行道山浄因寺 → 石尊山(442m) → 剣ガ峯(417m) → 両崖山(251m) → 織姫公園
栃木県足利市
●駐車場を探す
2月7日、足利市の「行道山から織姫公園」まで歩いてきました。
栃木県の山は今まで殆ど歩いた事が無いので、随想舎の「栃木の山120」に書かれているコースを忠実にたどってみました。
今回はJM1*** Hさんと、私の車2台で行き、バスを使わないで、行道山と、織姫公園に車を置いて縦走するという方法をとりました、片道5Kmくらい有るので、往復するのはちょっと大変です。
足利市は殆ど行ったことがないので、まず駐車場探しから始める、なかなか見つからなくて、うろうろしてしまった。
近くに市役所があったので駐車場に停められた、帰りに織姫公園まで戻って来たら、市役所の方から公園に登る道が有って、上に広い駐車場が有りました。
●行道山へ
「行道山浄因寺」の方はバス停の所に大きなトイレがあり、その先舗装された狭い道を登ると20台以上も停められそうな駐車場が有りました。
栃木の山のコピーを片手に、「行道山浄因寺」に登り、山門をくぐって境内に入ると庫裏の手前右にハイキングコースの道標が有りました。
方向がおかしいと思ったら、コースは寺の裏を巻いて付けられていた。
少し登った所に「四十九院涅槃台」という展望の良いところが有って、小さな寝釈迦や、沢山の石仏にベンチがあり、東側の展望が素晴らしい、双耳峰の山が見えたのは筑波山のようで、眼下には足利の市街地が一望できる。
山頂から赤城山 |
●石尊山
涅槃台から西に向かうと十字路に出て、南に向かうとすぐに「石尊山」441.7mの頂上で、この縦走路で一番の展望の良い所です、山頂には、三角点と方位板が有り、「赤城山」「袈裟丸山」「皇海山」「白根山」「男体山」など良く見える。
「行道山」とはこの当たり一帯をさす山のようなので、ここが「行道山山頂」として、無線をしようと「石尊山」山頂で、430MHzを聞くと、おり良く日高市物見山移動の局のCQが聞こえてきたので、QSLを確保した。
●剣ガ峯
平坦な道を南へ向かうとわずかな距離で、「剣ガ峯」417mに着いた、ここは西側の展望が良い、此処でも430MHzで秦野市「三ノ塔」移動局のCQが出ていたのでお声がけして、QSLを確保した。
此処から急な道を下る、途中枝道が何本か有ったが、車道終点の広場に出た、織姫神社から登って来て、下るという人が、尾根ずたいに下っていったので私たちも、少し下ってみたが、ガイドブックとコースが違い、大岩毘沙門天よりも低くなってしまった。
やはりガイドブックのコースを行くことにして、来た道を戻り車道を下ると、左に入る道があり、大岩毘沙門天の境内に出た、なかなか立派なお寺である。
そこからさらに車道を下ると左側に、関東ふれあいの道の道標があり、下りかけた尾根道が此処で合流しているようでした。
その先でコースは車道から左に入り「両崖山」へ続いていた。ピークをいくつか越えて、「両崖山」手前のベンチのあるピークで休憩、お昼にして、最後の「両崖山」251mに登りました。
●両崖山
「両崖山」は山というより、神社のようで、多くの人がいて、下から散歩がてらすぐに登って来れるような感じをうけましたが、下ってみると岩混じり の道が続いていて、簡単な散歩道ではありませんでした。
此処では1200MHzで、秩父郡登谷山移動と、愛甲郡経ヶ岳移動局のCQが出ていたので、お声がけしてQSLを確保した。
「両崖山」からの道は、桐生の「吾妻山」と似ていて、途中展望台や水道などがあり、20分位で織姫公園に出られました。
織姫公園からは市役所の駐車場が見えたので、お墓の中の道を近道して、無事駐車場へ戻る事ができました。
●行道山の駐車場でハプニング
行道山の駐車場に戻ってみると、駐車場は勾配に対して直角方向に車を停めるように成っていてかなり傾斜がある、凍った所に停めてい た車の後部の、氷が溶けて滑ってしまい気の毒なことに隣の車に接触していた、下手に動かすと傷が付きそうである。
凍った所には車を駐車しない方が無難のようでした。
注) タイトルを「栃木の山120」にならって「行道山から織姫山」としたが、織姫神社は公園になっていて三角点があるようだが山は無いようだ、正しくは「行道山から織姫神社もしくは織姫公園」ではないだろうか。
1999年 2月 foxtrot