渋川市の山を6山ほど
 
九十九山(ツクモヤマ) 172m 富士見村
十二山(ジュウニヤマ) 239m 富士見村
橘山(タチバナヤマ) 228m 前橋市、北橘村
城山(ジョウヤマ) 208m 北橘村
愛宕山(アタゴヤマ) 286m 北橘村
十二山(ジュウニヤマ) 351m 北橘村
登山日1998年 1月25日

 1月25日、最近の雪で山に行くのもままならず、暇を持て余していた。


 以前地形図を買って見ていたら、「渋川」に6つも山があるのを知り、暖かくなったらスクーターででも行ってみようと思っていたが、伊勢崎のJQ1V** Nさんも暇を持て余していたので、相談の末、急遽行ってみることにした。


●「九十九山」(ツクモヤマ)172.0m


 前橋の国道17号のコンビニで食料を仕入れて、田口町辺りの十字路から東に入り、「横室の大カヤ」標識の所を入った所に車を置いて、歩き始める。


 もう少し先に行った所から歩き始めた方が近かったが、少しは歩いた方が良いのでそのまま歩くことにした、大正用水の橋を渡り「九十九山」の南の人家の所に行くと、山頂への参道があった。


 ところがこの参道は竹林の中を登るが、先日来の雪のせいで、竹が数本倒れて道を塞いでいた、薮こぎならぬ竹薮こぎをしてすぐに山頂に着いた。


 山頂には石の祠と三角点が有った、東側にはゲートボール場が有り、公民館のような建物も有った、以前はこちらに参道が有って、そこを平らにならしてゲートボール場にしたような感じがした。


 山頂は木に覆われているがロケは良さそうである、樹林の間から「十二山」の赤い社が見える。


 公民館のような建物の所に車を置けば5分くらいで登れる山であった。


 山頂から「牛伏山」に登っていた、JR1C** SさんとレピーターでQSOして下山となった。


●「十二山」(ジュウニヤマ)238.6m


 車に戻って、北上、長い石の階段と赤い社を目印に「十二山」を目指す、参道の下の道の路上に駐車して、石段を登る、雪がだいぶ残っている。


 石段の途中の両側にはツツジの木が沢山ある、これが咲く頃はかなり良さそうだ、山頂には芝生の広場にベンチが有り、立派な赤城神社があり、展望も大変良い。


 裏には車道も有るので車で山頂まで登れそうだ。


 ベンチで昼食を取って、しばし展望を楽しむ、雪をいただいた榛名山が美しい、八ヶ岳も良く見える、JQ1V** Nさんはレピーターでローカル局とQSOしている、ハンディ機でも良く飛ぶようだ。


●「橘山」(タチバナヤマ)228.0m


 「十二山」の裏を回って、長者久保という地区に入り「橘山」の北の道に出る、埋葬文化財..分室という建物が有って、除雪された広い駐車場が有ったので、そこに駐車する。


 西に道があるので行ってみる、全面雪に覆われているが堅くしまっていて歩きやすい。 やがて、橘山自然探勝路の標識があるが雪で何処が道なのか解らない、適当に歩いていくと、西にロープが張られて通行止めの看板がある、この先には大きな鉄筋の建物があり、循環器?病院であった。


 薮のような所を適当に南に行くと、農道に出た、右に雪に覆われた道が有るようだ、農道は、17号田口町北の信号から入った道に続いているようだ。


 右の道を登ることにする、雪で覆われているが下はコンクリート舗装されているようだ、道はさらに続いているが、すぐに山頂とおぼしき場所に着く、まわりは樹林に覆われていて展望は無い、「橘山」228mと書かれた白い柱の真新しい山頂標識と、石の祠がある、三角点は雪に覆われているのか発見出来なかった。


 登る途中にも右に行く道が有ったので、帰りに行ってみたら、埋蔵文化財..分室の西側に出たので、雪に覆われた畑をショートカットして車道に戻った。


 途中日の当たるところでは雪が柔らかくもぐるので、あわててしまった。


●「城山」(ジョウヤマ)208.0m


 「橘山」から北上すると、「城山荘」の看板がある、道なりに行くと、すぐに「城山」に着いた、ここは17号の売り上げナンバーワンのコンビニの辺りからから良く見えるお城のような建物があるが、これが「城山荘」という旅館のようである。


 山城の跡で、展望もまずまずで、写真を撮っている人がいた。


●「愛宕山」(アタゴヤマ)286.3m


 「城山」から北上、真壁調整池の上に公園がある、公園の駐車場に車を置いて、雪の道を登ると愛宕神社がある、神社の裏を散策してみたが、雪が多く三角点は発見出来なかった。


 ここは始めてきたが、広い湖が有るので驚いた、公園はよく整備されているし、売店やテニスコートなどもあり大変FBな所である、展望も良くロケーションも良さそうだ、家族で来ても楽しめそうな所であった。


●「十二山」(ジュウニヤマ)350.9m


 「愛宕山」から赤城山の方向にこんもりとした樹林が見えるのでそちらに向かう、広い道との十字路を右折すると、側溝に車が落ちていた。


 この落ち方が凄い、普通は右側に滑れば、右側の車輪を落とすが、勢いあまってか、左の車輪が溝に落ちて、右側は山の斜面に載って傾いている、相当な勢いで飛んで行ったようである。


 その先に赤い鳥居があり山頂に長い階段が続いていた。


 付近の広場に駐車して、鳥居を潜って、階段を登るとまだ新しい神社が有った、展望は無い、辺りは雪で覆われていて三角点は見つけられなかった。


 この天候では山行は無理だと思っていたが、6山も登れて、というより、地形図で道を探すのが、なかなか楽しい一日であった。


1998年 1月 foxtrot