エビ山 標高1744m | ||
高沢山(タカザワヤマ)標高1906m | ||
三壁山(ミツカベヤマ)標高1930m | ||
登山日1998年11月14日 | ||
六合村、山ノ内町 | ||
野反湖を見下ろす |
●野反湖の未登の山
去年の「山と無線」フェスティバルの時、「三壁山」に登っているが、「エビ山」「高沢山」には登っていないので、何時か登りたいと思っていた。
ガイドブックに載っている適期は過ぎているし、雪も降ったらしいので、行けるかどうか危ぶまれたが、11月14日、出かけてみることにした。
行ってみると幸い、道路に雪はなく、野反峠を越えると、落葉した木々、エメラルドの湖面と、素晴らしい景色が広がった、景色を楽しみながら、ゆっくりと湖をまわり、野反湖ロッジの駐車場に車を止めた。
仕度をして、キャンプ場方面に向かう、途中の橋には雪が積もっていた。
キャンプ場からエビ山方面に向かう、2,3cmの雪と、氷と、霜柱を踏む音と共に、登山道を登る、ときどき振り返って湖の景色を楽しむ。
白根山と横手山 | 八間山 |
●展望が開ける
樹林帯を抜け、稜線に出ると湖の南側の展望が開ける一旦下って登ると、「エビ山」山頂に着いた。
展望を楽しみながら1200MHzでCQを出し佐波郡、大宮市、千葉県の3局と交信し、「高沢山」に向かう、風が出てきた。
急登を登り樹林帯に入ると「高沢山」山頂だった、風が強く寒い、430MHZでCQを出し伊勢崎の局と交信し先に進む、カモシカ平との分岐に出たので、カモシカ平に行ってみた。
カモシカ平 |
樹林を抜けると緑の笹原の中に「大高山」に向かう道が一筋付けられた素晴らしい光景が開ける、「横手山」と、冠雪した、「白根山」、「浅間山」は少し霞んで見える。
写真を数枚撮って、「三壁山」を目指す。
「三壁山」に向かう稜線は北側は樹林の間から志賀の山々が見える、薮に踏み込んで一枚写してみたが、どうも木の枝がじゃまである、途中この日初めての登山者とすれ違う。
八間山 | 白砂山 |
眼下に広がる野反湖、「八間山」が素晴らしい、東には「白砂山」も見える。
苗場山と佐武流山 |
●山頂を楽しむ
「三壁山」山頂を過ぎて東の展望の開けたところにザックを降ろした、ここからの景色は今日のハイライトだ、「堂岩山」の上には「白砂山」が、北側に大きな「佐武流山」そしてまだらに雪を被った「苗場山」、野反湖湖畔の「白砂山」登山口から、登山道をトレースすると登山道も良く解る。
カップラーメンを作り、おにぎりを頬張り、レピーターを聞く。
JL1*** Sさんが出てきた、1200MHzに移り59のレポートをもらう。
腹ごしらえも済んだので、コーヒーを入れて、1200MHzでCQを出し、さらに行田市、江戸川区、千葉県の3局と交信して、山頂を後にした。
本格的な雪の来る前のこの時期、静かな、そして素晴らしい景色を堪能した山歩きが出来た。
●記録
駐車場 9:17 -(0:57)- 10:14 エビ山 10:43 -(0:30)- 11:13 高沢山 11:35 -(1:05)- 12:40 三壁山 13:26 -(0:34)- 14:00 駐車場
1998年11月 foxtrot