八ヶ岳 赤岳
あかだけ
登山日2008年
8月13日
標高2899m
長野県茅野市
  赤岳山頂

●憧れの赤岳へ

 ここ3年ほど夏に八ヶ岳に行ってる、今年は、憧れの主峰”赤岳”に行ってきた。


 なんとなく、今年は”赤岳”に登ろうと思っていたが、計画など全く立てていなかった。


 お盆休みに入って、明日は天気も大丈夫そうということで、急遽、鎮ジイさんのホームページ”群馬山岳移動通信”の、赤岳の稿をコピーして、出かける事にした。


 朝4時前に家を出て、清里のスキー場に着く、登山口の辺りには誰もいないので、道路脇に車を止めて、6時半位に出発、県界尾根を登る。


県界尾根の登山道 赤岳を見ながら山頂をめざす

●誰もいない登山道

 山頂が見える登山道はなかなか快適だ、赤岳に登るコースにしては、登山者がいないのが意外な気がする、やがて樹林帯に入る。


 天気はおおむね曇りでした、県界尾根はあまり歩かれていないのか、笹が茂っていて、前夜の雨のせいでぬれていて、腰から下がずぶぬれ、靴の中まで水浸しになってしまった、スパッツを持ってこなかったのを後悔する。


 ぬれてもズボンはすぐに乾くからと、あまり気にしなかったが、靴の中はぐちゃぐちゃで、気持ち悪く3回も靴下を絞ってしまった。


子天狗 樹林帯が切れて赤岳が

 子天狗を過ぎると、樹林帯が切れて、赤岳が見えます、そしてまた樹林帯へ。


大天狗 展望荘が

 大天狗を過ぎると、ハイマツ帯になり展望荘が見える。


●樹林帯が切れるとお花畑が

 そしてお花畑が、沢山の花が咲いている。


ウスユキソウ ナデシコ

偶然こんな顔が写っていた 鎖と梯子

 山頂直下になると、次々と鎖が設置された急登になる、体重が軽い私としては、腕力には自信が有ったけれど、長く続くと、鎖を持ち上げるのも辛くなる。


 特に山頂小屋の下では、息が上がってしまい、上から見られてると思いながらも、次の一歩がなかなか出ない。


●やっと赤岳山頂へ

 休みながら、やっとの思いで山頂に着く。


赤岳山頂 山頂小屋でお姉さんがガラス拭き

 期待していた展望は、ガスが多く遠くの方は全くだめで、終日富士山は姿を見せませんでした。


 でも山頂小屋で、お姉さんが、窓拭きをしてました。


 無線の方は、狭い山頂で、次から次と登ってくる登山者に遠慮しながら、1200MHzと430MHzで6局ほどQSOできました。


赤岳山頂

●下りは真教寺尾根へ

真教寺尾根への分岐 権現岳へ下る道

 下りは真教寺尾根を下りました、権現岳との分岐を注意深く確認して、真教寺尾根に入ります、振り返ると権現岳へ下るルートが見えました。


 結局登ってきた人が二組、下った人が一組、扇山で新宿から来たという、テントを背負った人がいましたが、大きなザックで鎖を登れるのかと心配になりました。


●牛首山では、無線ができず

 牛首山では、CQを出してみたが応答は無く、時間が無いので、あきらめて下ることにする、賽の河原から清里スキー場を横切り、車に戻りました。


 ガイドブックで調べれば、八ヶ岳は”美濃戸口”が一般的だと思います、でも群馬からですと、麦草を越えるか、清里を回るか、いずれにしてもアプローチが長いです。


 来年は、杣添尾根から、”横岳”か、北横もあるし、権現、編笠も有るしまだまだ楽しめそうです。


牛首山山頂

●記録

登山口 6:30 -(1:17)- 7:47 小天狗 7:57 -(1:05)- 9:02 大天狗 -(1:53)- 10:55 赤岳山頂 12:16 -(0:16)- 12:32 真教寺尾根分岐


-(1:00)- 13:32 休憩 13:45 -(1:09)- 14:54 牛首山 15:05 -(0:47)- 15:52 スキー場 16:00 -(0:18)- 16:18 登山口