シスオペさんと登った両神山

 
両神山(リョウガミサン)
標高1723m
大滝村、両神村
登山日1997年 5月 2日
  両神山山頂

●以前から登りたかった

 100名山の一つである両神山は以前から登りたいと思っていたが、首都圏に近いので混雑が予想されるため、なかなか実現出来ないでいた。


 両神山には幾つかの登山口がある、去年見に行った日向大谷、金山志賀坂林道の八丁トンネルの所、トンネルを越えた先の落合橋からなどがあるが、今回は一番無難そうな白井差から登ることにした。


 5月2日朝、JR1C** Sさんと430MHzで連絡を取りながら、鬼石、皆野、吉田町を通って両神村に入る、幸い以前にも来た事が有るので殆ど迷うことなく、白井差の登山口まで来ることができた。


 エアリアマップによると、駐車スペースは少ないとあるので、駐車する場所が有るか心配であったが、登山口の手前の道は路肩の広い所が沢山有るので少し歩けばかなりの台数が駐車出来そうである。


 白井差小屋の所にはゲートがあり、登山者カードや、両神駐在所発行の「両神山山歩きマップ改定8版」などが置いてあった、去年「セツブンソウ」を見に来たときもらったのが5版で、何が変わったのか比べてみたら、国道299号などが追加されていた。


●花が沢山ある

 登山道は大笹沢に沿って付けられていて、何度か沢を渡って次第に高度を上げて行くが、「ハシリドコロ」が沢山あった、そのほか「ニリンソウ」の大群落があったり、「ネコノメソウ」や「エンレイソウ」など沢山の花が咲いていてなかなか楽しめる、登り初めは紫の「ヤマツツジ」が多く見られたが、「一位ガタワ」の当たりから、ピンクのヤシオツツジが見られるようになってきた。


 でも山頂はまだまだ蕾の状態で後2週間くらい?すれば見ごろに成りそうだ。


 登山道は急登の連続で、おまけに登山者が多いせいか、至る所が「木の根の階段」に成っている、鎖場もあるが、これは下る為に付けられているようで、危険な所は無い。


 有名な山なので登山者の数は多いが、谷川岳くらい人がいるのかと思っていたらそれほどでもなかった。


 もっとも谷川岳くらい登山者がいたら、渋滞になってとても山頂まで行けそうも無くなってしまいそうだ。


●両神山山頂

両神山の山頂に立ってみると、狭く何人も立てない、100名山にしてこの狭さちょっと驚いてしまった、記念写真を撮って、早々に前東岳につづく、岩峰の方に行ってみると、おあつらえ向きの場所が有ったので、此処に陣取り、食事、無線と楽しい一時を過ごして来ました。


 しかし Sさんは430MHzでサブチャンが無く、不快な思いをしているようすである、私がピコ6を持って来て、1200MHzは櫻井さんに譲れば良かったかと思った。


 430MHzでロケの良い山で運用するには相当タフな精神力が必要だ。

両神山山頂  

●八丁峠方面

 岩峰の上に立って見ると、八丁峠方面に幾つものピークがつづき、遠く以前に登ったとんがり帽子のような「大ナゲシ」も見える、眼下には「金山志賀坂林道」がすぐ下を走っている、落合橋のカーブも良く解りかなり近いようだ。


赤岩尾根方面

 八丁峠から登って来る登山者も沢山居る、双眼鏡で覗いて見ると岩峰に取り付いている人が確認できた。


 両神山は谷川岳のような雄大さは無いが、いくつものルートが有りいろんな楽しみかたが出来そうな山だ。


●記録

 車を駐車した所 7:17 -(0:26)- 7:43 昇龍滝 -(1:24)- 9:07 一位ガタワ -(1:09)- 10:16 両神神社 -(0:34)- 10:50 両神山山頂


 12:30 -(1:14)- 13:44 一位ガタワ 13:51 -(1:17)- 15:08 車を駐車した所


1997年 5月 foxtrot