蓼科山と横岳
横岳 (八ヶ岳)
よこだけ
登山日2009年8月12日
標高2835m
長野県南佐久郡南牧村
  蓼科山と横岳

●今年は八ヶ岳の横岳へ

 朝4:00に家を出る、コンビニで食料を買い込み、上信越道に乗る、料金は通勤割引で¥1600の予定。


 松井田・妙義の辺りで雨、佐久のインターで下りて、141号を南下、海の口地区へ入る、広い別荘地で、登山口がよくわからない、予定よりも遅れてしまった。


 ナビを頼りに、登山口の看板を見付けたが、書き方がおかしく、看板にならって左方向に行ってしまい、辺りを一回りしてしまう。


 戻って左に行くと、駐車場があった、15台位は置けそう、隣の人は、お天気を気にして出かけないで、何かと話しかけてくる、私は支度をしながら、情報を仕入れる。


登山道入口 杣添尾根登山口

●杣添尾根の登山口へ

 支度が出来たので、看板の所から、遊歩道に入る、前夜の雨で笹が濡れている、去年県境尾根を登った時と同じようなので、スパッツを付ける、去年はそのまま登って靴の中まで、濡れてしまい、3回も靴下を絞ってしまった、今回は、転ばぬ先の杖というわけである。


 丁度単独行の登山者が来て、後に続いて歩くことになり、色んな話が聞けた。


 遊歩道は、別荘の脇を抜けて、沢を渡り、大きな道標のある杣添尾根の登山口へ、ここから樹林帯の急登になる、件の登山者にゆっくり登るのでお先にどうぞと言われたので先に行くが、延々と続く登りに疲れてしまい、恥ずかしい事に、やがて追い越され、先に行かれてしまった、年は私の方が若そうだがとてもかなわない。


樹林帯の登山道 赤岳が見えた

●天気が良くなる

 登るうちに次第にお天気は良くなり、上空には青空が、木々の間から、秩父方面の山並みも見えてくる。


 少し下りに掛かると、先行していた登山者に追いつき、やがて樹林帯から飛び出し素晴らしい展望が開けた。


 はい松帯の上は三叉峰、左に赤岳、雲海の上に富士山が意外に大きく見え、北側には硫黄岳から続くなだらかな峰が青空の中にくっきりと見えて、今までの疲れを忘れさせてくれる。


富士山がくっきりと 目指す横岳

 はい松の急登を登り三叉峰に着くと、目指す、横岳や阿弥陀岳、赤岳など八ヶ岳の峰々や、美ヶ原、諏訪湖、特徴ある槍ヶ岳や穂高連峰の峰々が見える。


 大パノラマの写真を撮って、横岳に向かう、鉄の梯子を二つ登ると山頂に着く、硫黄岳など、北八ヶ岳の展望が開ける、狭い山頂ではあるものの、登山者が少なく、のんびりと、山座同定などをしていると、突然人が現れる、横岳西側の崖を登って来た人でザイルを切ると、下の人に言っている、もう一人登って来るようだ。


大同心? 蓼科山と硫黄岳

●幸せなひと時

赤岳と阿弥陀岳 ポータブルゼロ横岳

 山頂にいる人たちが食事にするようなので、私はちょっと南に下った所に行き、アンテナを組み立てて、ラーメンを作る、1200MHzでCQを出したら、2局応答があった。


 ラーメンとおにぎりを食べて、430MHzでCQを出したら、富士山に移動している局から応答を戴いた。


 体調があまり良くないし、時間も押しているので、行こうと思っていた赤岳はあきらめて、下山することにする。


 写真を撮りながら、三叉峰に戻ったころには、富士山は雲の中に、上空も雲におおわれて来た。


●赤岳に別れを告げ

 去年、苦労して登った、赤岳、疲れてしばらく動けなかった、尾根もみえている、そんな赤岳に別れを告げて、登山道を下る。


赤岳 樹林帯へ

 はい松帯を下り、樹林帯に入り、長い長い下りを歩く、途中一休みして、大きな案内板のある登山口に着き、林道から駐車場に戻れるかと、行ってみたがしばらく行くと林道は左に曲がり登って行ってしまうので、戻って遊歩道に入り、駐車場に戻った。


●記録

 駐車場 6:30 -(0:30)- 7:00 登山口 -(0:30)- 7:30 休み 7:35 -(2:43)- 10:18 三叉峰 -(0:20)- 10:38横岳 11:54 -(0:23)-


 12:17 三叉峰 -(0:47)- 13:04 休み 13:10 -(2:00)- 15:10 駐車場