雲取山山頂
雲取山
くもとりやま
登山日2008年
9月27日
標高2017m
東京都西多摩郡
奥多摩町
  雲取山山頂

●三峰から、雲取山に

 4:00 家を出る、藤岡から鬼石、皆野を抜けて、秩父市へ、国道140号で大滝村へ入り、二瀬ダムの上を通って、6:00 三峰の駐車場に着く。


 先の林道から登山道へ上がる所がないかと、トンネルの所まで行ってみたりしたが、結局第二駐車場に車を入れる、朝の貴重な時間を20分もロスしてしまった。


 有料駐車場だが時間が早いので、係員は居ないし、ゲートもしまっているが、登山者のために、奥のゲートがあけてある。


 誰もいない駐車場にはすでに何台かの車が停めてあった。


 支度をして、ビジターセンターの横から登山道へ入る、広い樹林帯の道を登って行く。


 妙法ヶ岳への分岐が有るが帰りに寄る事にして、パスして雲取方面にいく、雲取山までは先は長くまだ歩き始めたところだ。


●霧藻ヶ峰は展望が良い

 霧藻ヶ峰はなかなか展望が良ところだ、正面に和名倉山、登ってきた尾根や、両神山、その後ろに、浅間山が見える。


 しばらく休んで出発すると、お清平手前で、一名の登山者に追いつく、この人は何度も来ているらしく、この山域に詳しく、いろいろ教えてくれた。


 地蔵峠下に駐車場があり無料で停められ、お清平まで一時間で来られるとの事であった。


 今夜は雲取山荘に泊まるらしい、私は日帰りなので、失礼して先を急ぐ。


霧藻ヶ峰から両神山
霧藻ヶ峰から両神山

●白岩山で一休み

白岩山山頂

 お清平から登りがきつくなる、白岩小屋で、登山者が一名休んでいた、この小屋の所から、少し展望があるが、後はほとんど樹林帯で、単調な登りが続き、白岩山で一休みする。


白岩山山頂

●登ってきた山並みが

 白岩山から快適な下りになり、苔や、原生林が美しい、大ダワから登りになり、古い山小屋の跡のところに出ると、登ってきた山並みが見渡せた、あそこを登って来たのだと、感慨深い、まだまだ先は長いので、気持ちを奮い立たせて、先を急ぐ。


白岩山と芋ノ木ドッケ 雲取山荘
白岩山と芋ノ木ドッケ 雲取山荘

 雲取山荘手前のテン場にテントを張っていた人が居たが、雲取山荘前には、誰もいなかった、たまに、下ってくる人が居るが、東京都、唯一の100名山にしては、登山者が少ないような気がする、花の百名山は、花の時期が過ぎると、登る人もすくなく、紅葉のシーズンまで一休みなのかもしれない。


●やっと山頂に

 山荘を過ぎると両側にロープが張られた樹林帯になり、疲れた体に鞭打って登ると、雲取山山頂に出た。


登山道 雲取山山頂
登山道 雲取山山頂

石尾根方面 避難小屋
小雲取山方面 避難小屋

 天候は曇りで展望はいまいちだ、1200MHzで4局、ラーメンとおにぎりを食べて、広い山頂の南側の展望を眺めに行く、有名な石尾根方面を眺め、避難小屋を見て下山する。


●下山

 下って行くと、途中で追い越した登山者が、登ってきた、雲取山荘をすぎ、大ダワ、芋ノ木ドッケと順調に下り、白岩山で休む。


大ダワ 芋ノ木ドッケ
大ダワ 芋ノ木ドッケ

●白岩山で無線交信

 白岩山のベンチにすわって、430MHzでCQを出すと、3局交信できた、鹿が顔を出したので、記念写真を撮る。


白岩山でシカが 前白岩山
白岩山でシカが 前白岩山

 下って行くと団体さんや、単独の登山者が、何組か登って来る、時間からして、雲取山荘泊まりと思われる、お清平で、最後にすれ違った登山者は若い外国人で、ずいぶんと遅い登りだ、遅い時間に登るんですね、と言うと、小屋に泊まるから大丈夫、と言って登っていった。


●妙法ヶ岳に寄る

 せっかくなので、妙法ヶ岳に寄ることにする、登りくだりがきつい、最後は急な階段、鎖場があり、やっとの思いで山頂に登る。


 妙法ヶ岳から下って行くと暗くなってしまい、ヘッドランプと懐中電灯を使う。


 暗くなった、駐車場に着くと、係員が帰るところだった。


妙法ヶ岳山頂
妙法ヶ岳山頂

 そのまま帰っても良いと言う係員に、一日停めさせてもらったのだから、¥500を渡して、家路に向かった。


 往復22kmちょっとは流石にきつかった、秩父七峰より大変でした。


●記録

 駐車場 6:20 -(1:18)- 7:38 霧藻ヶ峰 7:50 -(1:11)- 9:01 前白岩山 9:11 -(0:42)- 9:53 白岩山 10:00 -(1:36)- 11:36


 雲取山山頂 12:30 -(1:33)- 14:03 白岩山 14:26 -(0:28)- 14:54 前白岩山 -(0:34)- 15:28 お清平 15:33 -(1:32)- 17:05


 妙法ヶ岳 -(0:46)- 17:51 駐車場