栃木百名山74座 三峰山

 
三峰山
(ミツミネサン)
 
標高 605m
 
栃木市、鹿沼市
 
登山日2016年 6月11日 
 
三峰山

● 栃木百名山

 梅雨に入ったが天気が良い日が続いている、今年は手軽な山ばかりで少し気合を入れて歩きた気もする、谷川方面も良いし、八ヶ岳方面も行ってみたいが年のせいか、遠くに行くのが億劫だ梅雨時でもあるので近くの山を探す。


 近くてまだ登って無い山が多いのは栃木県方面だ、標高が低いので今時行くのはどうなのかと思ってしまうが、去年大小山に登った時、東の方にちょっと高い山が見えた、地図で調べると「三峰山」らしい、ここに登って帰りに登れそうなところがあったら寄って来るのも良いかと思い出かけることにする。


 国道293号線を茨城方面に向かう、三峰山の登山口のある御嶽山神社を目指すが、一本手前で曲がってしまい石灰工場のある方に行ってしまう登山口がすんなりと見つかることがない。


 戻って32号線を行くが今度は御嶽山神社を探してうろうろしてしまった、何とか御嶽山神社を見つけて境内に入っていくと参拝者以外の駐車お断りの看板がある、一台車が停められていて、待ち合わせをしていたらしい人が降りてきて・・・さんですかと尋ねられる。


 こちらの山に詳しいようで、三峰山の登山コースを説明して下さった、後に解ったのだが、とても有名な方でした。


 北側にある社務所に人がいたので車を駐車して良いか聞きに行くと、塀の外に停められるとの事で、車をそちらに移動、支度をして境内に向かい、神社に参拝してから裏の階段を上る、花の時期は過ぎているし登る人もいないので、ストックで蜘蛛の巣を払いながら歩く。


御嶽山神社 ここから階段を上る

 三峰山は古くから信仰の山として知られているらしい、階段を上ると檜の植林地の中に急な道が付けられていて、登って行くと清滝という滝がある、樹林帯なので日はさえぎられているが気温が高く汗が噴き出てくる、登って行くと石祠がある、階段を上ると石祠が沢山ある、ここで一休み水分補給とワッフルをほおばる、石祠は何段もあり、こんな重いものをどうやって運んだのだろうと思ってしまう。


石祠が沢山ある  

 急な階段を登って行くと岸壁の下で道は右に行き、踏み跡が幾つかあってちょっと怪しくなるが、登って行くとピークを右に巻いて、歩きやすい道になる、植林地の中の道を登るとT字路に出る、右が奥の院、左三山参道と有るのでまず右に行くと少し下って鳥居があり奥の院に着く。


● 奥の院

T字路を右に 奥の院

 奥の院には3体の立像が祭られている、樹林越しに日光方面を覗いてみたが、葉が茂り、遠くの方は霞んでいてほとんど見えなかった、奥の院を一回りして、三山参道に向かう、ここからは樹林帯の歩きやすい道が続く、歩いていくと登山道右側に「鉱山立入禁止」の看板とトラロープが付けられている。


三山参道 鉱山の看板

 アップダウンを繰り返しながら歩いていく、ちょっと樹林の薄くなるところから佐野市方面の展望が開ける、特徴ある山容は三床山に見えるその先は大小山あたりになるのか、登山道のところどころに岩が顔を出すが、浸食され溝が入った岩肌は石灰岩のようだ。


佐野方面の展望 石灰岩が顔を出す

 鉱山で動く重機の音やクラクションの音を聞きながら三山参道を歩いてゆく、花もなく樹林に覆われて展望もなく、良いのは眩しい新緑くらいだ、もそろそろ休もうと思うが樹林に覆われていて休むのに良さそうな所がない、仕方なく適当な所で休憩水分補給をする、歩き始めるとすぐに分岐があり、左側が欠けていて読めないプラスチックの道標がある、右が三峰山(三角点)は判るのだが下山道と有るのはどう考えたらよいのか、下山道は左のようにも思えるが、ともかく三峰山方面に向かう。


眩しい新緑 左上が欠けた道標

 先に進むと登山道は急な下りになり、鞍部には左に下る踏み跡がある、道標は無いがここが下山道らしい、ここからまた登り返しずっとトラロープの張られた道を登ると三峰山の山頂に着いた。


● 三峰山山頂

道標は無いがここが下山道らしい 栃木百名山74座 三峰山山頂

 山頂は篠藪に覆われていて狭く展望は無い、ロープをくぐって崖に出ると眼下に鉱山が広がる、露天掘りで掘っているが鉱山なのか採石場なのか。


篠藪に覆われた山頂 三峰山の石祠

なかなか展望が良い 鉱山、採石場?

