展望の良い桧沢岳(ヒサワダケ) |
標高1133m |
甘楽郡南牧村 |
登山日1998年12月12日 |
●檜沢岳
一昨年3月、私が、南牧村の「小沢岳」に登ったとき、JR1C** Sさんが、隣の「檜沢岳」から声をかけてくれた、12月12日、その「檜沢岳」に登ってきた。
先月、野反湖の山を登って以来なので、ほぼ一ヶ月ぶりの山行だ、下仁田を過ぎて南牧村に入るとダム工事の為か、ダンプカーが目立つ、根草集落の駐車場に車を入れて、登り始める。
登ろうとしている山も見えないし、登山口に案内板など何もないので、ガイドブックが無ければ、来ることが出来そうも無い山である。
無人の人家の庭を横切るところを、家の手前に、山に登る道が有ったのでそこに入ったところ、踏み後や赤テープなどが有るので安心して登った、ところがその先で急登の薮に成ってしまった。
県民登山で沢山の人が登る山なのでこんなはずはないと思い、杉林の中を西に進むと立派な登山道に飛び出した、ガイドブックは良く読んでおくものだと、反省させられた。
急登をしばらく登ると、西側に岩稜が見えてきた、大きな霜柱を踏んで登り深い谷を巻くと按部に出た。
●西峰に登る
正面は深く落ち込んでいる、右側の本峰に行く岩にはロープ下がっている、木の枝などに捕まりながら、まずは西峰に登ってみた。
足元がスッパリと着れ落ちている、展望は素晴らしい、遠く雪の「八ヶ岳」や西上州の山々が見渡せる、さらに西に道が有るので行ってみたが、岩を一つ越えた先で道は樹林の中に下っているので、引き返した。
●桧沢岳山頂
しばらく展望を楽しんでから、本峰に行ってみた、こちらも大きな木の枝が切られていて大変展望が良い。
社の脇の木に組み立てた6mのヘンテナをくくりつけCQを出してみた。
しかし展望の良さに比べて無線の方はさっぱりで、呼べど叫べど、応答無し、「雲取山」の移動局の強力な変調が聞こえていたので、何度か呼んでやっと取ってもらえた。
不調なのは1200MHzも同様で、前日430MHzでつながった、7M1H** Hさんが聞いていてくれたおかげで、何とかQSOする事が出来ただけだった、Hさん有り難うございました。
「檜沢岳」は西上州の山の典型で尾根が痩せていて、スリルを味わえる楽しい山歩きができるやまでした。
●記録
駐車場 9:12 -(0:58)- 10:10 西峰 -(0:20)- 10:30 山頂 12:32 -(0:38)- 13:10 駐車場
1998年12月 foxtrot