小黒檜山(コクロビサン)
標高1644m
利根郡利根村
 
大峯山(オオミネヤマ)
標高1136m
利根郡昭和村
登山日2001年 5月 4日
  小黒檜山山頂で

●小黒檜山を見る

 1997年元旦に鍋割山に初日の出を拝みに行った時だと思う、初日の出が出て明るくなった後、一緒に行ったJR1*** Sさんが、あそこに見えるのは小黒檜山ではないかと指差した。


 見ると黒檜山の北側に反射板のあるピーク見えた、確かに場所からして小黒檜山に違いない、この時が小黒檜山を初めて見た時だった。


 小黒檜山は登山道が無く笹藪に覆われた山なので、行く時期を選ぶ、雪が消えて藪が濃くならない時期が最適だ、ということで5月の連休なら理想に近いので、JA1*** Sさんと話がまとまり行く事になった。


●北面道路から

 5月4日、赤城北面道路の路肩に車を止めて歩きだす、今日はSさんと、JO1*** Mさん、私の3名で登る。


路肩に車を置いて出発する

 藪山なのでSさんがトイレットペーパーを2本首から下げて、帰りの目印に要所要所に付けていく。


藪を漕ぐMさん

●小黒檜山山頂

 日蔭にはわずかに雪が残る、急な藪を登ると稜線に出た、こちらの方がはるかに歩きやすい、稜線を北にたどり、ふり返ると黒檜山が高くそびえ立つ。


ふり返れば黒檜山 小黒檜山山頂で

 反射板のある小黒檜山の山頂は展望が大変良い、無線は1200MHzで八間山に登っていた局と交信し、430MHzでは栃木県の益子町と、50MHzでは大沼を挟んだ対岸の鈴ヶ岳に登っていた局と交信出来た。


●大峯山に向かう

 小黒檜山を下ってから今度は大峯山に向かうことにする、赤城北面道路を下って、昭和村に入り赤城高原の、野外活動センターに向かう、ここの広場に車を置いて林道を歩き始める。


 左に沢のある林道は斜面にシダのような植物が茂り日陰でちょっと気味の悪い道だ、この道は大峯山の北側を巻いているようなので、適当なところから斜面に取りつき高みを目指して登って行くと、三角点のある大峯山山頂に出た、樹林に覆われていて展望は無い。


大峯山山頂の三角点 山頂から先に進むSさん

 無線はロケーションが良くないので、Sさんと奥の手で済ませて、山頂から先に続く道があるで行ってみるとすぐに林道に飛び出した。


 Sさんのおかげで、なかなか行けないような藪山を楽しむ事ができました。


2001年 5月 foxtrot