 いつものようにアンテナを組み立ててCQを出すと、相模原と保土ヶ谷、松戸の局と交信することができた、栃木の山は関東平野に対してとても良いロケーションだが、ここは薮が有るせいかあまり芳しくない。


 帰りは道標の無い下山道分岐を下る、急な道を下って行くと岩壁に洞窟があり倶利伽羅不動尊が祭られている洞窟の中には祠があり天井には小さな鍾乳石があるので鍾乳洞のようだ、中は涼しく奥は深いようだが暗くて見えない、覗いていると虫が飛んできた。


倶利伽羅不動尊 三山参道の道標がある

 さらに下って行くと右側に三山参道の道標があって足元には「右月山大神三山道」という標柱がある、上を見ると急斜面にロープとアルミ梯子が掛けられていて、一人の登山者が手を振っている。


 朝、御嶽山神社に居た人のようだ、急斜面を登って行くと浅間神社 鍾乳洞というのが有って登山者はやはり朝神社に居た人だった。


浅間神社 鍾乳洞中を覗く  

 鍾乳洞は浅間神社で管理しているようで、扉の付いた柵がつけられていて鍵が掛けられている、登山者の方は何と「標石・地図と測量、栃木の山283、つくば100キロウォーク」のホームページの山部薮人さんでした、お空の上で知人と会うことはたびたびあるが、ホームページの管理者の方と山で会ったのは初めてでとても感激してしまった。


 地図標石や三角点、阿賀野川改修工事の基礎標石、つくば100キロウォーク、しおや湧水の里ウォークの話など興味深いお話を伺って一時間があっという間に過ぎた、一人の登山者が下って来たのを期に、先に下ることにする。


 栃木百名山74座 三峰山はあまり面白い山ではなかったが、偶然山部薮人さんに会えて大変楽しい山に思えた。



● 記録


 御嶽山 8:53 -(0:30)- 9:23 休憩 9:31 -(0:15)- 9:46 稜線に出る -(0:25)- 10:11 奥の院分岐 -(0:04)- 10:14 奥の院 10:16


 -(0:46)- 11:02 休憩 11:12 -(0:01)- 11:13 下山道分岐 -(0:08)- 11:21 道標の無い下山道分岐 -(0:16)- 11:37 三峰山山頂


 12:29 -(0:11)- 12:40 分岐 -(0:02)- 12:42 倶利伽羅不動尊 -(0:13)- 12:55 浅間神社 鍾乳洞 13:58 -(0:15)- 14:13


 林道に出る -(0:06)- 14:19 駐車場


カシミール3Dで作る


● 帰りにもう一座

   
唐沢山
(カラサワサン)
 
標高241m
 
栃木県佐野市
  山頂の唐沢山神社

 三峰山の帰りに登れそうな山という事で、諏訪岳と唐沢山を考えていたが、諏訪岳は南側の神社から登られているらしい、帰りだとちょっと遠回りになるし、時間もあまり無いので、諏訪岳はパス、唐沢山に寄っていくことにする。


駐車場に車を停める

 本当は下の駐車場に車を置いて歩けばよいのだが、時間も遅いので、唐沢山神社の駐車場まで登ってしまう、カメラと無線機を持って神社の参道に入ると右に、天狗岩というのが有るので登ってみると展望が良い。


天狗岩からの眺め 猫がくつろいでいる

 写真を撮って、唐沢山神社に向かう、近くで飼われている猫が寝そべっている、神社にお参りして境内でCQを出したら古河市の局が応答してくれた、ちょうど神主さんが登って来て祝詞を上げているのか太鼓の音が聞こえてきた。


カシミール3Dで作る

2016年 6月 foxtrot