●秩父七峰に参加したい

　唐突だが、東京マラソンのテレビ中継を見ていたときのこと、銀座の晴海通りをランナーが走っている、銀座は何度か行った事があるが、普段は車が走っている銀座の広い通りを、ランナーがマラソンで走っている、ちょっと羨ましいような気がする。

　東京マラソンでは、私が参加することは出来ないが、秩父七峰だったら、参加できるのではと、思い付いた。

　それまで、秩父七峰は山の仲間から何度も誘われていたが、人が沢山いるところは、性に合わない、と断り続けていた、簡単な心変わりである。

　参加カードは仲間からもらえることが決まったので、早速下見をすることにした。

　一日で七つの山に登って、42Kmを歩くのは容易な事ではないので、少し訓練することにする、まずは、一番最初の山、菅ノ倉山に様子見に行ってみることにした。

　

●下見に山登り

　藤岡から国道254号線で児玉を通り、寄居町に出る、さらに小川町へ、ふだん行く山は、登山口には、駐車場が有るが、町場に近い山は、車を停める所に苦労する、町の集会場があったので、失礼して停めさせていただく。

　山と渓谷社の分県登山ガイド、埼玉県の山の記事にならって、東武竹沢駅の近くから、菅ノ倉山に向かう、歩いていくと秩父七峰の案内板が立てられている、天王池までは車が入れるが、ここから、登山道になり、急登となる。

　鞍部に着いたら左に行くと、菅ノ倉山の山頂に着いた、ベンチがあり、展望はまずまず、早速430MHｚでCQを出すが、低山の悲しさ、応答が無い、あきらめて、隣のピーク、石尊山に向かう、岩場があり、鎖も設置されていた。

　そのまま下って、国道に出る、時間が有るので、金勝山に行ってみる、竹沢駅の前を通って先に行くと、案内板があった、山全体が、公園のような感じで、山頂近くに、小川げんきプラザという施設があって、望遠鏡のドームなどがあった。

2007年 3月 foxtrot