日暮山
にっくらやま
標高1207m
登山日2007年
11月24日
甘楽郡下仁田町
  日暮山の案内板

●未登の日暮山に

 上毛新聞社発行の「群馬百名山」を見ていたら、日暮山が未登になっていた、今の時期なら丁度よいと思い、出かけてみることにする。


 小平の集落から狐沢方面に行ってみるが、上り口がわからない、しかたがないので、荷鞍沢の方へ行ってみる、岩峰の基部を詰めれば、鞍部に出て、登れるだろうと思い、荷鞍沢の道端に車を停る。


荷鞍沢の道端に駐車 この岩の基部を登れば

●沢を渡ってガレ場を登る

 支度をして沢の様子を見ると、台風のせいで、大きな木が流されていて、だいぶ荒れている、ガードレールを越えて、沢を渡り、ガレ場を登り、岩の基部に行くと、踏み跡がある。


沢を渡ると 基部には踏み跡が

 ここをたどれば南鞍部にいけそうなので、登って行くと、踏み跡は薄くなり、左の谷が迫り、やがて、詰まってしまった。


 もう少しで鞍部に出そうだが、谷に落ちるとただでは済みそうに無いので、ここは諦めて戻ることにする。


●諦めて引き返す

 落胆した気持ちで、ガレ場を慎重に下り、枯れ葉の中を降りていくと、炭焼き釜の跡がある、昔はこんな所でも、地元の人が生活の基盤にしていたのだと思いながら沢を渡って、西側に行ってみると、明瞭な踏み跡がある、ここがガイドブックに出ていた道のようだ、そこを登って行くと、予想どうり南鞍部に出た。


 この道をはずさなければ、山頂にいけそうだ、左に折れて、尾根を登ると、杉の植林地に入り、登って行くと、作業道に当たった、右へ行くと、植林地から出て、笹原を過ぎると目印のある尾根に出ることができた。


作業道を右へ 尾根に出た

 左に広い尾根をたどるとテープの付いた急登になり、木の根や岩などに捕まって登ると、日暮山の山頂に着いた。


●展望抜群の日暮山

妙義山方面 軽井沢、右に押立山

浅間山 狭い山頂で

 山頂はで、眺めていると、今までの疲れも忘れさせてくれる、無線は430MHzで2局QSOする事が出来た。


 帰りは往路を忠実にたどって、荷鞍沢に戻った。