禅頂行者道 薬師岳・地蔵岳・夕日岳


 
薬師岳
(ヤクシダケ)
標高1420m
日光市・鹿沼市
地蔵岳
(ジゾウダケ)
標高1483m
日光市・鹿沼市
夕日岳
(ユウヒダケ)
標高1526m
栃木県鹿沼市
登山日2018年 5月 6日
 
地蔵岳の石仏

● 山の会で

 5月の「山の会」の山行が日光の禅頂行者道、薬師岳・地蔵岳・夕日岳を細尾峠から往復するというので参加する事にした。


 大間々町から国道122号で足尾町に行くと道路脇の斜面のツツジが満開だ、日足トンネルの手前から右に折れて旧道を登る、ここに来るのは始めてだがずいぶんと険しい峠だ、トンネルが出来る前はさぞかし大変だったと思われる。


 細尾峠に着くと道が広く路肩に5,6台の車が停められている、私達もここに停めて支度をする。


細尾峠に到着 薬師岳に向けて出発する

  登り始めると沢山のミツバツツジが登山道両側に咲いている。


満開のミツバツツジ 足尾方面

 登って行くと足尾方面の展望が開けてくる、曇っているがこの季節すがすがしくて気持ち良い。


● 薬師岳山頂

こちらはシロヤシオ 薬師岳山頂三角点

 シロヤシオもあるがまだ少し早いようだ、ミツバツツジに癒されながら登って行くと薬師岳山頂に着く。


 ここからは女峰山の展望が良い、昨年歩いた稜線が良く見える。


正面に女峰山

 休憩後、記念撮影をして夕日岳と地蔵岳の分岐、三ツ目を目指して登山道を下る、両側にツツジが咲く快適な道だ、西側の展望が開けてくる、高いのは皇海山らしい、松木渓谷の崩落地も見える。


三ツ目を目指して歩く 西側の展望

 禅頂行者道という事で傍らには不動尊と石祠が祀られている、ヤマツツジもあるがこちらはまだ蕾だ。


不動尊と石祠 ヤマツツジまだ蕾だ



 沢山咲いているツツジにしばし足が止まる。


● 三ツ目・地蔵岳山頂

三ツ目 地蔵岳山頂

 夕日岳と地蔵岳の分岐、三ツ目に着く、皆さんで協議の結果時間が早いので、地蔵岳に寄ってから夕日岳に登りお昼にしようとまずは地蔵岳に向かうが地蔵岳の山頂に着くと団体さんがいる、団体さんはすぐに夕日岳に向かって出発していった。


 夕日岳で団体さんと一緒に成るのも嫌なので、予定が変わってしまったがここでちょっと早いお昼にする。


 無線機を点けると、CQを出している局がいる、だいぶ呼ばれていたがこちらも呼んでみると取ってもらえた、神奈川の仏果山から出ていた、後で解ったのだが、前の日「山と無線」メーリングリストに仏果山から出ると書いていた局だった。


 取ってもらえたのはラッキーだった、昼食を取って夕日岳に向かって出発しようとすると小鳥が近くを飛んでいる、写真を撮ろうとするとだいたい逃げられてしまうのだが、巣作りの材料を探しているのか近くを飛びまわっいている。


ヒラガ? ヤシオツツジ

 三ツ目に戻って夕日岳に向かう、標高が高くなると遅咲きのアカヤシオが咲いている。


 夕日岳山頂に着くと団体さんがちょうど降りるところだった、ここは北側が開けていて展望が素晴らしい、さながら日光の山々の展望台だ。


● 夕日岳山頂

夕日岳の三角点 男体山の左には白根山手前の山は半月山らしい

 ここでも下妻市移動のYさんがCQを出していて、交信することが出来た。


男体山、大真名子山、小真名子山、女峰山

 ここまで来ると大真名子山の影に成っていた、小真名子山の山頂が少し見えてくる、登頂記念の写真を撮って山頂を後にする。


急な所がある シロヤシオがすこし開いた?

  三ツ目から下って行くと結構急な所がある、今日の天気で蕾の多かったシロヤシオも少し開花が進んでいるような気がする。


薬師岳からの下り

 朝は花を見ながら元気よく登ったが、下ってみると結構な急登だった。

 連休最後の日、花を愛でながら3座も登れてしまった。



● 記録


 細尾峠 8:09 -(0:42)- 8:51 薬師岳 9:00 -(0:52)- 9:52 休憩 10:00 -(0:29)- 10:29 三つ目 -(0:18)- 10:47 地蔵岳


 11:18 -(0:17)- 11:35 三つ目 -(0:21)- 11:56 夕日岳 12:10 -(0:20)- 12:30 三つ目 -(0:30)- 13:00 休憩 13:08


 -(0:49)- 13:57 薬師岳 14:08 -(0:38)- 14:46 細尾峠


カシミール3Dで作りました

2018年 5月 foxtrot