伊香保森林公園から相馬山(ソウマサン)へ
標高1411m
榛名町、箕郷町、伊香保町
登山日1996年10月10日

●森林公園から

 以前シスオペさんが森林公園から相馬山に登ったというのを聞いて、当局もいつか登ってみたいと思っていた。


 紅葉にはまだ早いようだが、お天気もまずまずなので登ってみることにした。


 10月10日、体育の日、8時過ぎに家を出る、榛東村から森林公園をめざす、水沢山の登山口の駐車場に車を止めて、水沢山とは反対側の森林公園に入っていくと、すぐに案内板があり、それに習って登る、途中自転車を押している人がいたので驚いた。


 遊歩道は良く整備されているが、相馬山の方面に入って行く道は急に狭くなる、オンマ谷を右に見て一部笹薮で踏みあとが不明瞭な所も有ったが、おおむね平坦な道を進む、オンマ谷を挟んで二ツ岳の紅葉が始まっていて美しい、道はやがて登りにかかり、岩場のピークに立つと正面に相馬山が立ちはだかる、垂直に近い岩肌に赤や黄色の紅葉が美しい、何処に登山道が付いているのか不安になるような光景だ。


 岩場のピークからいったん下ると鞍部にはオンマ谷を背にして石仏があった。


 此処から登山道は再び笹薮の登りにかかる、今度は本格的な登りで、やがて凄い急登になり、岩や木の根に捕まりながら登る、やがて鎖場が3本続く、特に真ん中の鎖は大きな一枚岩にかかっていて、足が掛かりにくく、腕力で登った、此処から見える相馬山の岩壁の紅葉は特に素晴らしい、二ツ岳の山頂が真横くらいに見通せ、UHFテレビのアンテナ郡が良く見える。


 鎖場を過ぎると南に突きだした岩場があったので、小休止する事にした、双眼鏡で見ると水沢山の山頂に何人かの人が居るのが見える。


●相馬山山頂

 此処からひと登りで、相馬山の山頂に立てました。


 山頂の石仏の前に着くと、「山と無線」の編集長に良く似た人が居て、無線にも詳しいようだ、もしかして本人か、とも思ったが話していると、新町に住んでいるとの事で、もしかは有りませんでした。


 山頂からのながめは、残念ながら雲が多くて展望はききません、前回登ったときも曇りだったので、なかなか良い天気の時に登れないものです、無線は430MHzで桧沢岳の局、6mでは川乗山に登っていた二文字コールの局、1200MHzで新座市の局とそれぞれ一局づつ交信しました。


 帰りは紅葉を楽しみながらのんびりと下りました。


●記録

 登山口 9:50 -(0:51)- 10:41 小休止 10:47 -(0:19)- 11:06 相馬山山頂 13:18 -(1:12)- 14:30 登山口


1996年10月 foxtrot