の道を行く | 曇りだが日が出てくる |
天候は曇りだが、午後にかけて回復してくるようだ、樹林帯の中を歩いていくと少し日差しが出てくる。
30分ほど歩くと、舗装された道に出る、登山道は道路を横切って上に続く沢に沿って登るコースと、林道を左に行ったところから始まる尾根を登るコースがあるようだ、休憩後沢のコースを登る、ここから登山道は少し急に成って来る。
登山道らしくなって来る | カラマツの植林地、大きな岩がある |
広い登山道は大きな岩などが出て来て山道らしくなってくる、ほぼまっすぐ登っていくと、正面に「女岩」の有るところにロープが張られ、進入禁止に成っている、ここから先、登山道は右に曲がり急斜面になるので、その前に休憩となる。
「女岩」は立入り禁止 | 休憩後急斜面を登る |
休憩後急な登山道登る、相変わらず道は湿っていて滑りやすく、急登なので歩きにくい、高度が上がるにつれて、黄色や茶色の紅葉が出てくる。
広い斜面になる | 稜線に登る |
● 稜線に登る
沢から出て広い斜面を登って行くと道標があって、右から左へ登る稜線に着く、ここで3度目の休憩をとる、稜線に登ったので北側も雲を被った山並みが樹林越しに見られるようになった。
甲府方面、長野県と山梨県の県境の山々が見えるはずだが雲が多く遠くの山は見えない。
モミジの紅葉 | 深田久弥先生終焉之地 |
稜線は岩まじりの急登になり、三点確保で登って行くと、直ぐに「深田久弥先生終焉之地」の碑がある。
さらに登っていき、振り返ると雲の中、山頂が雲を被った富士山が望まれる、ここから見える富士山は近いだけ有って大きい。
富士山を望む |
岩場の急登が続くが、あたりは紅葉が丁度良い。
紅葉の中、岩場を登る | もう直ぐ山頂 |
● 茅ヶ岳山頂
茅ヶ岳山頂には方位盤と三角点、山頂標識などがある、あまり広くない山頂には、我々団体のほか登山者が沢山いて大賑わいだ。
茅ヶ岳山頂 |
南アルプス、金ヶ岳、富士山など大展望が広がる。
南アルプス方面、韮崎市を俯瞰する | 鳳凰山? |
金ヶ岳 | 富士山は大きい |
山頂端の方に行き、パンを齧りながらアンテナ組み立てる、富士山の方に向けて、チャンネルを廻して聞いてみるがあまり聞こえてこない。
それでもCQを出し続けると何局か重なって呼んで来る、標高が1700mもあるので、電波は飛んでいるようだ、一番強かった局を呼ぶと甲斐市の局だった、記念写真を撮るというのでみんなが集まっているのに、長々と話すKYな局長だった。
その後、またCQを出してみたが時間が経ってしまったので応答は無かった、諦めてアンテナをはずすと山梨市の局がCQを出していたのであわてて呼ぶと交信してもらえた。
本当はせっかく登った山頂なので、もう少しゆっくりしたいところだ、一般参加者からもそんな声が聞かれた。
● くだりは尾根コース
帰りは尾根道を下る | 紅葉の道を下る |
帰りは登って来た道と違う、尾根道を下る、天候は回復して、青空に紅葉が映える。
天候は回復青空が広がる |
高崎から参加した女性がしばらく歩くと、「もう半分くらい来ましたか」と聞いてくる、GPSで調べるとまだまだ半分にはほど遠い、「まだまだですね」と答えておく。
下りなのでテンポ良く下っていくが、またしばらく下ると「半分くらい来ましたか」と聞いてくる。
半分までは「もう少しですね」と答えておく、そんなやり取りが何度かあって下っていく。
登りのときはしきりに訓練が足りないと言いながら一生懸命登っていた女性だが、下りは余裕が感じられる。
● 紅葉が綺麗だ
紅葉が綺麗だ |
下っていくと舗装された林道に出る、少し下ると右側に登って来た道がある、しばらく休憩してから、緩やかに成った道を下る、帰りに深田記念公園に寄ってみた。
百の頂に百の喜びあり |
● 記録
駐車場 8:24 -(0:31)- 8:55 車道で休憩 9:01 -(0:41)- 9:42 女岩分岐で休憩 9:53 -(0:45)- 10:38 稜線で休憩 10:49 -(0:29)-
11:18 茅ヶ岳山頂 11:52 -(0:43)- 12:35 休憩 12:37 -(0:38)- 13:15 林道で休憩 13:22 -(0:22)- 13:44 深田記念公園 13:54
-(0:05)- 13:59 駐車場
カシミール3Dで作る、女岩から先データーがおかしい |
2019年10月 foxtrot