大ナゲシ | |
標高1532m | |
赤岩岳(アカイワダケ) | |
標高1560m | |
上野村、大滝村 | |
登山日1997年 3月 9日 | |
大ナゲシ |
●Oさんと行く
中里村の「諏訪山」から見た大ナゲシは見事な三角形で人を寄せ付けない威厳すら感じさせる、ある時「JQ1H** Oさん」に、大ナゲシに行きたいと言ったところ、 Oさんも行ってないので、一緒に行きましょうと話がまとまり、同行させて戴いた。
八丁トンネルの手前の駐車場で Oさんと合流、 Oさんの車に乗せてもらい、登山口のある小倉沢に向かう。
連れていってもらう私の方が遅れて行くなんて、 Oさん申し訳ありませんでした。
小倉沢の鉱山住宅街から赤岩峠に登り上げると、東側に何処から取り付いたら良いのか見当もつかないような、赤岩岳がそびえ立っている、北には大ナゲシの岩稜が見える、とりあえず、大ナゲシに登ることにして、西側の尾根に向かう、岩峰を岩角や木の枝などに捕まりながらやっとの事で登り、山頂に立つと正に360度の展望だ。
●大ナゲシ山頂
Oさんと握手を交わし登頂出来た事を喜び合った。
しばし展望を楽しみ、記念写真を撮り、レピーターで「鼻曲山」に登っている「JR1C** Sさん」を呼ぶと、山頂直下の急登を登っているようで息を弾ませている Sさんの声が聞こえてきた。
大ナゲシ山頂は伊勢崎方面と相性が良いようで、電力の少ない、エクストラロー EL の30mW+ホイップアンテナでもレピータが開いてくれる。
大ナゲシから赤岩岳を見ると、登山道のある北側は樹林帯に成っていて何となく登れそうなので、行ってみることにした。
垂直の岩場を降りるときは、 Oさんの指導でザイルを使って懸垂降下で降りたら大変楽に降りることが出来ました。
緊張する登り | ホット一息 |
●赤岩岳山頂
赤岩岳は一部凍った痩せ尾根があり緊張させられたが、大ナゲシより幾分楽に登ることが出来た、といっても大変な事には変わり無いが。
赤岩岳山頂 |
赤岩岳からの展望は東側は樹林に覆われているものの、こちらも大変素晴らしい、面白いことに、大ナゲシとはいくらも離れていないのに、EL の30mWではレピーターが開かない、0.5Wでは問題なく開くが。
食事もそこそこに1200MHzでCQを出すが、無線の方はさっぱりで、何度かのCQの後でようやく伊勢崎の局に取ってもらえた。
標高も1560mとそこそこあるになぜ飛ばないのかと、家に帰ってから地図で調べてみると、東側に赤岩岳より高い赤岩尾根が連なっていて南東には両神山、南は遠く東京方面の山々が有り、ちょうど埼玉や首都圏の方面が山の影になって直進性の強い1200MHzでは条件が悪いように思われる。
Oさんのおかげで難しい山を二つも登ることが出来て大変楽しい山行が出来ました、ただ家帰ってみたら、何処かで落としたのか、自作 1200MHzの5エレアンテナが無くなっていたのは残念でした。
アンテナはまた作る楽しみが出来たようなものであるが。
1997年 3月 foxtrot