好天に恵まれた赤城山 |
地蔵岳(ジゾウダケ) 1674m 富士見村 |
薬師岳(ヤクシダケ) 1528m 利根村、赤城村、富士見村 |
陣笠山(ジンガサヤマ) 1475m 利根村、富士見村 |
長七郎山(チョウシチロウヤマ )1579m 富士見村、黒保根村 |
登山日1997年 5月18日 |
●旧友のHくんと
旧友のJM1L** Hさんが最近山歩きを始めたらしく、どこか一緒に行こうという事になった。
E-MAILで連絡を取りながら、まだ登ってない赤城山の山を幾つか登ってみる事にし、最近旧コールサインを復活したJM1L** Hさんと3人で出かけてみた。
5月18日(日)、手始めに「長七郎」と「地蔵岳」でもと思い、小沼の駐車場で待ち合わせる。
駐車場に着いてみると、驚いたことに、100名以上もいるか、団体が整列して、リーダーが拡声器で何やら説明している。
白樺牧場の所に待機していた大型バスに違いない、これはえらい事に成ったと思っていたら、団体さんは幾つかの班に分かれて行動を開始しだした。
どうやら自然の観察会のようで、小沼の周辺でかたまって、植物の観察しているようだ。
●地蔵岳
団体の後ろに付いてしまっては、たまらないので「地蔵岳」に登ることにした、駐車場から八丁峠の方に向かうと、オール群馬コンテストの移動部隊が、道路の脇に駐車して、大きなアンテナを上げている。
急登の登山道を30分足らずで「地蔵岳」の山頂に着く、広い山頂にはテレビ局や、建設省のレーダーなどのアンテナが沢山あるが、三角点が見つからない。
あちこち徘徊するに、ロープーウエイの駅の近くに立派な三角点が有った。
霞んではいるが、360度の展望が素晴らしい、特に北側の武尊や、谷川連峰の峰々が素晴らしい、駒ヶ岳の斜面には紫のツツジが沢山咲いている。
無線はレピーターでお馴染みさんと話しただけで、シンプレックスでの交信は出来なかった。
●五輪尾根に向かう
同行者と相談の結果、「五輪尾根」を歩くことにして、小沼の駐車場に降りた。
赤城北面道路を行くとの富士見村、利根村の境界のカーブの所に踏み後がある、木に社のお札のような物か付けてあるだけで、道標等は見あたらないが、近くの路肩の広い場所に帰りの車を置いて、私の車で、ガイドブックに書いてある「浦和市立赤城少年自然の家」の前まで行くと、「関東ふれあいの道」の大きな案内板がある、車を路肩に駐車して歩き始める。
道は大変良く整備されているが、例の歩きずらい丸太の階段が所々にあり、少し歩くと出張峠に着いた、此処から鎖のある急登が有ってすぐに出張山に出る。
出張山で小休止してしばらく歩くとブリキの山頂標識のある薬師岳に着いた。
時間もちょうどよいので、薬師岳で昼食にした。食事をしていると、大勢の子供たちが先生?に引率されて登ってきて先に行く、昼食後コンテストも終わって静かになった赤城山で6mで多摩市と1200MHzで柏市と一局づつ交信する事が出来た。
薬師岳の下りでは、北面にピンクのシャクナゲが沢山咲いていた、思いがけず美しいシャクナゲを見ることが出来たのは幸運であった。
陣笠山では、我々を追い越していった子供たちが休んでいた、此処は潅木が無いため展望は開けているが、反面日影が無いので暑い。
陣笠山からは僅かの時間で北面道路に出てしまった、「上州散歩」に出ているよりもかなり短い時間で歩くことが出来た。
●長七郎山も登る
「五輪尾根」を歩いてもまだ物足りないような気がしたので、当初の計画どうり、「長七郎山」にも行ってみた。小沼の駐車場から20分程で「長七郎」の山頂に着いたが、春霞みのせいで展望はいまいちである、此処でも1200MHzで流山市、藤岡市、東久留米市と交信する事が出来た。
これで「小黒桧」が残っているが、赤城山はだいたい登り終えた。
1997年 5月 foxtrot