●一ヶ月ぶり

　１１月１６日のアイボール会で、紅葉山、城山に行って以来なので、ほぼ一ヶ月ぶりの山行である。

　朝仕度をしながら無線で呼ぶと、各局は既に出発しているようである、特にJL1H** Sさんは商売柄朝には強い、それほど遠い所へ行くのでもな いのだから、急ぐこともないのにと思いながらも、仕度を整えて後を追いかけた。

　霧積温泉へ行くのはは初めてである、温泉へ着く途中でやっとみんなと合流することが出来た。

　天候は良くかなり冷え込んでいる、長い霜柱を踏みしめて、各局と下世話な話をしながら歩くのはなかなか楽しいものだ。

●剣の峰へ

　剣の峰の山頂では落葉した木々の間から３６０度の展望が得られた、腹ごしらえをしてさっそく1200MHzでＣＱをだす、児玉郡と世田谷区の２局 と交信して、今度は角落山に向かうことにする。

　ところがJR1C** Sさんは、急登で危険そうなので、パスするという、JL1H** Sさんは、行くというので、荷物をまとめて出発するが、前剣の峰ま できたらやめるという、結局角落山へは一人で行くことになってしまった。

　前剣の峰から、笹薮の中を下って行くと、急な崖になっている、木の根や岩などがあり、手がかりは良い、ロープや鎖も設置されている、一か所 岩棚のようになっている所があり、浅間隠山方面の展望が良い。

　やがて倉淵村方面から登ってくる登山道との三叉路にでる、この先に角落山へ登る女坂の道標がある。

●剣の峰山頂

　日当たりが良いため、霜柱が溶けて少し泥濘になって滑りやすい、ひと登りで、角落山の山頂に立てた。

　角落山も展望はなかなか素晴らしい、足下には岩櫃山や、丸岩、高戸谷山なども望める、剣の峰にいる清水さんと1200MHzで交信、二人を待 たせても悪いので、山頂には１０分ほど居ただけで、剣の峰に戻った。

●記録

　霧積温泉 8:39 -(0:55)- 9:34 １６曲峠 9:45 -(0:40)- 10:25 剣の峰山頂 11:36 -(0:42)- 12:18 角落山山頂

　12:28 -(0:46)- 13:14 剣ノ峰 13:20 -(1:01)- 14:21霧積温泉

1997年11月 foxtrot