鷹巣山
鷹ノ巣山
たかのすやま
登山日2010年
1月24日
標高956m
群馬県高崎市
  鷹巣山

●2010年最初の山は

 2010年になって、今年最初に行くのにどこか良い山はないかと思っていたら、鷹巣山からCQを出している局長さんがいた。


 冬に、簡単に登れて、楽しめそうな山としては、まずまず良さそうなので、2010年最初の山として、行ってみることにした。


 登山口は榛名山の黒岩のゲートのある林道で、以前から判っていたが、何時も事前の調査がいいかげんなせいで、苦労するので、ホームページで、情報を仕入れておく。


 榛名山は久しぶりなので、いくつかある湖畔へ向かう道路のどれだったか、思い出すのに時間がかかってしまった。


●久しぶりの榛名山

 榛名山の松之沢峠に向かう道を登って行くと、黒岩に向かう林道の分岐がある、ゲートが閉じているので、ゲートの前に駐車する。


 仕度をして歩き出す、岩登りの練習に使われている、黒岩の岩壁がすごい。


 基部まで行けないかと、手前のわき道に入ってみるが、藪に入らないと行けないようなので、諦めて戻る。


 林道を先に進むと沢があった、調べたホームページに出ていた、沢の途中に昔の石積みが有るというので、沢に沿って少し登ってみたが、これも判らなかった。


黒岩の岩壁
黒岩の岩壁

●林道途中から適当に登る

 林道を進むと左側にフェンスのある所に来た、地形図によると、道は無いので、この辺りから取りつこうとフェンスのあたりを注視していると、QZWと書かれた赤テープが小枝に付けられていた。


 ヤマランの滝沢さんのコールサインだ、以前ここに来て、ここから取り付いたようである、私もここから登ることにした。


 フェンスの脇から、斜面に取り付き、うす暗い 杉の植林地を登る、登るにつれて、雑木林に変わり、西側の斜面に明瞭な踏み跡があって、それをたどるとすぐに山頂に着いた。


 北側に、相馬山があって、落葉のため展望はまずまずだ、山並みは南側が関東平野に向かって開けているせいで、電波の飛びは良く、430MHzで4局もQSOしてしまった。


鷹巣山山頂

●ガラメキ温泉へ

 鷹巣山の山頂に登れたので後は、昔あった「ガラメキ温泉」の跡を見たいので、登ってきた反対側を適当に下る、林業の為の目印か、テープの類が沢山あるが、どれを当てにしたら良いのか、迷うところだ。


 崖に出るような所もあるので、注意して下ると、歩いてきた林道が鷹巣山を取り巻くように成っていて、林道の先のほうに飛び出した。


 この林道を進むと、沢を越えてから南に下っていく、途中いくつか分かれ道があったが、仰ぎ見るに西の方に、登ってきた鷹巣山が見えるように成ってしまったので、下り過ぎのようである。


 持ってきた、ハンディGPSで調べると、少し手前の林道を脇を入った所に「ガラメキ温泉」は在りそうなので、戻ることにした。


 歩いていると、オフロードバイクが何台か登って来て、右の脇道に登って行くので、そちらに行くと、昔の石積みがあり、「ガラメキ温泉」があった。


ガラメキ温泉跡 落書き

 当時は建物もあり、それなりの、賑わいが在ったのかと思うと感慨深いものがある。


 ホームページによると、この温泉跡のふたを取って、中につかる”つわもの”もいるようだが、温泉といえども、温度が低く浸かっていられるような代物では、無いようである。


 錆びた蓋のある湧き出し口や、辺りの写真を撮って、「ガラメキ温泉」を後にした,帰り道、 「ガラメキ温泉」を探しに来たが見つけられなかったようで、ノリ面に落書きがあった。

●記録

 駐車場8:45 -(0:55)- 9:40 鷹巣山山頂 11:00 - 記録をとるのを忘れてしまった