松手山(マツデヤマ)
(1614m)
平標山(タイラッピョウヤマ)
(1984m)
仙ノ倉山(センノクラヤマ)
(2026m)
南魚沼郡湯沢町
登山日2000年 8月19日
  これから登る平標山

●久しぶりの山歩き

 今年の盆休みは家庭の事情で暇が無く、どこにも行けなかったが、8月19日妻が子供をを連れて実家に行くというので、これ幸いに出かけることにした。


 登った山は平標山から仙ノ倉山で、仙ノ倉山は以前登っているが、山頂に着いたとたんに天候が悪くなり、ほうほうの程で逃げ帰った事がある。


 帰りに寄るはずだった平標山には登れないままで、また行こうと思いながら延び延びになっていた。


 以前来たときは長い林道歩きになる「平標の山の家」の方から登ったので今度は「松手山」を経由するコースを登ってみた。


苗場のスキー場 苗場山

●展望が開けてくる

 鉄塔のあたりまで登ると、展望が開け苗場のスキー場や筍山、苗場山、白砂山と思われるピークなどが見えてきた。


 「松手山」では430MHzで秩父の局と交信、山頂が見えてきた平標山を目指す、しばらく登るとお花畑が出てきた。


平標山 お花畑

●お花畑が見事

 ハクサンフウロ、シモツケソウ、アキノキリンソウ、ハクサンイチゲなど、たくさんの花が咲いていて大変見事である。


ハクサンフウロ お花畑

シモツケソウ 平標山山頂

●平標山山頂

 急登のお花畑の中の道を登り10名位の団体を追い越すと稜線に出て、一つピークを越え上り返すと、平標山の山頂に出た。


 駐車場には沢山の車が止められていたにもかかわらず、山頂には数名の登山者しかいなかったのは、意外であった。


 天候は下り坂のようで、展望はいまいちである、特に南側は完全に雲におおわれてしまった。


 平標山の山頂では、松手山で交信した局と今度は1200MHzで再び交信できて、吾妻郡に移動していた局とも交信し、今度は仙ノ倉山に向かう事にする。


仙ノ倉山をめざす ガスが出てきた

 五月頃谷川岳に登ったとき、仙ノ倉に登っていた登山者と交信したが、その時平標から仙ノ倉に向かう途中のお花畑が大変良いという話であったが、今の時期は霞のような白い花が咲いているだけでつまらないお花畑であった。


●仙ノ倉山山頂

トリカブト 方位盤を修理中

 仙ノ倉の山頂直下になると、笹原の中のあちこちにハクサンフウロが咲いていたが、一ヶ所、トリカブトが数カブ咲いてる所があった。


 仙ノ倉山頂に着いてみると、見覚えのある方位盤があり、学生風の若い人2、3人が修理をしているようだった。


 ここでも1200MHzで入間市の局と川崎市の局の2局交信して、ほとんど雲におおわれてしまった山頂を後にした。


仙ノ倉山頂 ハクサンフウロ

 平標に戻ると、山頂は登山者が大分増えていた、しばらく休んだ後、平標の山の家方面に下った。


階段を下る

 以前来たときに比べて木製の階段が大幅に増えてた、おかげでまた膝痛が出てきてしまった。


 林道は以前は車が入れて舗装された所も、今では入れなくなってしまって、長い長い舗装路歩きをさせられ、すばらしいお花畑のある 「松手山」経由の道と比べると何ともつまらない道のように思われた。


2000年 8月 foxtrot