大峯 おおみね |
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標高983m | |
登山日2011年 2月19日 |
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群馬県高崎市 (旧倉渕村) |
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大峯山頂 |
●2011年2月の山は
2月になって、山に行こうと思っていた休みは、天気が悪くなかなか出かけられなかった、この時期、高い山はとても無理だし、低山となると、あまり遠くには行きたくない。
埼玉県の低山でもと思って、ガイドブックを見るが、町場に近い山は、駐車余地を探すのに苦労する、コースも公共の交通機関を使った縦走が多く、車で行くとなると、アレンジしないと行けない。
ならば以前から行きたいと思っていた、「大峯」に行こうと、ネットで調べてみる。
かしぐねさんのホームページの記録と、地図閲覧サービス(ウォッちず)から大峯の近くの地形図をコピーした、私が登った群馬300山には、「雨ん坊主、中垣岩」の項に「大峯」も載っている、林道からの取り着き場所が参考になるので、コピーした地図に書き込んでおいた。
国道406号の権田から二度上げ峠方面に進み、川浦手前で左折、三沢川沿いに、つりぼりを目指して進む、つりぼりを過ぎると、雪が残っている、この先、左に真新しいガードレールのある所が広くなっているので車を停めて、歩きはじめる。
●雪の林道を歩き始める
雪の林道を歩き始める | 新しい堰堤 |
轍のある林道を行くと、新しい堰堤があり、すぐに三沢林道大日蔭支線が左にあるのでそちらに向かう。
三沢林道大日蔭支線 | 林道 |
林道の雪は15cmくらい積もっている、所々に獣の足跡が林道を横切っている、カモシカの足跡だろうか、沢へ水を飲みに行った跡のようだ。
作業道大峰線 | 林道から離れる |
●林道から尾根に
さらに林道を登ると、左側に林道が分岐し「作業道大峰線」の錆びた案内板がある、地図を確認してそちらに向かう、しばらく歩くと、カーブミラーのあるカーブの所に明瞭な道が尾根に上っている、群馬300山に書かれていた、コースと合うので、ここから林道を離れて、「大峯」目指して登ることにする。
沢に下りてしまう | 尾根に向かって直登する |
雪の道を登って行くと分岐が有る、目指す大峯は右側なので、右に行くと、沢に出てしまった、左が正解だったようだ。
●山頂に続く尾根に上がる
この先はいけそうもないので、左の尾根を目指して斜面を直登して尾根に上がると、木の枝にテープが結び付けられている、今度こそ間違いないようだ。
大峯に続く尾根 | 獣の足跡が |
雪の尾根はブッシュも少なく快適に登れる、気が付くと獣の足跡が上へ続いてる山頂直下は狭い尾根でちょっとした岩場もある。
傾斜はこんなもの | 山頂直下 |
●展望の素晴らしい山頂
山頂は南北に長く、北側に石祠があり西側は、切れ落ちている、展望は素晴らしい、榛名山の裏に見えるピークは、昨年登った古賀良山のようだ、ここから見ると、小野子山、中ノ岳、十二ヶ岳を従えて立派に見える。
大峯山頂の石祠 | 古賀良山、小野子山、中の岳、十二ヶ岳、武尊山 |
左の峰は武尊山のようだ。
真っ白な峰は仙ノ倉山から万太郎山に続く稜線のようだ、ピラミダルな山様は稲包山かもしれない。
稲包山、仙ノ倉山、万太郎山 | 竜ヶ岳、笹塒山 |
まじかに見えるのは、竜ヶ岳と笹塒山のようだ、その隣には、浅間隠山が。
浅間隠山 | 雨ん坊主、鼻曲山 |
鉄塔のあるピークの向こうに雨ん坊主、鼻曲山の先が見える、そしてここから見る妙義山は、墨絵のようだ。
妙義山 |
●無線の飛びも良い
展望を楽しんだら、今度は無線運用だ、標高が低いので期待していなかったが、430MHzのアンテナを組み立ててCQを出したら4局も交信することが出来てしまった、標高は低いものの、南側は開けていて、新宿区のビルにいた局長さんとはハンディー機どうしであるにもかかわらず、59で交信出来てしまった、途中さえぎる物が無く、見通しになっているのかもしれない。
山頂直下の岩場 | 林道に飛び出す |
帰りは、山頂直下の岩場で少し緊張したものの、雪の尾根を歩くと言うより、滑り落ちるように下ってしまった。
途中から尾根に登り上げた所まで戻ったら、尾根の下の方にも、テープが付けて有ったので、そのまま下ってみたところ林道の二つ目のカーブの所に、飛び出した。
二つ目のカーブの所から、尾根に取り付けば、迷うことなく山頂に登れる。
●記録
林道の広場 10:34 -(0:31)- 11:05 林道を離れる -(0:10)- 11:15 尾根に出る -(0:43)- 11:58 山頂 13:08 -(0:19)-
13:27 林道に出る -(0:24)- 13:51 林道の広場
●小栗上野介の墓を見に
倉渕村(町)には小栗上野介の墓がある、ここを通るたびに、気になっていたが、車を停める所が解らなくて寄れなかった。
山に向かうとき、東善寺駐車場という看板があるのに気が付いたので、帰りに寄ってみた。
小栗上野介の像 | 小栗上野介の墓 |
参拝者も沢山いるようだ。